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Cast >>Zoe Kravitz (Sweetness O'Hara), Gabourey Sidibe (Latonya Williams), Tim Blake Nelson (Coleman), Marc John Jefferies (Lil' Man), Jason Clarke (Gordon O'Hara), Antonique Smith (Ola O'Hara), Shareeka Epps (Fatima Harris) ...
Director >>Victoria Mahoney
Writer >>Victoria Mahoney
Producer >>Victoria Mahoney, Ged Dickersin, Diane Houslin, Billy Mulligan
Genre >>Drama
Country >>USA

 総合ポイント 4点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>4

 レビュー
"You don't belong this block"
スイートネス(ゾーイ・クラビッツ)は真面目な高校生。しかしイジメに遭っていて、妊娠中のお姉ちゃん(アントニーク・スミス)が体を張って助けてくれた。お母さん(ヨロンダ・ロス)は精神病を患っており、お父さん(ジェイソン・クラーク)から暴力を受け、家を出て行ってしまった。そんなお父さんは、お姉ちゃんにも優しさを見せず、お姉ちゃんも家を出て行ってしまう。そんなスイートネスは突然変身して、近所の優しい男ローランド(タリク・トロッター)に頼んで麻薬を売り始め、そしてイジメっ子(ガボリー・シディベ)にやり返して、彼女の手下の2人を自分の手下にしたのだった...

レニー・クラビッツとリサ・ボネの愛娘ゾーイ・クラビッツの魅力が満載のインディ青春ドラマ。学校に於ける所謂スクールカーストを見事に描いている。そして子供は時として、瞬時に変わってしまう。日本で言う所の「高校生デビュー」とか「夏デビュー」とか。と、所かまわず共感できる部分が多い。白人と黒人のミックスがイジメられやすい所も、日本にも最近多くなってきたハーフの子供たちにも置き換えられるだろう。主人公のスイートネスがまた変わろうと思っても、また後戻りしちゃう所もリアリティがある。

ゾーイ・クラビッツの「積み木くずし」。ゾーイの魅力が満載。真面目な時の彼女の表情と、悪くなった時の彼女の目に凄まじいオーラがある。父と母を超えそうな予感と楽しみが増えたのである。
(Reviewed >> 10/11/13:DVDにて鑑賞)

 100本映画
レニー・クラビッツとLisa Bonet / リサ・ボネの娘ゾーイ・クラビッツ主演作品。さらに詳しく書くと、レニクラも2世スター。レニクラのお母さんは黒人ならば誰もが知っている「The Jeffersons」というシットコムのレギュラーだった女優ロキシー・ローカー。レニクラの父親はロシア系のユダヤ人。そしてリサ・ボネのお母さんもユダヤ系。ロキシー・ローカーの両親はバハマ出身。と、ゾーイ・クラビッツには沢山のエスニシティ(民族・文化・言葉)が存在している。それ故か、ゾーイは人一倍に人を惹きつけるオーラが大きい気がしてならない。彼女の目は非常に力強くて惹きつけられる。レニクラのお洒落感覚とスター性、リサ・ボネの個性的でインテリな部分の両方を兼ね備えたのがゾーイ。なんかもうスターになる要素が一杯なのだ。

そんなゾーイの魅力がたっぷり詰まった作品。ゾーイが演じたのは、スイートネス。ぴったりな名前だ。しかしスイートネスは苛められている。どちらかというと暗い。友達も居ない。お姉ちゃんのオラ(アントニーク・スミス)と自転車で遊んでいたら、同じ学校のラトンヤ(ガボリー・シディベ)が率いるいじめっ子軍団達がやってきた。ここはお前達が遊ぶブロックじゃない、自転車よこせと。暴力を受けた。お姉ちゃんは妊娠しているのに、体を張って助けてくれた。家に帰ると、お父さん(ジェイソン・クラーク)とお母さん(ヨロンダ・ロス)は仲良くしていたのに、急にお父さんが怒り出し、お母さんに暴力。お母さんは精神病を患っていた。けれど家を出てしまった。残されたスイートネスとオラ。何とか2人は耐えるけど、お父さんは相変わらずに愛情なんか見せない。ふとしたきっかけで、お父さんが今度はオラと喧嘩。オラも家を出てしまう。残されたスイートネス。学校でもカフェテリアは白人と黒人とで真っ二つに分かれていた。お父さんの白人の血とお母さんの黒人の血を引くスイートネスはどちらにも属せなかった。ある時、スイートネスは変わる。派手な服に派手な化粧。いつも近所で優しくしてくれたローランド(タリク・トロッター)に頼んで、麻薬売りをさせてもらう。それがきっかけで、いじめっ子軍団の2人がスイートネスに接触。スイートネスはその2人を手下にして、ラトンヤに仕返しをしたが...

と、日本でも何となく置き換えられそうなお話。感想でも書いたけど、ゾーイ・クラビッツ版「積み木くずし」なのです。あんなに衝撃的でドラマチックな作りではありませんが...「静かなる積み木くずし」かも。シンナーとかは出てきませんが、その代わり麻薬。アメリカ的だね。しかもそのシーンに登場してくる人がびっくりですよ!え?なんで、貴方がそのパーティに居るの?的な。大人なんて...と、私だったら軽いトラウマになるかと...。でもスイートネスが助けを求めるのが、その大人。だからびっくりなんですよね。

ずっとお父さん役はコール・ハウザーが演じているものだと思って「上手くなったなー」なんて思っていたら、ジェイソン・クラークだった!だからか!「ゼロ・ダーク・サーティ」のダンの人。並べると似てないんだけど、どうも勘違いしちゃう俳優っているよね。最後はね、さすがにこのお父さんもいい所見せます。それにしても、ザ・ルーツのブラック・ソウト事タリク・トロッターさんは、映画でも頑張っている!出演作品にセンスを感じる。この役も好き。そしてガボリー・シディベはやっぱり上手いね。許さない所とかリアリティあるわ。いい女優さん。そしてその手下の1人を演じていたのが、シャリーカ・エプス。「Half Nelson / ハーフ・ネルソン (2006)」で注目を集めたけど、その後あんまり見なかった。と、ゾーイは共演者にも恵まれている!

監督はグラフティもこの映画の要とも語っている。その割りには、ごめん、映画の中のグラフティ、あんまり思い出せない... でもゾーイが冒頭で即興ラップやってるよ。超ーーーー可愛い!!

 トリビア
「プレシャス!」にて一躍注目集めているガボリー・シディベの最新作。レニー・クラビッツと女優リサ・ボネの娘ゾーイ・クラビッツが主演。監督・脚本・制作は女優して活躍しているヴィクトリア・マホーニ-。彼女の監督デビュー作品となる。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt1504508/
http://en.wikipedia.org/wiki/Yelling_to_the_Sky
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Last Modified: 2010-11-28
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