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●● レビュー Saved家の主である父(ラヴァン・デイビス)は、妻に先立たれてから毎年自分の子供達が妻や夫を連れて帰ってくる週末を楽しみにしていた。息子のテリーと妻のダイアナは、問題はあったが、今は仲良く暮らし、テリーは事業を成功させ、ダイアナは弁護士として頑張っている。トロイは毎年違うガールフレンドを連れてくるが、いつも自分の妻にふさわしい人を探していた。だが、マイクとシーラは違った。マイクは事業を成功させていたが家庭を顧みず、相手にしてもらえない妻のシーラは寂しさから40キロも太ってしまったのだった... タイラー・ペリーの作品は、映画ではキリスト色が薄くなりますが、舞台ではかなりキリストの影響が見られます。それだけに、映画よりも濃い内容となっている気がする。ちょっとした簡単な単語ですらキリスト教の影響が見られる。「Saved」も簡単な単語で、蓄えとか救済とかの意味がありますが、作品内ではキリスト教に深い言葉となっていている。でも一貫としてキリストの教えをそのままドラマにしているので、善と悪が分かりやすく、内容も掴めやすい。苦労に耐え、努力した者は救われる。でも、さすがタイラー・ペリー。そこにコメディの要素をたっぷりと含んでくる。有名な「マディアおばさん」の居ない彼の作品は笑いも知恵もあまり無い様に思えたのだが、この作品はマディアが出ないのにも関わらず、笑えるシーンも知恵も沢山ある。 タイラー・ペリーはいつも作品の中で「努力してさえいれば、何でも可能だ」という事を見せてくれる。一見おとぎ話に聞こえてしまうストーリーですら、庶民的な物語の中に上手く組み込ませて、私たちにその可能性を見せてくれている。この面白い物語は、私たち観客を幸せな気分にして救ってくれる。 (Reviewed >> 9/11/07:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア タイラー・ペリーの舞台のビデオ化。映画化もされる事が決定している。主役には、歌手のシェリル・ペプシ・ライリー。彼女は幾度もタイラー・ペリーの舞台の主役を勤めている。彼女が演じた役のオリジナルキャストは、歌手のケリー・プライス。お父さん役のラヴァン・デイビスは、タイラー・ペリー製作のTV番組「House of Payne」に出演中。テリーとダイアナ夫婦を演じた2人は実生活も夫婦。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://imdb.com/title/tt0840040/http://en.wikipedia.org/wiki/Why_Did_I_Get_Married%3F_(play) Not available from Allcinema |
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