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●● レビュー "It is my pain I see reflected in your eyes"(Reviewed >> 4/14/17:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 革命的で前衛的なLGBTQ映画『Tongues Untied』恐らく黒人同性愛映画人としては、『The Watermelon Woman / ウォーターメロン・ウーマン (1996)』のシェリル・デュニエと並ぶ位有名。ん?映画人というか、活動家として有名。ん?詩人として有名。という風に色々な肩書を持っていたのが、この映画の監督マーロン・リッグス。彼は1994年に亡くなっている。その死までの道のりを自ら撮ったのが『Black is... Black Ain’t / 日本未公開 (1994)』だった。このドキュメンタリー映画も、所謂過去の映像やインタビューで語るという普通のドキュメンタリーとは全然違う前衛的なドキュメンタリー。リッグスらしく、詩があり、歌があり、踊りがあり、それらでメッセージを伝えていく作品。 私が一押しのLGBTQ映画『Brother to Brother / 日本未公開 (2004)』というタイトルにもなった「Brother to Brother」から始まる。いきなり、がぁあああああーーーーっと来ますよ。あなた何書いてるの?って感じでしょうが、観れば意味が分かります(にやり)。とんでもない位個性的な間の連続。そして詩。圧倒されていると、今度は幻想的な踊り。こういう感じは、マーロン・リッグスとイギリスのアイザック・ジュリエン位しか出来ないだろうなーと。一瞬で彼らの世界観になってしまう。そしてその世界観に惹かれていく。この映画とそのアイザック・ジュリエンの『Looking for Langston / ルッキング・フォー・ラングストン (1989)』が同じ年に作られているっていうのが奇跡!アイザック・ジュリエンは日本でも有名だけど、マーロン・リッグスの方はイマイチ。この2人は本当に多才で芸術肌。 マスコミに作られた白人崇拝。それに踊らされていた自分。だが、同じ黒人男性に自分と同じ怒りを見つけ、そして黒人としてのプライドを取り戻していく。黒人男性が黒人男性を愛する事が革命的と語る。 というのを、マーロン・リッグスにしか出来ない感覚・視覚・言葉で語っていく。これね、分からない人には全く理解出来ない。そういう人達には残念ですねとしか言えない。分かると、最高に楽しいから。 (1542本目) |
●● トリビア 映画監督・詩人・同性愛者活動家であったマーロン・リッグスの作品。ベルリン映画祭の同性愛映画部門のテディ賞のベスト・ドキュメンタリー賞を受賞。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 * Berlin International Film Festival1990 Won Teddy : Best Documentary Film : Marlon Riggs * Cinema Eye Honors Awards, US 2016 Won The Influentials : Marlon Riggs * Los Angeles Film Critics Association Awards 1990 Won Independent/Experimental Film and Video Award : Marlon Riggs * San Francisco International Lesbian & Gay Film Festival 1990 Won Audience Award : Best Video : Marlon Riggs |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0103099/https://en.wikipedia.org/wiki/Tongues_Untied Not available from Allcinema |
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