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●● レビュー You'll never know what you're missing ウェイ・ウォン・ロン(ブルース・リィ)とサウシェン(ロー・マン)とチャイユン(オーヤン・プイシャン)の3人は小船で香港に行こうとしていた。しかし遭難。途中で別の小船に助けられ食事ももらえた。ウェイロンとサウシェンは港で仕事を見つけた。途中で黒人がイジメられていたので、ウェイロンとサウシェンは助けた。助けたのはアメリカ人のトム(カール・R・スコット)だった。意気投合し、トムはウェイロンからカンフーを習った。ウェイロンとチュイユンはいい感じになってきた。それを嫉妬するサウシェン。そしてトムを助けた事で、金持ちのチェンに目を付けられてしまう。仕事を失ったウェイロンとサウシェン。ウェイロンはチェンのバー「クラブ たそがれ」のウェイターとして働く。そしてサウシェンは賭け事のトラブルでチェンとトラブルになる。仕事が無いのでウェイロンは空手大会に出場し、めきめきと頭角を現すが... 絶対にダメなB級カンフーエクスプロイテーションだと信じきっていた。し・か・し!!!結論から書くと最高でした!!!たしかにブルース・リィはブルース・リーを搾取しているそっくりさんであった。しかしこの映画では見事!最初はそこそこカンフーが強い・上手い程度だったが、訓練後にちゃんと本当にかっこ良く、そして滅茶苦茶綺麗に強くなっているのが最高なのだ!そしてサウシェンを演じたのはあの『五毒拳』のガマ君なりよ!嫉妬する姿が初々しく、そしてそんな初々しいガマ君が、とても妖艶な女性とのシャワーシーンを見事に演じているのです。その2人の間にいる女の子チャイユンも可愛い。のに、結構激しいシーンを演じさせられていたりするのも最高です。そしてトムを演じたカール・R・スコット。おそらくまだ10代。ジム・ケリーやロン・ヴァン・クリフとは全く違うタイプ。NBAのポイントガードのような体格で、筋肉もしっかりとついており、綺麗な型を決めるのだ。一瞬で好きになった。 確かに勝手にロッキーのあの名曲「ザ・ファイナル・ベル」を関係ない場面で使い過ぎだし、効果音もちょっとおかしいし、編集もおかしい。でも確実に面白いストーリーでカンフーも決まっていた。終わってみたら、超好きになっていた!!これだからカンフー映画好きなんですよ!!!!! (Reviewed >> 5/22/15:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 もう見るからにダメじゃん!って思ってしまいがちな映画ってあります。「どうせ...」と思わせてしまうんですよね。たしかに優秀な映画じゃない。でも何だか最高に面白くって大好きになっちゃって、人に教えまくりたくなる映画ってある。それがこの映画だ。絶対にダメじゃんって思ったんだ...でも、最高だった!小船に乗って香港へ仕事を探しにやってきたのが、まだ若いウェイ・ウォン・ロン(ブルース・リィ)とサウシェン(ロー・マン)とチャイユン(オーヤン・プイシャン)の3人だった。ウェイロンとサウシェンの男2人は港の力仕事で頑張り、かわいらしい女の子チャイユンはそんな2人を家事仕事で支えた。故郷を離れたが自由に仕事をして生きている事に幸せを感じていた。仕事をしていたら、黒人の少年が暴力を振るわれていた。正義感の強いウェイロンはサウシェンと共にその黒人を助けた。黒人の名はトム(カール・R・スコット)。トムとウェイロンは意気投合し、ウェイロンはトムにカンフーを教える事になった。しかし助けた事が原因でウェイロンとサウシェンはトラブルになり港での仕事を失った。サウシェンは賭け事に夢中になる。ウェイロンは「クラブ たそがれ」のウェイターをしたが、トラブルとなっている金持ちのチェンが店に居て、さらにトラブルになる。ウェイロンとチャイユンは密かに愛を育んでいたが、サウシェンがそれを嫉妬した。仕事が無いので、ウェイロンは空手大会に出場する。それで勝ったら、チャイユンと結婚するつもりであった。ウェイロンとチャイユンは訓練中に襲われてしまう... 確かに酷いんだ。