|
●● レビュー Beatリッパ(コンラッド・クリフトン)はアトランタの大学に通いながら、幼稚園の頃からの親友ジェイ(クリス・バーンズ)と共に音楽プロデューサーを目指していた。しかし大学の授業料の支払いを追われ、子供の養育費の事で子供の母親と揉め、以前に作ったビートを盗作されたり、大事な音楽機材を盗まれたりと散々な目に遭っていた。そんな中、大学で映画を勉強しているモニーク(オニラ・タレス)がヒップホップのドキュメンタリーでリッパを撮りたいと言ってきた。リッパは優勝すると日本行きと大金が貰える「ビートの鉄人(Iron Chef Beat Battle)」に全てを掛ける... タイトルからてっきり巷に蔓延るダンス青春映画の1つだと思っていた。いってしまえば、ダンスを音楽プロデュースに変えただけではあるのだけど、そんなに悪くもなかった。何ていうか「8マイル」みたいな感じでもある。主人公のリッパが絶対に悪い方になびかないのも前向きで良い。主人公とヒロインのモニークの魅力に頼る部分は多いけれど、青春映画にありがちな小っ恥ずかしさは無く、チャーミング。でも物語は有りがちなのが残念。 それにしても色んなバトルがあるんですね。 (Reviewed >> 7/10/11:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 タイトルとジャケットの感じ(パーカー深く被る系)から、最近もう食傷気味のダンスの青春映画だと思ってました。主人公は才能あるんだけど、お金が無くて大会に出て優勝して万事オッケー的な映画だと思ってたんですよ。っていうか、まあそうなんですがダンスじゃなくって音楽プロデューサーを夢見る話。でも主人公リッパを演じたコンラッド・クリフトンはチャーミング。コロンバス・ショート的で(レイカーズの選手で最近モニカと結婚した)ちょっとだけシャノン・ブラウン的でもある。アトランタが舞台で、タイラー・ペリーみたいにアトランタの外観の映像から始まる。タイラーとは違って夜だったけど。そして、バトル前に「8マイル(2002)」のエミネムみたいに...吐かないでしょ!黒人、やるっきゃないでしょ!でも完璧にバトルのシーンは「8マイル」に影響されてるね。でも最後に主人公がチャレンジする大会の名前聞いてずっこけたね。「ビートの鉄人」だってさ。英語では「Iron Chef Beat Battle」。「Iron Chef」は「料理の鉄人」がアメリカで放送されている時の英語のタイトル。しかもさ、その大会っていうのが西代表、東代表、南代表と分かれていて、そこで優勝すると日本行きが貰えるらしいんだね。だから鉄人かよー!でも単純だから、こんな所に日本が出てきたので、ちょっとテンション上がって映画に入り込んだよね。後は普通に進みます。でも嫌味が無いんですよね。何でだろう?他の青春映画だと、私の場合いい年なので「うわ!」って引いてしまうのですが、これはそれが無かった。主人公の相手役も演技は下手なんですがチャーミング。話し方がタラジ・P・ヘンソンを和らげた感じかな。ルックスは全然違いますけど。2人が恋に落ちていく感じがゆっくりでしかもお互いの魅力を徐々に出しているので、大人の私でも納得なんですよ。恋に落ちるだろうなーって。オバサンでも納得の恋愛。大人ぶってなくてね。ヒップホップの豆知識クイズを出し合うのが笑ってしまう。それでもお互いにサプライズな部分があって、それが余計に恋愛を刺激してます。 そしてこの映画で良かったのが、レコード屋の親父。彼だけはベテラン俳優なので上手い。私も余生はあの親父のように地元で頑固にレコード売って、若者にかっこ良くアドバイスしちゃったりしたいね。 (0878本目) |
●● トリビア 「You Got Served / ユー・ガット・サーブド (2004)」のプロデューサー陣が制作したプロデューサーを目指す大学生の青春映画。「Battle」というタイトルでも発売されている。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 |
|
●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1791612/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
|
|