1855
Cast >>Rock Hudson (Henry's Son - Peter), Dana Wynter (Peter's Betrothed - Holly), Sidney Poitier (Kimani Wa Karanja), Wendy Hiller (Henry's Daughter - Elizabeth), Juano Hernandez (Njogu, Oath Giver), William Marshall (Leader, Intellectual in Suit), Robert Beatty (Elizabeth's Husband - Jeff Newton), Walter Fitzgerald (Henry McKenzie), Michael Pate (Joe Matson), Ivan Dixon (Lathela, Loyal Gun-Bearer), Ken Renard (Karanja, Father of Kimani), Samadu Jackson (Witch Doctor), Frederick O'Neal (Adam Marenga, Mau-Mau Leader) ...
Director >>Richard Brooks
Writer >>Robert C. Ruark (novel), Richard Brooks
Producer >>Pandro S. Berman
Genre >>Drama
Country >>USA

 総合ポイント 3.5点/5点満点中
内容 >>3 演技 >>4 演出 >>3 音楽 >>4

 レビュー
"We are judged by their laws. And that is the truth"
ピーター(ロック・ハドソン)は、父のヘンリーや姉や姉の夫らと、ケニヤの土地を買い、黒人労働者を使い生活していた。ピーターが幼い頃に母親が亡くなったので、黒人のキマニ(シドニー・ポワチエ)の母に育てられ、キマニとピーターは兄弟のように育った。キマニの父は年長者で、集落に逆子が生まれた時に、昔からの風習で殺すように命じた。しかし、白人移植者達にそれは犯罪だと言われ、長いこと牢獄で生活する事になり、ヘンリーは助けようともせず、牢獄で亡くなった。キマニはその事などが原因で、黒人が結成した「マウマウ」に加入して、ピーターの元を去るが...

アフリカのサファリに魅了された作家ロバート・C・ルアークの本が原作。シドニー・ポワチエとリチャード・ブルックスという「暴力教室」のコンビが再び組んだ作品でもある。まだ独立前のケニアで制作。同じように育ち、友情を育んだ黒人青年と白人青年の2人が全く違う道を進んでいく事になる。黒人は革命軍団へ、そして白人はそれを抑圧する軍へ。父親を勝手な法律で殺された黒人と、自分達はお金で正規に買った土地なのだ!と主張する白人移植者達。かみ合う筈が無かった。しかしその2人の間の中間に居たのが、従順な黒人のラセラだった。彼は最後に「私だって同じもの(自由)が欲しい。しかしキマニとは違う方法で」と語る。しかし、キマニやマウマウに違う方法があっただろうか?

この映画がアメリカで公開される頃には、マウマウは終焉を迎えていた。しかし、その数年後にマウマウに入っていたと言われるジョモ・ケニヤッタがケニヤ独立後の初の首相となった。この映画が冒頭で訴える「何か価値あるもの」とは、やはり彼等が元々持っていた土地と慣習の事ではないのだろうか?
(Reviewed >> 1/10/14:DVDにて鑑賞)

 100本映画
この前のシドニー・ポワチエ出演の「Edge of the City / 暴力波止場 (1957)」に触発されて鑑賞。今年は基本に戻り、シドニー・ポワチエを制覇しようかと目論んでおりますの。やっぱり凄いでしょ。しかもこの作品には、ポワチエだけでなく、黒人俳優の中でも名優で通った人たちばかり!ポワチエのスタントまでした事があり、彼との共演が多かったアイヴァン・ディクソン(私が惚れた俳優・監督だ)!に、ファノ・フェルナンデス、フレデリック・オニール、ウィリアム・マーシャル(ブラッキュラ!)等々... 今で言ったら、デンゼル・ワシントンの映画にドン・チードルとモーガン・フリーマンとサミュエル・L・ジャクソンとジェイミー・フォックスが集まる感じと思ってもらって構わない。その位、凄いキャスティング。しかも舞台は独立前のケニア。物語にはマウマウまで出てきて、ポワチエがマウマウの1人!そりゃ、期待するよね。

