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●● レビュー Sorry, no thanks.カイラ(ケニア・マイルズ)は恋人と別れ、家を出た。それからサイモンという男と出会って一夜を共にしたりもした。一方、マックスは議員の選挙事務所で働いているが、所謂ボンクラ、何も考えていない。カイラは別の男と出会いスシデートするも上手くはいかない。マックスと出会うが、マックスには彼女が居た。しかし、ベッドを共にするカイラとマックスだったが... サンフランシスコの雰囲気たっぷりに作られたインディペンデンス映画。SXSWにて上映。カイラとマックスという男女が主人公だが、どちらからも生きている活力を感じない。何気なく生きている若い2人。何がしたいのかもよく分からない。とにかく普通の人々の普通の会話だけがずっと続く。しかしその状態は観客に何を伝えたいのかが、イマイチ掴みにくい描写であった。 サンフランシスコのイメージ通りではある。その町並みは楽しめた。しかしそれだけで何も伝わってこないし、感じられない。得体の知れない作品なのだ。 (Reviewed >> 11/1/14:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 まあ絶対にブラックムービーではないのですが、主人公の1人が黒人の女性で、そのせいかもうホームページに登録してあって、削除しよーかなーとも考えたんですが、もう登録してあるし、まあいいかと書いております。この映画を見た日本人も少ないだろうし。いや私だけかもしれないし。個性的な作品が集まるSXSW映画祭にて上映。サンフランシスコ。カイラ(ケニア・マイルズ)は恋人と別れ、家を出た。その後、新しい職を探し、新しい男性たちとも出会い一夜を共にした事もある。しかし中々上手くはいかない。その一方で、マックスはいちよう仕事を持っているが、どこか抜けていて、何に対しても情熱を見せていない。そんなカイラとマックスが出会った。しかしマックスには彼女が居た。それを知るカイラであるが、2人は一夜を共にして... なんいうか、リチャード・リンクレイターの『恋人までの距離』的なものを狙っているんですね。それをサンフランシスコでやった感じ。『恋人までの距離』から始まったあの3部作は、イーサン・ホークとジュリー・デルピーの何気ない会話で構成されていた。この映画でもカイラとかマックスに話をさせていく。俳優ぽい美貌を持っているわけでもない、普通の人々の普通の会話が軸。でもさ、リチャード・リンクレイターもイーサン・ホークもジュリー・デルピーもキャリアをちゃんと積んだプロだし一流なので、会話だけでも上手く構築していき面白い作品だったが、こちらは監督も俳優もまだキャリアを積んでいない人々なので、正直その会話が一番辛かった。だからそんな会話ばかりが続くこの映画は辛かった。 まあ、一発でサンフランシスコ!と分かるサンフランシスコの町並みは楽しかったかな。でもどうせなら同じインディでサンフランシスコなら『Medicine for Melancholy / 日本未公開 (2008)』を見るかなー。あちらの方はスタイリッシュでズキュンドキュン来たわ。 (1297本目) |
●● トリビア サンフランシスコを舞台にしたラブコメディ。酷い別れ方をした女性カイラがマックスという男を一夜を共にして... サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)映画祭にてプレミア公開された。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1162125/http://en.wikipedia.org/wiki/Sorry,_Thanks Not available from Allcinema |
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