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●● レビュー Real women choose own destiny ランス(タイソン・ベックフォード)とタミー(クリステル・ウィルソン)は幸せな夫婦だったが、ランスは何者かに殺された。現場に駆けつけた刑事達がタミーに話を聞こうと近づいたところ、タミーを興奮させていしまい、拳銃を奪われた。そんな時に来たのが、精神科医を勉強中で警察で働いているミア(モニカ・カルホーン)だった。6ヶ月が経ちタミーは病院を出て、精神科医として活躍していたミアにカウンセリングを受けるようになる。ミアはヴィクター(クリストフ・セント・ジョン)と結婚していたが、ランニングで男性(マイケル・ジェイ・ホワイト)を見かけるようになり... パンドラボックス。開いちゃいけない箱の事。前作から微妙に繋がっている。前作が男性の欲望なら今回は女性の欲望。だと思って見ていたら、やっぱり男性の欲望なのである。男性の欲望は性だけじゃない。そして前作よりもよりセクシー。前作では控えめだった部分もより大胆になっている。そして前作同様に最後はかなり捻ってあって観客の想像力を上回っている。前作に比べると女性の方がスマートに描かれていて、男の悲哀が漂う。映画の中で誰かが言ってた。「本物の女は自分の運命を選ぶものだ」と。でも誰もが楽しめるような作品では無いし、現実的でも無ければ、芸術的でももちろん無い。でも何かが心に引っ掛かる。 そうだ、私も開けてしまったんだ。 (Reviewed >> 8/27/10:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 このシリーズ、割りと好きかも。尻上がりに良くなっていってる珍しいシリーズ。という訳で、これを書いている時点では次の「Trois 3: The Escort / 淫欲 (2004)」も見てしまってます。最後の3だけ日本でも見れるんですね。3だけ監督が違って、この前書いたシルヴァイン・ホワイトが監督。なので3だけ雰囲気がちょっと違う。こういうの苦手な人も居るかもしれませんが... 私は好きだよ。だって、マイケル・ジェイ・ホワイト(ずっとジャイだと思ってたんだけど、ジェイなのね。オフィシャルで知った。でもこのボーナス映像では監督はジャイって言ってた)がエロいー。アクションもいけて、コメディもいけて、こんなエロいのもいけるなんて最強なんじゃないかな。というかさ、公開中のスタローンの「エクスペンダブルズ」の黒人要員がなんでテリー・クルーズなのかさっぱり分からないのですよ。テリー・クルーズはどっちかと言えば、体格の割りに笑いのセンスのある人なのでコメディなのに!今だったアクションだったら、このマイケル・ジェイ・ホワイトとかじゃないの?と思うんです。でも、ちょっと枯れた感じのアクションだったら、やっぱりフレッド・ウィリアムソンとかだと思うし... と、まあ他の映画の話は置いておいて。マイケル・ジェイ・ホワイト、最強だよ。今回のは前回「Trois / 日本未公開 (2000)」に比べて、エロさもアップ。雰囲気もエロ。良く分からないエロい会員制のクラブとかの雰囲気作りもいい。ただ一つ残念なのが、マイケルの生尻はNGだったんでしょうか... 他のタイソン・ベックフォードの生尻は拝めても、マイケルは無しでしたね。後、前作の女性の主役ケンヤ・ムーアは胸も大きくて体つきもエロかったんですが、今回の主役Monica Calhoun (モニカ・カルホーン)は貧乳だし体つきはエロくないしセクシーでもない。でも演技力はケンヤ・ムーアよりもあるので、その点でとっても見やすい映画。女性の頭の良さというか計算高さが上手く表現されていますね。この映画は最後の種明かしが面白いのですが、今回も最後まで観ないと分からない種があって良いですね。それも1から3まで見ると男の女の関係というか、違いがあって面白いと思います。ただエロいだけじゃないんだな。もう今回マイケルが演じた役がこれまた... 哀しい男っすよ。最後待ってるところとかいいですね。彼女の為に料理して待つんですが、多分あれは日本料理を作ろうとしてたね。マイケルの日本ラブな所が垣間見られますわ。こういうアクションスターって、スタローンにしかりシュワルツェネッガーにしかり...体格はセクシーかもしれないけど、逆に女性からしたら性的な魅力に欠けてると思いませんか??ラブストーリーやらせても全然共感出来ない。でもなぜか黒人のアクションスターって、フレッド・ウィリアムソンもそうだし、このマイケル・ジェイ・ホワイトもそうだし、性的な魅力もムンムンで普通のラブストーリーも出来てしまうんですよね。特にマイケルは声も低くてセクシー。ゾクゾクしました。男前モデルのタイソン・ベックフォードと超エロい雰囲気の女優クリステル・ウィルソンのラブシーンもありましたが、そっちはエロいだけでね... マイケルとモニカ・カルホーンのラブシーンの方がいい感じなのですよ。私もマイケルが相手だったら、何度もパンドラの箱開けちゃうよ。というか、その箱見つけないとだね。いい感じのエロいシーンが沢山あるのが、この作品かも。結構大胆なんだけどその分ロマンチックでもあるので、女の子が見てもそんなに引かないと思う。「3」も良いのだけど、そんなにエロいシーンは無いかも。 とエロを強調してますが、本当に面白いシリーズなのですよ。地球に男と女が存在する限り、やっぱり欲望とか興味とか色々とあって当たり前。それをどうやってバランス良くしていくかですからね。それで人類を残していくんだもの。「3」は視覚的に良くなってるのですが、こちらの作品が物語が一番しっかりしているかな。 (0752本目) |
●● トリビア 今は一線で活躍するインディペンデント監督ロブ・ハーディとプロデューサーのウィル・パッカーによるインディペンデンス作品。大人の為のセクシーなスリラー作品の2作品目。公開時のタイトルは「Pandora's Box」。 主演にはアクション映画で活躍のマイケル・ジェイ・ホワイト、ビデオスルー作品で活躍のモニカ・カルホーン、ソープオペラに出演のクリストフ・セント・ジョン、人気モデルのタイソン・ベックフォード、前作に続いてクリスタル・ウィルソンが出演している。 第3弾まで作られるカルト人気作品。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 * American Black Film Festival2002 Won Best Performance by an Actress : Monica Calhoun * Black Reel Awards 2003 Nominated Theatrical - Best Independent Actress : Monica Calhoun |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0285869/http://en.wikipedia.org/wiki/Trois_2:_Pandora%27s_Box Not available from Allcinema |
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