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●● レビュー Pam got a switch!!ジェフ(ジェニファー・ガン)は犯罪者の恋人に騙され、フィリピンの女刑務所に行くことになった。その中では、別のアメリカ人であるサンディ(ジュディス・ブラウン)やストーク(ロバータ・コリンズ)も居た。しかし彼女達アメリカ人の囚人は、看守であるアメリカ人でアラバマ(パム・グリア)にこっぴどく虐げられていたのだった... 同じ独房に入っていた唯一のフィリピン人と共に4人で脱獄を図るが... パム・グリアのデビュー3部作の1作品。いずれもフィリピンが舞台で、刑務所が舞台。今回はなぜかパム・グリアがいじめる側。なので残念ながらパムの本来の良さは発揮されていない。しかし、映画としてのラストが素晴らしい。ラストシーンだけは印象的。それまでは、そうたいした事はない。でもラストがとっても納得なのである。そうでなくっちゃ!と思わせる終わらせ方。ストークを演じたロバータ・コリンズが良い。 終わり良ければ全て良し...なのか、最後が良いので、なんだかいい映画を観た気分になってしまう。でもよくよく考えると、そう面白い映画だった訳じゃない事を思い出す。 (Reviewed >> 12/16/11:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 パム・グリア嬢がアメリカン・インターナショナル・ピクチャーズでデビューするに当たって、フィリピンで制作された作品の3部作の2作目。前作で人気となったパムは、ここでは悪役として登場でしております。パムが去年発売した回想録によれば、この撮影に向かう飛行機が余りにも粗末で、なんと着陸出来ずに飛び込まないといけなかったらしい。映画よりもそっちの方が大変そう。とはいえ、映画も大変でジャングルの中を駆け回ったりするので、虫とか大変だったらしい。という事で、日本でのタイトル通り、パム嬢が女体拷問するサディスティックな鬼看守を演じておりますです。って時点で、パムの魅力出し切れてないよねー。パムは虐められる側じゃないと!パムが演じた女看守は、名前がアラバマ。アラバマ出身だからね。アメリカの差別にうんざりして、フィリピンで女看守として活躍しております。その監獄には、なぜかアメリカ人の女性がちらほら。しかも白人女性なので、パムは昔の差別を思い出し、ネチネチと白人女性たちを拷問しております。まあ、あれだよね。アラバマって、公民権運動時でも舞台になっていた場所なので、パム演じた女性が白人嫌いになるのも分かるよね。教会に投げ込まれた爆弾で4人の女の子が亡くなったのも、アラバマのバーミングハム。爆弾事件が多くて、ボムミングハム(ボム..爆弾)なんていうニックネームまであった。しかもパム嬢はなぜだかレズビアン。 で、パムから虐められるのがジュディス・ブラウンとロバータ・コリンズ。前作「The Big Doll House / 残酷女刑務所 (1971)」にも出ていた2人。この2人、いいよねー。可愛いし。でも今回、主役というか、最初からメインとなっているのがジェフ役のジェニファー・ガン。長身。けど、イマイチ可愛くない... まあこのジェフが悪い男に騙されているんですねー。この男悪いですよー。麻薬だけでなく、フィリピン沖の船で売春させているんですわ。その船が「ズールー・クイーン」。はぁ??ですよ。全く。で、失敗したジェフは、その男にとってもう用なし。同じ刑務所に入っているロバータ・コリンズ演じるストークは、その男の手下であり、麻薬を貰っているのもあって、借りがある。なのでジェフ殺しを命じられるんですわ。でもストークは麻薬中毒者。失敗するんです。ロバータ・コリンズは本当に可愛い。 で、ですよ!ラストが最高。前回の「残酷女刑務所」もラストが良かったけれど、この映画も絶妙。やっぱり悪い人は映画の中では不幸に遭わないと!! ちなみにこのパムのフィリピン3部作がまとめてDVDでロジャー・コーマンのカルト・クラッシックという事で、シャウト!ファクトリーからリイシューされました。12.99ドルと安くなっていた時に買っちゃったもんねー。 (0937本目) |
●● トリビア パム・グリア登場している女性の刑務所が舞台のアクション映画。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0067995/http://en.wikipedia.org/wiki/Women_in_Cages http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=241256 |
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