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●● レビュー "I knew that, whatever this God was, he sure liked singing.He loved people to sing.He loved to be praised"(Reviewed >> 12/3/19:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 ただ歌うことが好きだった人が変わるまで『ホイットニー ~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』ホイットニー・ヒューストン。2012年に他界してから、もうすぐで8年が経とうとしている。毎年、グラミー賞前にはホイットニーを思い出すようになった。熱狂的なファンという訳ではないが、ファーストアルバムは良く聴いた。当時というより、その後になってから良く聴いた。スーパーボウルでのアメリカ国歌はよーーく覚えているし、何しろ『Waiting to Exhale / ため息つかせて (1995)』が好きだった。だからやっぱりあの日は衝撃を受けた。後年は色々なバッシングも多かったけれど、その日を境にそれらを見るのが辛くなった。やっぱり彼女の歌は好きなので、そういった遺してくれたものを大切にしていきたいと思う。今回は、ホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー映画。『The Last King of Scotland / ラストキング・オブ・スコットランド (2006)』のケヴィン・マクドナルドが監督。 ホイットニー・ヒューストンが初めて人前で歌を披露した映像が流れ、そして「歌を歌うことが大好きなの」とあどけなさが残るはにかんだ笑顔でホイットニーは語っている。歌手であり母であるシシリーは、ホイットニーという名前は白人が主演のシットコムの登場人物が由来だとカメラの前で話してくれている。歌手として成功を収めたホイットニー・ヒューストンの人生が語られていく。 何となくデジャヴである。『Whitney: Can I Be Me / 日本未公開 (2017)』というホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー映画を先に見ていたせいだろう。歌手としてデビュー、その後成功し、ボビー・ブラウンに出会い結婚、出産、映画での成功、ボビーvsロビン、麻薬関係、バッシングのこと...と、内容も同じ人物を追っているので当然の如く似ている。ただ、『Whitney: Can I Be Me』の方は遺族が公開差し止めを求めたという点が大きく異なる。こちらの作品には、親族であるパトリシアが制作者として参加しているので免れたのであろう。そして『Whitney: Can I Be Me』の方が素のホイットニーが垣間見られる。想像以上に豪快で愉快なホイットニーが見れて、私はより好きになった。何というか、『Whitney: Can I Be Me』の方がホイットニーを身近に感じられたし、ホイットニーにとって大事な音楽関係の話も面白かった。こちらは、親族が参加した分、上辺な部分も多いかと感じてしまった。こちらを先に見ていたら、また違った感じに思えただろう。 (1735本目) |
●● トリビア ホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー映画。『ラストキング・オブ・スコットランド』や『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』のケヴィン・マクドナルド監督。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt5740866/https://en.wikipedia.org/wiki/Whitney_(2018_film) Not available from Allcinema |
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