|
●● レビュー とってもドラマ要素のある映画だ。人の人生とは、これほどまでにドラマティックなのだろうか...多分そうなのかもしれない。このモデルとなった主人公程、ドラマティックでないかもしれないが、彼を同じくらい、人との出会いはある筈。良きにしろ、悪きにせよ... そんなドラマティックな人との出会いを、良く描けている作品だ。もちろん、主演を演じたドン・チードルが素晴らしい。最近、脇役ばかりだが、やはりこれを見た私からしてみれば、彼の脇役なんてつまらない。これくらいの主役をしてもらわないと... これを見てしまった私には、消化不良だ。その位、彼の演技は素晴らしかった。また彼のティーンの時代を演じていた、ドン・チードルの実の弟も素晴らしかった。彼のママを見る優しい目が非常に印象的。彼は、今は普通のサラリーマンになってしまったとの事だが、非常に勿体ない。フォレスト・ウィッテカー。出番は少ないのに、もの凄い印象。彼の演じた役だけで、また映画が出来てしまいそうな存在感。また、監督も勤めたエリク・ラサール。実に、人間を繊細に描いていてとっても素晴らしい采配だった。もちろん、役者として一番美味しい役を演じていただけあって、そちらも素晴らしい演技だった。マイケル・ビーチ。いつも子憎たらしい役を演じているが、彼ほど、飄々と演じてくれると、こちらも気分がいい。そこにジェームス・アール・ジョーンズが登場する。いきなり画面が締まるのは、やっぱり彼の才能。凄いオーラで演じていた。 人の繋がりを大事にする事。難しいけど、それが人間を豊かにする宝なのだ。 (Reviewed >> Unknown) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 実在したアール・”ゴート”・マニガルトを主人公にしたドラマ。彼は、この映画で描かれていた通り、伝説のNBAプレイヤーのカリーム・アブドゥル=ジャバーが「対戦した中で、一番上手い選手」と名前を上げていた人だったが、色々な理由でNBAでは活躍出来なかった選手だ。その成り行きを実に上手くドラマ化した映画。主演に「トラフィック」のドン・チードル、「ER」のエリク・ラサールとマイケル・ビーチ、「ボクサー」のジェームス・アール・ジョーンズ、「バート」のフォレスト・ウィッテカー。俳優のエリク・ラサールが監督をしている。 ちなみに若い頃のアールをドン・チードルの弟コリン・チードルが演じている。彼はこの映画に出演したのみで、その後は会社員として働いている。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 * Image Awards1997 Nominated Outstanding Lead Actor in a Television Movie or Mini-Series : Don Cheadle 1997 Nominated Outstanding Television Movie or Mini-Series * Motion Picture Sound Editors, USA 1997 Nominated Best Sound Editing - Television unknown - ADR * San Francisco International Film Festival 1997 Won Certificate of Merit Television - Drama-Television Feature : Christopher Walker |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 * 映画秘宝EX涙の千本ノック! スポーツ映画大全集にて映画の紹介 |
|
●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0117450/Not available from Wikipedia http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=83733 |
|
|