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Cast >>Sinbad
Director >>Chuck Vinson
Writer >>Sinbad
Producer >>Anthony Eaton, Sinbad (executive producer)
Genre >>Stand-Up
Country >>USA

 総合ポイント 4.25点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>5 演出 >>3 音楽 >>5

 レビュー
"Bein' good isn't always easy"
80年代後半から90年代前半に大活躍したコメディアンのシンバッド。デンバーで行われたスタンダップコメディ・ライブがHBOスペシャルとして放送。

きっと90年代前半という時期にシンバッドはぴったりだったんだと思う。元軍人で大学卒業しており、良い意味でトゲの無いコメディアン。司会に映画にTVと大活躍だった。今回のスタンダップコメディ・ライブもそんな彼のイメージにぴったりだ。教会のコーラスから始まる。その中に混じっているシンバッド。一人リズムと音を外す。コーラスとリーダーとやり合うも、それがこのスペシャルのイントロになっている。全く毒がなく誰も傷つかない。始まって遅れてきたお客をイジるけど、やっぱりトゲがない。同じ事を別のコメディアンが言っていたら、恥ずかしくなりそうなんだけど、シンバッドが言うとそんな事ない。元々のネタが優しいのもあるけれど、割とキツメの事を言ってもそう感じさせないシンバッドの人柄。優しいコメディ。だからと言って笑えない訳じゃない。人気があっただけに、そこは最高に面白い。

トゲがあるから面白いのとは違う。優しさ溢れるコメディでも十分に人の心に刺さるコメディもある。難しい事だけど、シンバッドだから出来た事なのだ。
(Reviewed >> 3/1/14:DVDにて鑑賞)

 100本映画
80年代後半90年代初頭を知らない人には、私がこれから幾ら力説しても信じてはもらえないかもしれないけれど、その頃のシンバッドは凄かった。というか、その時代を知らない人々にとっては、シンバッドって誰さ?という感じであろう。シンバッドはスタンダップライブコメディアンから俳優になった大型コメディアンの一人。90年代にはアメリカン・ミュージック・アワードの司会も務めていた程。というか、映画ファンには「ジングル・オール・ザ・ウェイ」で、あのシュワ氏とフィギュアを争っていた体つきがデカイ男がシンバッドだ。元々は、ビル・コズビーの80年代の現象とも言うべき「コズビー・ショー」から派生した「ア・デイファレント・ワールド(A Different World)」でレギュラー出演をしてチャンスを作った。生まれはミシガン、大学はデンバー大学。そこで2年間バスケットボールをしていたが、怪我で断念。アメリカ空軍に入る。その時にカンザスのウィチタに飛ばされて、そこでコメディクラブの舞台に立つようになる。アメリカ空軍開催のタレントショーに出場。しかし軍の生活は上手くいかず、逃げ出した。その後にコメディアンとなって、人気のオーディション番組「スター・サーチ」に出演し、デニス・ミラーを抑えて優勝した。すぐにベテランのレッド・フォックスの「レッド・フォックス・ショー」のレギュラーを獲得。すぐに番組は終わってしまったが、間もなく「ア・ディファレント・ワールド」にレギュラーではなかったが、準レギュラーとして参加し、第2シーズンからレギュラーに就任し、人気となった。後は先に書いたように、映画でもアーノルド・シュワルツェネッガーと共演したり、自身が主演のコメディ映画に出演したりと活躍。しかし2000年以降は露出が減り、2007年にはシンバッドが死亡したとウィキペディアに載ってしまい、ネットでのでたらめ記事の被害者ともなった。そしてシンバッドは80年代的派手な色使いの服装も有名。

けどね、何度も書くけど、あの頃のシンバッドはイケイケだった。なんていうか、シンバッドのトゲの無いコメディも人から求められていたんだろうね。この時代って、ウェイアンズ家族やクリス・ロックやマーティン・ローレンス等とかぶっていて、シンバッド以外はみんなリチャード・プライヤーの影響を受けていたので、みんながみんな「白人だろうが、いったろ!」っていうイケイケな人たちばかりだった。その中でのシンバッドは、遠回りに差別や黒人問題について語るので異色であり、個性があった。あのテディベアみたいな大きな体に優しい顔立ちにぴったりなコメディをやっていた。白人の人たちが嫌がる脅威的な威嚇している怒れる黒人像ではなかった。だから、メインストリームにもすんなりと受け入れられたのだった。このスタンダップコメディライブも同じ。ネタでは、黒人でも白人でも共感できるネタが多い。全てがそうではないけれど、誰でも笑ってしまうネタが多く占めている。例えば、スキーでコケた時の話とか、女性の下着の話、難しい時期のティーンの話などなど。差別についても語るが、コロンバスの「ディスカバー・アメリカ」でアメリカを手に入れたという話で、ならば誰か知らない人のステレオを取っても「ディスカバー・ステレオ」で問題ないという位で、他の黒人コメディアンに比べると脅威的ではない。

ちなみにこのライブの会場になったのが、デンバー。シンバッドはデンバー大学に通っていたので、馴染みの場所。そこには、パム・グリア嬢が住んでいるので、客席にはパム・グリア嬢も!最後の方で、シンバッドはパム・グリア嬢に感謝を述べて、彼女へのネタも一発。パム嬢が嬉しそうでした!シンバッドは自分の著書で70年代が大好きで、パム・グリアの大ファンだった事も明かしている。そういえば、シンバッドが出していた70年代のコンピレーションアルバム良かったものねー。

オープニングはタイトルに合わせて、教会のコーラスに入っているシンバッドが滅茶苦茶テンポもリズムも外して、コーラスのリーダーの女性とやりあいながら始まる。面白かった。そしてラストは、アレサ・フランクリンも歌っていた「Son of a Preacher Man」の曲に合わせて、シンバッドの小さい頃の写真のコラージュ。でも掛かっていたのは、アレサ版じゃない。

ちなみにこのライブ映像は、HBOのスペシャル。HBOは、エディ・マーフィのコンサートライブで当てて、伝説となっているので、割かしこの時代まで黒人コメディアンのスペシャルが多かった!今は前ほどないですけど...というか、殆どないですけど... これ面白いんだけど、カットが無茶苦茶多いんだよね。ざっくりと切られております。

 トリビア
HBOにて放送されたコメディアンのシンバッドのスタンダップコメディ・ライブ。

 その他

 受賞歴
* Image Awards
1997 Nominated Outstanding Performance in a Variety Series/Special : Sinbad

 サウンドトラック


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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0938333/
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Last Modified: 2014-03-02
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