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Cast >>Omari Hardwick (Curtis Jackson), Shanola Hampton (Kalindra Stepney), Elimu Nelson (Ronnie), Tamala Jones (Daphne), Michael Beach (Will Jackson), Dorian Missick (Steve) ...
Director >>Charles Murray
Writer >>Charles Murray
Producer >>Brian 'Skinny B.' Lewis
Genre >>Drama
Country >>USA

 総合ポイント 4.25点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>4

 レビュー
We meet ev'ry day at the same cafe
カリンドラ(シャノラ・ハンプトン)は、高校時代から付き合っているバスケットボールの花形選手ロニー(イリム・ネルソン)と結婚していた。しかしロニーは怪我でバスケットが出来なくなり、今はガソリンスタンドで働いていており、カリンドラとの仲も良好とは言えなかった。特にある事が起きてから、ずっとそんな感じが続いていた。晴れないカリンドラの心を晴らすのは、最近ハマっているポエトリー。彼女は、地元のポエトリー・カフェの舞台に立っていたが、憧れはNYのニュヨリカンで、一度出ないか?と誘われていたが、ロニーがそれを許さなかった。そんな時、カーティス(オマリ・ハードウィック)と出会う。カーティスはカリンドラのポエトリーを引用し、口説き始めた。最初は全く相手にしなかったカリンドラだが、次第にカーティスに心を開いていき...

アンダーグランドなポエトリーの世界を描いた新人監督によるインディペンデンス映画。90年代の「Love Jones / ラブ・ジョーンズ (1997)」以降、ポエトリーが注目を集めた。ラップ・レーベルの創始者ラッセル・シモンズがHBOで「デフ・ポエトリー」も放映していたが、それを得てやっと映画に戻ってきた。この映画も「ラブ・ジョーンズ」同様に詩的なロマンチックさと、そしてセクシーさが光る。詩が映画をセクシーにさせるようだ。実際には不倫映画なのですけど... 詩のロマンチックさは、それをも忘れさせてしまう程。

主役の2人の雰囲気が抜群。なんていうか、このセクシーさはあの不倫の名曲「Me and Mrs. Jones」を彷彿させるのだった。
(Reviewed >> 4/10/14:DVDにて鑑賞)

 100本映画
何か久しぶり感のあるポエトリー映画。というか、「Love Jones / ラブ・ジョーンズ (1997)」以降、ポエトリーは黒人の間でも完全に市民権を得たけれど、映画作品としては続かなかったんだよね。「Slam / SLAM (1998)」なんていう本格的な映画はありましたけど... 後はやっぱりデフ・ジャムのラッセル・シモンズが制作していたTV番組「デフ・ポエトリー」の存在も大きいね。実際にこの映画の監督はその「SLAM」を見て影響を受けて、そして「デフ・ポエトリー」でポエトリーを研究した。でも完全に「ラブ・ジョーンズ」路線。何ていうか、あんな感じの恋愛ドラマ。

カリンドラ(シャノラ・ハンプトン)は、日中はレストランでウエイトレスの仕事をしながら、夜はポエトリー・カフェで詩を披露していた。カリンドラは高校時代から付き合っているロニー(イリム・ネルソン)と結婚していた。ロニーは高校時代は花形のバスケ選手でプロも期待出来た。しかし怪我で夢も挫折。今はガソリンスタンドの仕事をしている。そんなカリンドラとロニーの関係は冷め切ろうとしていた。しかもカリンドラは夢であるNYにあるポエトリー・カフェの聖地に誘われているが、ロニーは反対するばかり。しかもロニーはカリンドラの詩を聞きに来た事も1度も無かった。カリンドラが行ったバーで出会ったのがカーティス・ジャクソン(オマリ・ハードウィック)だった。カリンドラは何度かカフェでカーティスの姿を目撃した事があった。カーティスはカリンドラを口説こうとするも失敗。しかしカリンドラの詩を覚えていたカーティスに何かを感じるカリンドラ。夫と喧嘩したのをきっかけにカーティスと会うようになるカリンドラ。しかしそんな状況は幸せのまま続く筈もなく、しかもカーティスは秘密を持っていたのだった...

ってまあ不倫なんですわ。確かにロニーはどうしようもない所もあるけれど、救いようがないバカでもなくて... 確かに暴力は悪い。でも暴力は暴力、不倫は不倫として解決して欲しかったなーって、普通の主婦の私は感じる。いやー、大変面白い恋愛映画であるんだけど、そのせいでメッセージ性は低いよね。なんていうか、納得というか、スッキリしない。ロニーもなんか暴力に走る事から反省して変わる事が出来るような何か1シーンがあれば最高だったね。カリンドラのお父さんはその点ちゃんと変化するシーンがあるからさ、ロニーもそれがあって欲しかった。

という点だけが気になったけれど、後は最高ー。こうなんていうか、ポエトリーは映画をセクシーにするね。主役のカリンドラを演じたシャノラ・ハンプトンの雰囲気も素敵。大胆なところもあっていいね。ラブシーン最高だった!そしてカーティス・ジャクソンを演じたオマリ・ハードウィックの安定感!彼の名前が出るたびに「Linewatch / バトル・ライン (2008) (Video)」をおススメしていますが、本当におススメです。彼の名前はその映画で覚えた位ですから!でもハードウィックはこの映画のように、俳優になる前にはポエトリーでも活躍。ポエトリー界では有名なナショナル・ポエトリー・スラム大会で勝った事もあるらしい。しかもその前はあのジョージア大でフットボール選手もしていたらしい!しかもそのフットボールで、デンゼル・ワシントンの息子ジョン・デイビット・ワシントンが大学に入る前にフットボールをコーチしていたらしい!どんな経歴なの!って感じです。興味深い。「キック・アス」の続編ではマーカス刑事から降板しちゃったけど。まあね、見た目は現在オクラホマ・サンダーに所属しているNBA選手デレク・フィッシャー(うちのおいたん)とマイケル・ジェイ・ホワイトせんせーを足したような顔をしています。何ていうかセクシー。ちなみに彼が演じた役名がカーティス・ジャクソン。そう50セントの本名。なので映画の中で名前をイジられているのも面白い。アメリカ人でも名前をイジるんだね!

ポエトリーがセクシー。セクシーなのがポエトリー...なのか分かりませんが、とにかくセクシーな大人の恋愛映画。オシャレ感満載。こういう映画観る度に詩人って素敵!って思うんだけど、実際にうちの夫が詩とか詠み出したら、プッ!って笑っちゃうんだと思います。っていう、小っ恥ずかしさはちょっとありますね。

 トリビア
「スパークル」等に出演していたオマリ・ハードウィックが出演のインディドラマ。「ER」のマイケル・ビーチや、「クライシス・オブ・アメリカ」のドリアン・ミシック等が出演。

 その他

 受賞歴

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Last Modified: 2013-08-12
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