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●● レビュー Still ACE(Active Classic Entertainers)クリーブランドの町で引退し何もする事のないフランク(ブルース・ウィリス)は、年金課のサラ(メアリー・ルイーズ・パーカー)との電話での会話が唯一の楽しみだった。彼女から勧められたハーレクインすら読んでいた。しかし突然フランクの家に男達がやってきて、フランクを殺そうそした。しかしフランクは彼らを簡単に始末してしまう。フランクは優秀なCIAエージェントだったのだ。フランクは電話も盗聴されているだろうと、サラを間一髪で救い出すが、サラにとっては全く信じられない話であった。その時がサラとフランクの初対面だった... ヘレン・ミレンにモーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、リチャード・ドレイファス、そしてアーネスト・ボーグナイン。オスカー候補、またはオスカー功労賞として今すぐに名前が挙がっても違和感の無い人々の名前が並ぶ。しかし「オスカー」を感じさせる高貴な作品では決してない。しかしこれらの人々の名前が並んで、面白くない訳がない。優れた作品ではないけれど、断然に楽しめる映画。オスカー俳優達が実に楽しんで映画を作った感じが出ていて面白い。アーネスト・ボーグナインは92歳!こんな(失礼だけど)年寄りばかりなのに、原作のグラフィックノベルの空想が生きているアクションも見れるのも面白い。 だからといって、年寄りがガツガツ無理して頑張っている訳でもないし、今の若い子達は...という説教臭さが無いのがこの映画の面白さ。彼らはまだまだ現役なのだ。 (Reviewed >> 2/4/11:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 モーガン・フリーマン(73歳)も出演している、ベテラン揃いのアクション映画!ベテランというか... 加齢臭が漂ってきそうな初老と言ってもいい位の人々が活躍するアクション映画。多分平均年齢は70歳後半じゃないの??というのも、この前のスクリーン・アクターズ協会の功労賞を取ったばかりのアーネスト・ボーグナインが94歳!でこの映画出演者の平均年齢を上げている。現役。さすがにアクションは見せていないが、昔からいるCIAのファイル係で登場する。94歳で、ああやってちゃんと台詞を覚えたり、何しろカメラの前にちゃんと立てるって凄いよ。それ以外にも、ヘレン・ミレン(65歳)、ジョン・マルコヴィッチ(57歳)、ブライアン・コックス(64歳)、リチャード・ドレイファス(63歳)である。主役であるブルース・ウィリスだってもう55歳。所謂、働き盛りの30代・40代が居ない!でも若きCIAエージェント役でカール・アーバンが出演していて、彼だけ38歳。と、かなり平均年齢は高いように思える。実際に上の8人で計算したら63.6歳。平均年齢63歳によるスーパーアクション映画。これがちゃんとしたアクションを見せてくれているのが面白い。同じグラフィックノベル「The Losers / ルーザーズ (2010)」のおじいちゃん・おばあちゃんバージョンって感じかな。あちらは世界各地に飛んでいたけど、こちらは全米各地に飛んでる。マンガみたいなアクションを頑張ってるんですよ。でも、わざと若ぶって...とかそんな感じではなく、無理してない。燻し銀なカッコ良さで見せてくれてます。演技でカバーしている所は沢山あるけれど、彼らはそうやってカバー出来る演技力の持ち主だからね。凄いんですよ。ジョン・マルコヴィッチは期待通りの変態だし、ヘレン・ミレンも気品漂う元エージェント。私が一番心惹かれたのが、ブライアン・コックス!素敵ー。出てきた瞬間からいい雰囲気が漂ってます。彼だけ元エージェントじゃなくて、ロシアの人。これだけのビックネームが出てますが、優れた作品ではないです。でも確実に楽しめる作品ですね。完全なる娯楽作品。アメリカはおじいちゃん・おばあちゃん連中もスーパーやね。勝てないわ。 (0823本目) |
●● トリビア ウォーレン・エリスのグラフィックノベルの映画化。モーガン・フリーマンが出演している。ブルース・ウィリスが主役のフランク・モーゼスを演じる。フリーマンだけでなく、ヘレン・ミランやジョン・マルコビッチ等豪華キャスティング。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1245526/http://en.wikipedia.org/wiki/Red_(2010_film) http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338115 |
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