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●● レビュー Sammy + Ethel = Entertaiment!!ルーファス・ジョーンズ(サミー・デイビス・ジュニア)は、いじめられて家に帰ってきた。ママ(エセル・ウォーターズ)は、そんなルーファスを膝にのせて慰めた。「いつか貴方も大統領になるのよ」と。ママの子守歌を聞きながら、いつの間にか寝てしまったルーファスは... 7歳のサミー・デイビス・ジュニアが歌い踊ったデビュー作。今でこそ、ちびっ子天才エンタテイナーは珍しくないけれど、このサミーの姿を見るとやっぱり本物は違うなーと思う。7歳なのに素人ぽい所がまるで無い。目線から台詞まで、本物のプロ。今の子役達は、ただ大人びているだけで、本物のプロという感じはしない。そのママを演じたエセル・ウォーターズもこれまた凄い。ママのイメージにピッタリだし、歌う時は物凄く優しいママ。 確かにステレオタイプな場面もやたらと多い。けれど、エセルが歌っていた歌詞で、さりげなくギャンブル(ナンバー賭博)を批判しているようにも思えた。 ルーファス・ジョーンズが大統領になる... 社会的な映画じゃないし、それを目的に作られたとも思えない。完全にサミー・デイビスとエセル・ウォーターズの才能の楽しむ為の映画である。黒人の少年が大統領になる... その夢がファンタジーなエンターテイメントでしかなかったその時代を感じる。 (Reviewed >> 5/24/07:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 日本でもお馴染みのエンタテイナーのサミー・デイビス・ジュニアのデビュー作(出演は「Seasoned Greetings」が先で、こちらが公開が先)。「Pinky」や「Cabin in the Sky」の名女優エセル・ウォーターズがデイビスの母親役。コメディアンのダスティー・フレッチャーも出演。 |
●● その他 米国版DVDでは、「The Green Pastures/緑の牧場」のDVDに一緒に収録されている。 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック 1. "Am I Blue?" - Ethel Waters2. "Underneath Our Harlem Moon" - Ethel Waters 3. "Lullaby" - Ethel Waters 4. "Rufus Jones for President" 5. "You Rascal You (I'll Be Glad When You're Dead)" - Sammy Davis Jr. 6. "Take an Oath" 7. "The Great Day's Come" 8. "Puttin' It On" - The Will Vodery Girls Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://imdb.com/title/tt0024509/http://en.wikipedia.org/wiki/Rufus_Jones_for_president Not available from Allcinema |
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