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●● レビュー ...The cradle will rockニュー・オリンズに住む成功した若い夫婦ジョンとローラ(モリス・チェスナット&レジーナ・ホール)は、代理母になってくれる女性を探していた。まだ若いアンナ(ジャズ・シンクレア)を見つけた。受け答えもしっかりしていて、ローラは特に気に入っていた。ただ正規の方法で書類の手続きをするとまた何年も掛かる事を懸念しており、簡単に済む方法で進められるように、少し疑いを持っているジョンを何とか説得した。アンナの婚約者マイク(セオ・ロッシ)を呼んでディナーも済ました。アンナは受精卵を受け、妊娠した。しかしその後にアンナはマイクからのDVを受けてしまう。お腹には自分たちの子供が居るアンナを放ってはおけず、自分たちのゲストハウスに住まわせるジョンとローラだが、その頃からアンナがジョンを誘惑するようになり... と、前にも見た事あるようなスリラー映画ではあるのだが、まだお腹に居るので、その分代理母を頼んだ方の立場的な物が違って、中々ハラハラさせられた。何しろまだお腹に居るので余計に。これまたモリス・チェスナットが断固に断るけれど、何となくああいう風に言い寄られそうな雰囲気を持っているので余計にハラハラする。しかし映画はハラハラするだけのもので、代理母とかの問題点などを定義しているタイプでは全くない。そして誘惑する女性も若すぎるのもあって、女の嫉妬の怖さとか、妊娠した女性の母性を表現している訳でもなかった。警察も滅茶苦茶早い時と滅茶苦茶遅い時があって笑ってしまった。 本当にハラハラするためだけの映画。ハラハラはする! (Reviewed >> 9/25/16:劇場にて鑑賞) |
●● 100本映画 最近、年に1本位あるのがブラックムービー系サスペンス(ちょっとだけエロチックに)の、今年の1本がこれ。去年のそれ枠であった『The Perfect Guy / 日本未公開 (2015)』に出演していたモリス・チェスナットが主演。黒人版『ゆりかごを揺らす手』などと言われておりますが、ちょっとだけ違うかなー。まあそう言われるのには所以がある。この映画タイトルは子守歌「ロッカバイベイビー」の一節から取っており、その後に続く節が『ゆりかごを揺らす手』の原題(The Hand That Rocks the Cradle)とはイコールではないのだけど、太文字の部分が続く部分で、ほぼ同じなので匂わせている訳ですね。というか、題通り『ゆりかごを揺らす手』の前段階である妊娠中に起きるサスペンス。こちらは代理母という設定なんですね。女性が幸せな家庭に入り込んで...のサスペンスという事でまあ似ているのは似ている。まあ想像通りの展開です。ハラハラはする。けど1回キリのパターン。また見たくなる事はないかなー。と。一番イライラしたのが、警察の到着が「ええええーーーーーえええ!」って位無茶苦茶早い時と、次の朝来るパターン。都合良すぎwww ただ、モリス・チェスナットは良い人そうなので付け込まれて、ああいう風に女性に言い寄られそうだとは思った! でもこういうブラックムービーのセクシー系サスペンスって、どんなにセクシーで芸達者な人が演じても物語が安くてギャグ映画になっちゃうんだよねー。いつもケラケラ笑ってしまいます。『Obsessed / オブセッション 歪んだ愛の果て (2009)』しかり、『The Perfect Guy』しかり... まあまあ頑張っていたのが『No Good Deed / 日本未公開 (2014)』かなー。でもやっぱり笑っちゃうんだよね。でもこの映画『オブセッション』や『The Perfect Guy』ほど笑えないんだよね。あ、サスペンスか。 (1499本目) |
●● トリビア モリス・チェスナットとレジーナ・ホール主演のサスペンス・スリラー。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1389139/https://en.wikipedia.org/wiki/When_the_Bough_Breaks_(2016_film) http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=359216 |
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