主役はロック・ハドソン演じるピーター。ピーターの父ヘンリーがアフリカのケニアに入植してきて、母はピーターが幼い頃に亡くなった。彼等は黒人労働者を沢山所有しており、そのうちの1人キマニ(シドニー・ポワチエ)の母が、ピーターを育てた。なのでピーターとキマニは小さい頃から遊んでおり、兄弟のように育った。しかしある時、キマニは銃を持ちたいとピーターとピーターの義理の兄に話してしまう。黒人労働者にとって、銃を持つことはご法度だった。入植者達は、銃を持った反乱を恐れていたのだ。義理の兄からキマニを叩けを言われるピーター。叩けなかったピーターの代わりに義理兄が叩く。不信感を募らせるキマニ。更に追い討ちをかける事が起きる。キマニの父は長老で、入植者がやってくる前からの土着の宗教や慣習を重んじていた。しかし父はヘンリーには従順で問題等起こした事もなく、ヘンリーを信頼していた。しかし彼等の集落で逆子が生まれた。逆子は縁起が悪いという事で、その彼等の慣習で殺す事になっていた。しかし、今は白人の価値観と慣習で法律が決まっており、キマニの父は監獄行きとなった。キマニも父も、ヘンリーとピーターが何とかしてくれると信じていたが、結局キマニの父は監獄の中で死んでいった。キマニは集落から抜け出し、前々から誘われていたマウマウに入るが...

って面白そうでしょ?所がそうでもないんだよね。監督はポワチエと「Blackboard Jungle / 暴力教室 (1955)」で組んだリチャード・ブルックス。ブルックスからの電話でこの映画の出演を依頼されたらしい。ポワチエはケニアでの撮影中、オフでもずっとヘビに怯えていたと、後に告白している。まあ実際にヘビが居た訳じゃなくて、アフリカへの固定観念がそうさせていたらしい。それもあってか?なんか、ロック・ハドソンとの間に感じるものが無いんですよね。白人入植者の「正式にお金で買ったんだから、いいじゃないか!」という主張は伝わってくるんだけど、マウマウの怒りは伝わってこない。マウマウがガサツに描写されている。正式にお金で買ったし、ピーターはここで生まれ育ったから、俺の故郷なんだ!というのは伝わってきた。あれ思い出したんだよね。「Mugabe and the White African / Mugabe and the White African (2009)」。最後、キマニの息子はあれで本当に幸せになるのか?という疑問しか残らなかった。絶対に違うもんね。いや、もちろん逆子の赤ちゃんを殺してしまうのは、慣習とは言え、それは無くなっていくべき慣習だ。けど、「お金」で、土地だけでなく、宗教や言語や仕事や生活をコントロールし、自分達のルールを全て押し付けるのはどうかな?で、この映画の冒頭には「我々が男から伝統的な生活、慣習、宗教を奪う時、我々は断固とした”何か価値のあるもの”を償うべきである」というのが出てくる。生活・慣習・宗教に代わりなんて無いんだよね。アイヴァン・ディクソン演じた従順な男が「私だって(キマニと)同じ事を求めている。しかしこういうやり方ではない」と言う台詞がある。でも白人の為に銃を持って戦う事も「やり方」じゃないとは思っちゃったのは確か。

まあさ、彼等のやり方は今も変わらないよね。そう言っている自分達が一番「やり方」というか、価値観を押し付けてくる。自分達が声を荒げて止めろという言う前にさ、自分達だってスポーツだとか言って鹿とか鳥や...たまに人(最近はたまにじゃなくて毎日)を銃で殺してるじゃない。人の話は別になるけど、動物の場合はそんな文化のない私から見たら、とても野蛮で動物が可愛そう。どこが違うのか分からない。自分達だけが正義だと思っているのが、本当に迷惑。

ちなみにこの撮影時、マウマウはまだ存在していた。撮影を聞きつけたマウマウは、撮影中に何度か見張りに来たそうだ。しかし、撮影クルーはその姿を見る事はなかったらしいが、その存在はポワチエも凄く感じたらしい。凄い集団だよね。鍛えられていたのが、よく分かるエピソード。

 トリビア

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 リンク
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0050993/
http://en.wikipedia.org/wiki/Something_of_Value
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=6627

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Last Modified: 2014-01-12
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