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Cast >>Rita Moreno (Lola Montalvo), Mark Damon (Frank Serano), Gerald Mohr (Lt. Robert Brooks), Jay Novello (Papa Montalvo), Eugene Mazzola (Rudy Montalvo), Al Freeman Jr. (Satchel), Ike Jones (Latimer), Hari Rhodes (Claude) ...
Director >>Richard L. Bare, William Rowland (additional scenes)
Writer >>Irma Berk & William Rowland (story "All God's Children"), Morris Lee Green
Producer >>William Rowland
Genre >>Drama
Country >>USA

 総合ポイント 3.25点/5点満点中
内容 >>3 演技 >>4 演出 >>3 音楽 >>3

 レビュー
Interesting teen movie
ロサンジェルスの高校で麻薬取引が行われているとの情報をつかんだ警察は、若く見える黒人とメキシカンのハーフのフランク(マーク・ダモン)と白人のドンを高校に侵入捜査を開始させた。その高校では白人ギャングのロイヤルズのリーダーであるバックと、黒人ギャングのエボニーズのサッチェル(アル・フリーマン・ジュニア)、ヒスパニックギャングのカバレロスのマニュエルの3組の力が拮抗していた。バックは黒人地区やヒスパニックの地区にマリファナ市場を開拓するように、元締めにプレッシャーを掛けられていた。バックはマニュエルの妹のローラ(リタ・モレノ)に目をつける...

ちょっと変わったティーン映画。無駄な女性の裸体シーンが無ければ、もっと面白かったと思う。中途半端にエクスプロイテーション的なのが残念だ。60年代を舞台に、と言うか50年代最後を舞台に、「(白人にとっての)50年代の良き古き時代は終わった」とばかりに、若者達が暴れまくる。ここでもパワーを3等分しているのが、白人と黒人とヒスパニック。教室にはヤマモト君という日本人もいるが、力関係には関係していない所が日本人らしさを感じた。やはりバック率いる白人が権力を支配しようとする。彼等はマリファナを利用して、黒人とヒスパニックの地区に進出しようとするのだ。ヒスパニックのマニュエルがそれに断固断るシーンが好きだ。この時代のヒスパニックのイーストLAや黒人地区の映像がちょっと出てくるのも面白い。そして、この映画ではパッシングも扱っている。白人にしか見えない黒人が白人を通すというパッシング。そして異人種恋愛も扱っている。

時代を反映したギャングに麻薬にパッシングに異人種恋愛と、色々な問題を扱っているし、ローラ役のリタ・モレノやアル・フリーマン・ジュニアが良い演技を見せているが、無駄なセックスプロイテーション的なシーンもあるのが非常に残念である。
(Reviewed >> 9/15/12:DVDにて鑑賞)

 100本映画
何か最近古典映画を観てないなー、白黒で映画が観たい!と思った時に目についた作品です。この映画も「Blood In, Blood Out / ブラッド・イン ブラッド・アウト (1993)」よろしく、白人・黒人・ヒスパニックのそれぞれのギャングが登場する青春映画なのです。しかも1950年代のロサンジェルスの不良たちですよ!♪ヒャッホーイ♪.・・ヘ(= ̄∇ ̄)ノ とテンションあがるでしょ?この時代ってこういう不良映画が多かった。シドニー・ポワチエの「Blackboard Jungle / 暴力教室 (1955)」とか、ジェームス・ディーンの「理由なき反抗」とか、マーロン・ブランドの「波止場」とか。でもこの映画はそれ等の映画から5年離れているので、これまたちょっと違った趣。かなりセックスプロイテーション風というか、そうなんです。で、しかも「ウエスト・サイド物語」に出る寸前のリタ・モレノが主演。ヒスパニックと白人のミックスの女の子で、白人の男の子と付き合っている高校生を演じているのです。なので「ウエスト・サイド物語」の前哨戦みたいな映画で、ウエスト...は黒人部分が削られちゃった感じ?

そして今年に入って残念ながら他界してしまったAl Freeman Jr. (アル・フリーマン・ジュニア)黒人ギャング「エボニーズ」のリーダーています。フリーマンは優等生ぽいけど、不良姿がかなりカッコいい!何かちょっとクリス・ブラウン入ってるループも白人グループもヒスパニックグループもそれぞれお揃いのスタジャンを着ているんですよ。分かりやすい!

物語は最近都会の高校で不良たちが幅を利かせていて、しかも麻薬取引を学校でやっている節があるので、若く見える警官2人がおとり捜査で、学校に侵入する。一人は普通の白人警官なんだけど、もう一人は黒人とメキシカンのミックス!という設定。マーク・ダモンが演じていた。おーい!と突っ込みたくなりますわ。で、そのマーク・ダモン演じる男はリタ・モレノ演じる女学生に接近していくんですわ。でも「ブラッド・イン ブラッド・アウト」みたいにヒスパニックが黒人を押しのけて...という感じはない。ただやっぱり白人のギャング達が黒人とヒスパニックのコミュニティに麻薬を蔓延させて、搾取している様子は描かれている。50年代終わり・60年代初頭の黒人やヒスパニックのコミュニティが見れるのは貴重で割りと面白い作品ではあるんだけど、先に書いたようにセックスプロイテーション色が強い。もうちょっと普通に作ってたら、それなりに知られた作品になったかもしれないですね。まあでも学園物だけど、ジョー・クラーク先生サッカレー先生も金八も鬼塚もいない。学園物で警察が解決しているなんて物語として全然面白くないよね。今はキワモノ作品として、激安でDVDが売られております。

 トリビア
リタ・モレノとマーク・ダモンが主演の高校を舞台にした不良たちの青春像。アル・フリーマン・ジュニアやアイク・ジョーンズ、ハリ・ローズ等が出演している。
タイトルは「Lola's Mistake」や「The Black Rebels」というタイトルで再発されたりしている。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 リンク
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0054381/
http://en.wikipedia.org/wiki/This_Rebel_Breed
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=21249

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Last Modified: 2011-05-19
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