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●● レビュー My word is my power, power ♪(Reviewed >> 9/16/20:VODにて鑑賞) |
●● 100本映画 パワー絶大なスター・パワー『プロジェクト・パワー』ジェイミー・フォックス主演のスーパーヒーロー映画。ジェイミー・フォックスもNetflix作品に出るのかー! というのが最初に思ったこと。とは言え、ウィル・スミスだってNetflix作品があるのだから、そうか当たり前か! とも思った。コロナ禍が始まってから益々Netflixの勢いが止まらない。その勢いを感じる作品となった。共演には、『(500)日のサマー』のジョセフ・ゴードン=レヴィット、『The Hate U Give / ヘイト・ユー・ギブ (2018)』のドミニーク・フィッシュバック。監督は、『パラノーマル・アクティビティ4』のヘンリー・ジュースト。 近未来のニューオリンズの真夜中に、「これこそパワーだ」と謎の「パワー」と呼ばれるカプセルが麻薬密売人たちに無料で配布された。それから日が経った頃、高校生のロビン(ドミニーク・フィッシュバック)は従兄弟ニュート(マシンガン・ケリー)から仕入れたパワーを売りさばいていた。パワーは5分間だけスーパーパワーを使えるカプセルだったのだ。パワーを狙った強盗に襲われそうになったが、ニューオリンズ警察のフランク(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が助けてくれた。フランクはロビンの顧客の1人だったのだ。そして、アート(ジェイミー・フォックス)がニューオリンズにやってきて、ビギーと呼ばれる男を探していた... 突っ込もうと思えば、突っ込み所のある物語ではあるけれど、私は好き。この3人の才能をビシバシ感じて、物語の穴も気にならなかったほど。特にドミニーク・フィッシュバックが素晴らしい。父親を欲し、アートと出会い、そして父親を思う気持ちに似たものを感じるけれど... そう簡単にはいかないですよね。ラストも凄く良かった。警察官ながら少し汚れた部分もありながら、それでもやっぱり正義感のあるジョセフ・ゴードン=レヴィットも良かった。そして、そして... ジェイミー・フォックスですよ! 彼はやっぱりオスカー俳優。ドミニーク・フィッシュバックとの距離感が凄く良かった。そして最近はよく映画のロケーションとして使われるニューオリンズ。『The Lovebirds / ラブバード (2020)』でも使われておりました。今回は、ニューオリンズ・セインツの試合後でファンが「Who Dat?」のあの有名なチャントが出てきましたね。そしてアートが冒頭でニューオリンズに来るシーンと、ニューオリンズを出るシーンがとても良かった。 主要キャスト3人のスターパワーをとても感じた作品。彼らの演技がこの映画を牽引し、面白くさせている。このパワーは絶大だ。 (1767本目) |
●● トリビア ジェイミー・フォックス主演のNetflix作品。共演にジョセフ・ゴードン=レヴィットと、『ヘイト・ユー・ギヴ』のドミニーク・フィッシュバック。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト https://www.imdb.com/title/tt7550000/https://en.wikipedia.org/wiki/Project_Power https://www.allcinema.net/cinema/373274 |
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