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●● レビュー Everybody Loves 2Pac未だに多くの人に影響を与えているトゥパックのドキュメンタリー映画。影響を与えられた人達へのインタビュー。クインシー・ジョーンズの息子が制作。 私自身、未だに時たま「まだトゥパックは生きているんじゃないか?」と突然思ってしまう事がある。たぶんそう願っているからだ。でもトゥパックの側にいた女性に寄れば「生きていたら、トゥパックならこんなに長い事黙ってはいないわよ!」という事だ。トゥパックはラッパーとして、たしかにうるさい位に声を大にして、いつも何かを訴えていた。彼が黙っていなかったのには、訳があった。それはブラック・パンサー党員であった母の教えがあったからだそう。母はトゥパックに「静かでいる事はしない事」と教えたそうだ。そういう事実がトゥパックの側近達から明らかになっていくドキュメンタリーだ。 なにせ、トゥパックが一時期付き合っていたキタダ・ジョーンズの兄弟であり、クインシー・ジョーンズの息子が制作しているので、その関係性を最大限に活用し、トゥパックの新たな魅力を引き出しているのだ。 (Reviewed >> 7/12/12:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 やっぱり2パック好きだよねー。亡くなってからもうすぐで16年になるけど、あの時の悲しみは本当に今でも忘れられない。今みたいにインターネットが普及していた時代じゃなかったけれど、そのニュースは一斉に伝えられた。会社でアメリカの本社にそのニュース記事をファックスしてもらったりしたの鮮明に覚えてる。あんまり大きい記事じゃなかったから、多分普通の一般紙の記事を送ってくれたんだと思う。私なんて未だに生存説を信じてる。けど、このドキュメンタリーでパックの側近だった女性が言ってた「彼が生きていたら、こんなに長い事静かにはしてないわよ!」と。そうか、そうだよね。そろそろ出てくる頃だと思う(やっぱり未だに信じている)。やっぱりパックは唯一無二の存在で、今でもパックを超えたラッパーは居ない。何がそんなに私を惹きつけたかというと、やっぱり彼の詩にあった。とんでもなく悪党やエロい詩もあったけど、その一方で母を称える詩や妊娠しちゃった女の子を支える詩があったりした。しかもパックの場合は、そんな母を称える曲を作っておきながら、Kanyeみたいなマザコンだとは思えなかった。それはやっぱり彼が色んな曲を作ったからだと思う。まあそれ故に生存説が出たのもあるのですが… このドキュメンタリーでも誰かがトイレ行っている間にもう2曲書き上げてたとか話してた。パックの凄さの片鱗。 という事で、パックに惹かれたのは私だけでなくて側に居た人たちもそうだった。デジタル・アンダーグランドのショックGとか、ノーティ・バイ・ネイチャーのトリーチとか。ショックGは、パックの一番のファンだねって思いました。世話したあげた筈が、一番のファンになってる!!面白いのは、クインシー・ジョーンズの息子が制作。なのでクインシー・ジョーンズ御大も出演しております。パックに文句を言われたクインシー・ジョーンズも、やっぱりパックを許してるんですよね。なにせそれがきっかけで、クインシー・ジョーンズの娘キタダと付き合う事にまでなったんですもの。今は女優として活躍するラシダもこのドキュメンタリーに関わってます。ジョーンズ家のハリウッドパワーが最大限に活用されているドキュメンタリーです。 (1013本目) |
●● トリビア 1996年に25歳でこの世を去ったトゥパック・シャクールのドキュメンタリー映画。クインシー・ジョーンズの息子が制作。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0314806/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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