あの『ロッキー』の感動的な名曲「ザ・ファイナル・ベル」がやたらと使われている。それがトレーニング中とか争いで勝った後とか効果的に使われるならまだ許す。飛行機が飛び立つところとか、なんでそこで?という所で使われるんだよー!!!そして戦っている時に肌が当たった所の効果音も脱力系で、こちらが脱力する系。編集も途中でバッサリ切られている所も少なくない。元々は『Sweet Sweetback’s Baadasssss Song / スウィート・スウィートバック (1971)』のメディア化などで知られる会社Xenonがアメリカで発売したビデオは、ずたずたに切られているらしい。私が見たのはGround Zeroという所から出ていたDVD。アンカット版。と言っても、酷いよ。そりゃ。最後なんて、「The End」が出たのに、別バージョンのエンディングがそのまま流れるからね。という事で、この映画には2つのエンディングがある訳です。 主役のウェイロンを演じたブルース・リィはもちろんブルース・リーの2番煎じのような人であるが、この映画ではぴったりだったよ。訓練後に強くなっていく姿が好きですわー。そして、ロー・マンね!あの『五毒拳』のガマだった、あの!!!やっぱりこの人良い!!ガマが一番好きなのよ。間で嫉妬する役を上手く演じてましたねー。そして調べたらチャイユン役の人は、その後に『新ポリスストーリー』にも出ていたらしい。それにしてもカンフー・スターたちは名前を探すのも大変だわ。ブルース・リィさんは後に名前を変えているし、ロー・マンもLo MengやLo MangにMeng Loと表記が色々。チャイユン役に至っては名前が全然違っていてどういう事か良く分からない!という事で、カンフー・スターたちの確認はここが一番親切ですね。そうそう、タイトルも絶対に5つ位あるから大変っすよ。ちなみにあのユン・ピョウやユン・ケイもちょいっと出てますよ! で、最後のお楽しみですよ。カール・R・スコット!!素晴らしかった。余り背は高くないけど、筋肉がばっちり綺麗についていて、型が綺麗。体格的にはバスケットボールのポイントガードのような体系。まだ10代の時に『Bruce Lee: The Man, the Myth』にエキストラとして参加して認められ、この映画の出演に抜擢。多分この映画でもまだ10代じゃないかな?とてもあどけなさが残る顔。この映画の監督でもあるホア・シャン監督の『Sun Dragon』にビリー・チョンと出演。もう一本でまたもやビリー・チョンと共演したが、映画出演はその4本のみ。ひじょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに残念な事である。もっと見たかったねー。今は医療用のマリファナ診療所でセキュリティをしてらっしゃるらしい。あーーーーもったいない!でもホームページ持っております。カール・スコットの再評価ブームが絶対に来ますよーーーに!!!!! で何がそんなに面白いの?って??ストーリーも面白いし、どんどん強くなるのも面白いし、割りとエロ入っているし、ちょっとグロも入っているし、とにかく飽きない!確かに酷いけど、全然飽きない!もっとくれ!と思う。やっぱりどんどん強くなっていって、悪い人たちをガンガンにギッタギタに倒していくカンフー映画の醍醐味が味わえるからですね。最高よ!って...でも敷居は低くして見ましょう。 (1361本目) |
●● トリビア 黒人のカンフー達人カール・スコットとブルース・リィ(LeeではなくLiの方)と出演した作品。アメリカで制作された映画にエキストラ出演していたスコットがプロデューサーに気に入られ、香港に渡って制作した作品。 別タイトル『被迫』、『Last Strike』、『Kung Fu Avengers』、『Incredible Dragon』、『Tiger Strikes Again』、『精武指』。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0081539/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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