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●● レビュー Three the Hard Way!!!タイのバンコクにて兄のボクシングの試合での無事を祈ったアリソン(セシリア・ウォン)をはじめとする妹達。その帰りにアリソン達の母が借金をしていると男達に言いがかりをつけられ、アリソンがその男達に誘拐されてしまう。アリソンは他の若い女の子達と共にそのまま監禁され、そして麻薬密輸に彼女達のプライベートな部分が使われ、香港まで運ばれた。しかし香港に着くと、今度は娼婦として奴隷扱いを受けてしまう。アリソンと一緒に香港に来た女の子が殺された事をきっかけに、アメリカのスペシャルエージェントであるビリー・エデン(ロン・ヴァン・クリフ)が捜査を開始し、アリソンを救おうとする。しかしアリソンは既に真面目な中国人労働者チャン(カーター・ウォン)に嫁として売られ、幸せな家庭を築こうとしていた... あのロン・ヴァン・クリフが主演。「あの」とは4回も空手チャンピオンになったロン・ヴァン・クリフである。前作の「Black Dragon's Revenge The Death of Bruce Lee / 日本未公開 (1975)」は凡作だったが、こちらの作品は面白い!かなり悪い世界が描かれております。1979年で、もうすでに「そして、ひと粒のひかり」みたいな事をしている。というか、プライベートな部分に隠すという凄さ。そして、その後は開放もされずに、奴隷のように女の子達が搾取されていく。トラウマになりそう。そんな悪い奴等を、ロン・ヴァン・クリフとカーター・ウォンともう一人(名前が分かりません)が、痛快にやっつけていく!カーチェイスあり、「ポリス・アカデミー5」ような水上チェイスもあり、とにかくアクションのてんこ盛り。 ロン・ヴァン・クリフがダンディで渋いファイターなら、カーター・ウォンは純粋で心からぶつかっていくタイプのファイター。その2人が行き違いで戦ってしまうシーンとかも最高である。ブラック・ドラゴン最後にして、最高に楽しませてくれた。もうちょい、ブラック・ドラゴンとして頑張れたかもとの悔いが残る。 (Reviewed >> 12/7/11:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 これですよ、これ!今まで、ロン・ヴァン・クリフについては何度か書いていますが、彼の作品では一番面白いかもー。こちらもロン・ヴァンが香港に渡って撮った作品で、ブラック・ドラゴンの3部作の最後の作品。前作2作には出演していたジェイソン・パイ・ピョウは出演していないけれど、その代わりというか...カーター・ウォンが出演している!しかも2人で対戦してるんですよ。そのシーンとか最高ですよ。で、なぜか映画の説明の文では、ロン・ヴァンとカーター・ウォンが団結して2人で...となっている所が多いのだけど、実際には3人で悪と戦ってます。でもそのもう一人を演じた人の名前が分からない!映画の冒頭のクレジットを一生懸命書き写して、後で写真でシラミ潰しに探したりと、かなり一生懸命調べたけど、分かりませんでした。ご存知の方が居れば是非教えて欲しい。その人は、ジャルジャルの福徳君(炎上しませんように)にそっくりでした。彼のカンフーも中々。ちなみにセシリア・ウォン演じる女の子の兄で、ボクシングも披露してました。いちようタイ人という設定ですが、セシリア・ウォンと同じく香港の人が演じていたと思う。という事で、タイの女の子達が誘拐され搾取され、香港に送られてしまう。しかも香港に送る時には、麻薬の密輸までやらされるんですよ。「そして、ひと粒のひかり」みたいに。でも一粒...の方はカプセルを飲んで体に忍ばせていましたが、この子達は大事なプライベートな部分に無理矢理隠されてしまうのです。悪いよー。マジ、悪いよー。しかも香港に何とか無事に着いたと思ったら、今度は娼婦にさせられてしまう!本当に酷いよ... トラウマになりそうですもの。セシリア・ウォンなんて可愛いから余計に可哀想に思えてくる。で、香港で真面目に肉体労働をしていたのが、カーター・ウォン。肉体労働で、余り稼ぎもないので、嫁が見つからない。お金でお嫁さんを斡旋してもらうのですねー。で、娼婦として働かされていたんだけど、とある事をきっかけに娼婦をやらせておくのが難しくなり、そういうカーター・ウォンみたいな香港の男の子達に嫁としてみんなを売り飛ばしてしまうんですね。 ロン・ヴァンは中々出てきませんが、後半は怒涛のように戦ってますよー。カンフーの戦うシーンも多いけれど、カーチェイスや水上チェイスなんていうものもあったりと、アクション密度が凄いです。ちなみにこの映画のDVDボーナスでは、リー・ヴァンも語ってますが、なぜかテコンドーをバカにしてます。なんで?後、この映画の撮影で行ったタイでは、キックボクシングの指導も受けたとの事。 (0934本目) |
●● トリビア ロン・ヴァン・クリフの香港3部作の1つ。「Death of Bruce Lee」に続いてチャールズ・ボネットが参加している。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0202097/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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