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●● レビュー Have funベック(ドゥエイン・ジョンソン)は、昔の借金のせいで賞金稼ぎを嫌々していた。ベックを雇っているビリーから、アマゾンで宝探しをしている息子トラヴィス(ショーン・ウィリアム・スコット)を見つけて、家に戻して欲しいと頼まれる。条件として、もう借金をチャラにし、ベックの夢でもあったレストランを一軒渡すという、ベックには願ってもない条件だった。嫌々ながらも承諾し、アマゾンに向かうが、そこにはそのアマゾンの地域を仕切るハッチャー(クリストファー・ウォーケン)が待っており、何かと衝突する事になり... WWEのスーパースターのロックが、「スコーピオン・キング」に続いてWWEと共に制作したアクションコメディ。前作よりも、よりロックのキャラクターを生かした作品になっていて、現代劇。WWEの時の燦々と輝くカリスマを持ちながら、今回はちょっと影のある男を熱演。銃を使うのが嫌いと言いながらも、割りと渋いウエスタン調なヒーローを演じているのが面白い。対照的に明るくてよくしゃべる男を演じているのがショーン・ウィリアム・スコット。この2人のコンビが中々面白い。そこに割って入るのが、ロザリオ・ドーソン。カッコいい女性を演じている。 なんとなく「インディアナ・ジョーンズ」。アクションのローラーコースター状態。全然飽きないドキドキ感。 (Reviewed >> 4/1/12:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 どーしてもザ・ロック様の気分でした。うちのオヤジさんが、この映画がテレビで放映している度に観てまして... 私もちょくちょく観てはいたものの... そういえば、最初からちゃんと観たことないなーという訳で、図書館で借りて観ました。うほっ。ザ・ロック様素敵!!前作の「The Scorpion King / スコーピオン・キング (2002)」よりも素敵!!と、その前に... 私、割りと小さい頃から兄の影響で、プロレス好きなんですよ。兄が借りてきた「プロレスラー列伝」も、勝手に読んでた位。その関係で、ドリー・ファンクが好きでした。でも暫く観てなかったんですが、うちのオヤジさんと結婚して、アメリカに渡った時にちょうどザ・ロック様がWWE(当時はまだWWF)で人気が出始めた頃だったんですよー。オヤジさんもプロレス好きなんで、毎晩のように観てましたねー。でもWWEって、黒人レスラーには厳しいじゃないですか... 黒人でWWEのチャンピオンになったのって、このザ・ロック様が初めてじゃないですか!!というか、未だにザ・ロック様だけじゃないですか!なんで、ザ・ロック様が出なくなった頃から見なくなりましたね。オヤジさんと子供は見てましたが... とは言え、ザ・ロック様はお父さんもレスラー。母方もレスラー家系。まさにサラブレッド。ザ・ロック様のお父さんの家系も面白いのですよ。カナダのノバスコシア人。アメリカで反乱を起したり、奴隷だった黒人達が自由を求めて、カナダに逃亡したのは皆さんご存知だと思う。そのカナダではノバスコシアに渡った人も多い。その1人が、ザ・ロック様の祖先。 と前置きは長くなりましたが、そのザ・ロック様がバウンティハンター(賞金稼ぎ)として大暴れ。なぜか銃を使う事を嫌い、体を体当たりする事で相手を倒す。しかも本当はバウンティハンターなんてしたくないけど、借金しているのと、レストランを持ちたいが為に仕方なしにやっている。今回は、バウンティハンターとして最後の引退式。いつものボスから、アマゾンで放蕩している息子を探して戻してくれという任務を受ける。しかしその息子はアマゾンで秘宝を探していて、見つかるまで後一歩。でもみんながそれを探していて、特にクリストファー・ウォーケン演じるハッチャーが追っていた。彼は非道で、その町全体を私有化して、町の人々を奴隷化して財産を築いていた。そこにザ・ロック様が登場する訳ですよ... 自由を求めて反乱を起した...または自由を求めて命辛々逃げた...子孫であるザ・ロック様が... うぉ... って思ったんですが、まあー、制作にWWEが関わっているので、そんな風に思うのは私だけでしょうね。普通の娯楽アクションです。アクションの応酬。まあー、飽きないです。ヒロインには、ロザリオ・ドーソン。彼女は本当に強運の持ち主だなーって、毎回思います。彼女は様々な人種が混ざっているので、そのエキゾチックな顔立ちがこれまた彼女が演じられる役の幅が広いんですよね。それにしても、クリストファー・ウォーケンも色んな役をやりますこと!放蕩息子にぴったりだったのが、ショーン・ウィリアムス・スコット。ああいう役やらせたら上手いね。 でもやっぱりザ・ロック様なのですよ。素敵過ぎます。黒人じゃ中々なれないWWEのチャンピオンに、その人気故になったザ・ロック様。映画に進出しても大当たり。今やアクションスターの欠かせない1人。でも、そのザ・ロック様が唯一人生で躓いたのが、プロフットボール選手としてのキャリア。大学ではマイアミ大学で優勝まで経験したが、プロに入ってからはNFLに入れず、カナダのチームでプレイするもすぐに解雇。まあそれがあったからこそ、レスラーの道に進んで成功した訳ですが... お父さんの故郷カナダでも活躍したかっただろうね。でもこの映画ではシュワちゃんからアクションスターとして道を譲るかのように、カメオ出演してもらってるんですよねー。やっぱりザ・ロック様なのですよ!!この前のレッスルマニアも、かなりスタミナが切れていたけど、カッコよかったわー。ジャブローニ達には分かるまい! (0984本目) |
●● トリビア WWEスーパースターのザ・ロックが主演のアクション映画。ロザリオ・ドーソンが共演。WWEが制作に加わっている。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 * MTV Movie Awards 2004 Nominated Best Fight : Dwayne Johnson Versus the Kontiki rebels * World Stunt Awards 2004 Won Best High Work : Paul Eliopoulos, Tanoai Reed 2004 Won Best Overall Stunt by a Stunt Man : Paul Eliopoulos, J.J. Perry, Tanoai Reed, Marko Zaror 2004 Nominated Best Fight 2004 Nominated Best Specialty Stunt |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0327850/http://en.wikipedia.org/wiki/The_Rundown http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=319114 |
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