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●● レビュー Strictly Hipsterボビー(トミー・デビットソン)は、ある投資会社のメール係として働いていた。会社で仲買人のウェイモン(ジョセフ・C・フィリップス)とは性格も正反対ながらも友人だった。ウェイモンは、偶然に見かけたナタリー(ハリ・ベリー)に一目惚れ。奥手のウェイモンは名前すら聞く事も出来なかったが、彼女の落とした写真を持っていた。ある時偶然にボビーがナタリーの知り合いだと知り、なんとか会わせるようにお願いをするが... カルトクラシックです。今ではA級スター入りを果たした俳優が多く出演。オスカー女優となった名実ともにスターのハリ・ベリーに、最新主演作品が毎回ニュースになるサミュエル・L・ジャクソン... 唯一公開当時から名前が売れていたとしたら、アン・マリー・ジョンソンとJodeci位でしょうか?今は時を経て、あのハリ・ベリーとサミュエル・L・ジャクソンが出ていたとしてカルトになってます。 が、内容はいかにも90年代という感じで普通です。それなりに面白い事は面白い。最後の最後の監督の演出とか凄く好きです。でも、当時のヒップな感じの黒人らしさだけが良しとされているのが残念。真面目な主人公のウェイモンの彼らしいかっこ良さじゃなくって、彼が無理してオシャレになったカッコ良さだった。もうちょっと個性が反映されていたら最高だったと思う。なぜなら、その当時のオシャレな服とかスラングは、今見てみると結構カッコ悪く見える。同じ時期に作られた「モー・マネー」とか見ても、そのカッコ悪さみたいのは感じないので、やっぱり個性を無視されたカッコ良さはメッキでしかなかったのかもしれないと思えてくる。それでも、それぞれの俳優の良さを活かされてはいるので、皆役にはピッタリ。 売れる前の俳優達の熱いエナジーを感じる。個性を無視されたオシャレ感はメッキに見えるかもしれないが、俳優達のそれぞれの個性を感じるカッコよさはある。そのカッコよさは時代を経て、本物のポップカルチャーとなった。 (Reviewed >> Unknown:TVにて鑑賞、9/22/07:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア まだ売れる前のハリ・ベリーやサミュエル・L・ジャクソンが出演。「In Living Color」のトミー・デビットソンと「The Cosby Show」のジョセフ・C・フィリップスが主演。サム・ロックウェルに、デニス・リアリー、ジョー・トリー、アイゼイア・ワシントン等も出演している。監督は「サウンダー」から子役として活躍し、父が名優のロバート・フックスという、ケビン・フィックス。「アップタウン」レーベルのアンドレ・ハレルがプロデュースに参加しているので、彼のレーベルからデビューしたてのJodeciが出演しているのも話題だった。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック 1. I Just want Love - Stephanie Mill2. You Called And Told me - Jeff Red 3. Strictly Business - L.L. Cool J 4. You Remind Me - Mary J. Bilge 5. Fat Rat - Grand Puba 6. Let's Fly - Jodenci 7. How To Fly - Nice & Smooth 8. Let The People Sing - Heavy D And The Boys 9. Shining Star - Leaders Of The New School 10. Lock It - Rare Essence 11. Nows The B Turn - La Quan - Not on Album - 1. "Go Natalie" - Father MC 2. "Groove With It" - Big Daddy Kane 3. "Wanna Get With You" - Guy 4. "For the Love of Money" - Troop and Levert featuring Queen Latifah Soundtracks from Amazon.co.jp |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0102996/http://en.wikipedia.org/wiki/Strictly_Business Not available from Allcinema |
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