4216
Cast >>Michael Jai White (George Chambers), Scott Adkins (Uri Boyka), Ben Cross (Steven Parker), Eli Danker (Crot), Mark Ivanir (Gaga), Ken Lerner (Phil) ...
Director >>Isaac Florentine
Writer >>James Townsend, David N. White
Producer >>Boaz Davidson, Lati Grobman, Kevin Kasha, Avi Lerner, Trevor Short, John Thompson, David Varod
Genre >>Action
Country >>USA

 総合ポイント 4.5点/5点満点中
内容 >>5 演技 >>4 演出 >>5 音楽 >>4

 レビュー
Absurdly but surprisingly good sequence
アイスマン(マイケル・ジェイ・ホワイト)は、ボクサーとしてピークを終えて、ロシアで渋々プロモーションをしていた。しかしホテルの部屋に誰かが忍び込み、大量のコカインを置いていった。アイスマンはロシア警察に逮捕され、ロシアの重犯罪刑務所に入れられてしまう。その刑務所はロシアのマフィアのガガがコントロールし、ボクシングの賭け賭博をしていたのだった。その刑務所では、ユリ・ボイカ(スコット・アドキンス)が負け無しでチャンピオンとして君臨していたが、何かとアイスマンを挑発するのだった...

ウォーター・ヒル監督の前作に続き、キャスティングも制作者も一新して制作された続編。え?スナイプスのモンローが主役じゃなくて、アイスマンが主役なの??良い訳がない!と思ったんだけど、これが意外と面白い。ある意味漫画調ではあるが、それはそれで魅力となって面白くさせている。ロシアを舞台にした事が良かったのか、それとも主演をマイケル・ジェイ・ホワイトにしたからか、それとも相手役をスコット・アドキンスにしたからか?とにかく面白いのである。サブキャラクターが割りと丁寧に描かれているのも面白い理由の1つ。こちらの方が刑務所の生々しさとか、不潔さとかがキッチリと描かれていて、刑務所行きたくない度が上がる。刑務所映画はこうじゃなくっちゃ!と思わせる。

こうじゃなくっちゃ!がこれにはある。拳闘ボクシングから、すっかりマーシャルアーツ映画になってしまったのは、少々残念なところではあるが、途中から、まっいいか!と思わせる魅力があるのは確か。
(Reviewed >> 3/12/12:DVDにて鑑賞)

 100本映画
Undisputed / デッドロック (2002)」に続いて制作された続編。でも出演者もスタッフも総入れ替え。主演には我らの空手マスターのマイケル・ジェイ・ホワイト兄弟っす。前作ではヴィング・レイムスのおじきが演じていたアイスマンを演じております。って、前作の主役はウェズリー・スナイプスのモンローじゃなかったのか!!と、思わずツッコミ。モンローの方が魅力的なキャラクターだったのに、アイスマン膨らませますか?ってな訳ですよ。まあアイスマンの方が膨らませやすかったんでしょうねー。ヘビー級チャンピオンという肩書きがあるから。

で、そのヘビー級チャンピオンのアイスマンもピークの時期が過ぎて、チャンピオン時代の散財もあって、今やロシアでお酒のCMに出ないといけない程になってしまうのです。しかし、ホテルの部屋に誰が侵入し、運悪く戻ってきたアイスマンは応戦するも、人数で勝てず気を失う。警察の取調べ中に、ホテルの中から大量のコカインが見つかって、御用。全くもって運のないアイスマン。初犯なのに、なぜかロシアの重犯罪刑務所に入れられてしまうのです。そこでは、賭けの対象となっている人気のマーシャルアーツ対決が行われていたのです。その刑務所で君臨しているチャンピオンが、スコット・アドキンス演じるボイカ。まあ、そうなるとアイスマンと対決する事になるよねーってな訳で話が進んでいきます。

でもこの映画はサブキャラクターが多彩。割りとちゃんと描かれているので、物語として面白い。今回も男臭さはなかったけれど、刑務所にはやっぱり行きたくないよねーという陰気さが映像には漂う。そして舞台がロシアだからって、ロシアが敵!と描かれる訳でもなく、ロシア人にもいい奴は居るよねーという描かれ方なので、好感度は上がる。

あれ?この映画って、ボクシングじゃなかったの??アイスマン、なんでマーシャルアーツの達人になってるの?え???とは思った。ま、いいか。いちようその辺も描かれてはいる。納得は出来ないけど。でも、まあいいか!マイケル・ジェイ・ホワイト、やっぱり凄いな。上半身裸になる度に「Trois 2: Pandora's Box / 日本未公開 (2002)」のラブシーンが頭に浮かんだけど... そういえば、今回の映画ではアイスマンに女の影が見当たらなかった。女には懲りたのか?まあマイケル・ジェイ・ホワイトはこういうマーシャルアーツ系の映画の時には、急に硬派になるよね。「Trois 2」ではあんなにエロかったのに。ま、そんな所が兄弟の好きな所ですけど!!

 トリビア
前作のヴィング・ライムスとウェズリー・スナイプスから主役が変わり、ヴィング・ライムスが演じていたジョージ・チェンバース役にマイケル・ジェイ・ホワイトが演じた。またジョージ・チェンバースのキャラクターの元になっているといわれているのが、マイク・タイソン。マイケル・ジェイ・ホワイトはテレビ映画「Tyson」でマイク・タイソンを演じて開花したアクションスター。ちなみに前作でジョージ・チェンバースを演じていたヴィング・ライムスは、テレビ映画でマイク・タイソンのマネージャーのドン・キングを演じた事がある。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック
1. "The Eyewitness of the Word Had To See" - Male Choir of Valaam
2. "Mi Smo Za Lovu (We In The Money)" - Aleksandar Sasha Panich
3. "Runnin'" - Nathaniel Dawkins
4. "Cocktail Lullaby" - Homer Greencastle
5. "Drug Dealer" - Mike Mutantoff and the Killective
6. "Krush You"
7. "Till I Die"- Nathaniel Dawkins
8. "Adrenaline Junkie" - Gru
9. "Bring It On" - Nathaniel Dawkins

Soundtracks not available

 関連記事

 リンク
US Official SiteNot available

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0443676/
http://en.wikipedia.org/wiki/Undisputed_II
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329870

 関連商品(アマゾン)
DVD or VHS
from Amazon.com
Blu-Ray
Not Available
Video On Demand
Not Available
Book
Not Available
Soundtrack
Not Available
from Amazon.co.jp
Not Available
Not Available
Not AvailableNot Available
Privacy Informationプライバシーについて

ネットフリックス
Not availableNot available

Last Modified: 2010-07-03
>> HOME