●● 総合ポイント 4.75点/5点満点中 | 内容 >> | 5 | 演技 >> | N/A | 演出 >> | 5 | 音楽 >> | 4 |
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●● レビュー Super Women
西アフリカに位置するリベリア共和国。ずっと内戦が続いており、銃声が響き渡っていた。女性はレイプされ、子供達は連れ去られて兵士として銃を持たされた。そんな中、立ち上がったのが女性達。彼女達は政府や反政府軍に対して、戦争を辞める様に立ち上がる。
女性は強い。本当に強い。この映画でつくづく自分達の強さに気がつかされた。愛する子供達が連れ去られ、そしてレイプという恐怖に、もう我慢ならない!と立ち上がった女性達。その女性達は宗教の壁を破り、クリスチャンもモスリムも一緒に戦争集結に向けて立ち上がる。その精神的、そして肉体的強さにただただ感動する。これ以上我慢できないという彼女達の悲痛な叫び。しかし彼女達はただ叫んだり泣いたりするだけじゃなかった。行動力を持ってそれを阻止しようとする。その行動力の素晴らしさが、余計に戦争のすさまじさを語っているようだった。彼女達が試みたのは、ガンジーやキング牧師と同じ平和的解決。倫理的に勝っている彼女達に対して、他の国が手を差し伸べる。ガーナで行われた平和会議。それも最初の6週間は、実に内容のない話し合いばかりだった。そこでも彼女達は絶望しながら、「もうこれ以上許せない!」と最後の力強さを見せる。
リベリアは自国の名前の由来である「自由」とは長年反対方向に向かっていたと思う。しかし、自分達の女性の強さで勝ち取った「自由」の後の彼女達の姿は強さ故に美しい。リラックスしながら当時の語る女性達は活き活きしていて美しい。女性の本来の美しさを見た。
(Reviewed >> 3/23/10:DVDにて鑑賞) |
●● トリビア リベリアで女性達が政府に対して平和を呼びかけ運動したドキュメンタリー。リベリアでは2005年に女性大統領が誕生している。 |
●● 受賞歴 >> Satellite Awards
2008 Nominated Best Motion Picture, Documentary
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●● サウンドトラック
Soundtracks not available |
●●ネットフリックス | Not available | Not available
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