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●● レビュー ジョン・シングルトンらしい、ストレートな作品。今度は「愛」をテーマに、傷つけあいながらも、大人になっていく2人。詩をふんだんに使用されたこの映画の主演は、ジャンルは違うが、音楽界ではトップの2人が演じただけに、この「詩」が大事に描かれていたんだと思う。トゥパック・シャクールの演じた男性は、彼が「ジュース」で演じたビショップが、少し大人になったのが、ここでの役だったように感じる。また、友人を演じたジョー・トリーとレジーナ・キング。これまた、違ったタイプの若者だけど、あんな感じの憤りのない大人になりきれない大人も多いかな?と思う。そしてちょっと乾いた感じの大人を演じたタイラ・フェレルの魅力にも惹かれた。ロードムービーは、必ず主人公達が大人になっていく。そんな過程が、彼らの場合は破滅的であるが、余計に人間らしさを感じ、トゥパック演じた主人公の愛する音楽への直向きな姿に、親近感を覚えたりする。 シングルトンの綴った詩は、ミュージシャンを得て、私たちの心にストレートに刺さってくる。ストレートだからこそ、伝わりやすくて、心に馴染む。 (Reviewed >> Unknown) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 「ボーインズフッド」で注目を集めたジョン・シングルトン監督の2作目。主演に、ミュージシャンのトゥパックと、ジャネット・ジャクソンを起用して話題になった。そして、有名な詩人マヤ・アンジェロウの詩を使用した事も話題になった。共演には「ボーインズフッド」のレジーナ・キング、コメディアンのジョー・トリー、「ホワイトマン・キャント・ジャンプ」のタイラ・フェレル等。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 >> ASCAP Film and Television Music Awards1995 Won Most Performed Songs from Motion Pictures >> Academy Awards, USA 1994 Nominated Oscar Best Music, Original Song >> Golden Globes, USA 1994 Nominated Golden Globe Best Original Song - Motion Picture >> MTV Movie Awards 1994 Won Best Female Performance : Janet Jackson 1994 Won Most Desirable Female : Janet Jackson >> Razzie Awards 1994 Won Worst New Star : Janet Jackson 1994 Nominated Razzie Award Worst Actress : Janet Jackson |
●● サウンドトラック 1. Get It Up - TLC2. Indo Smoke - Mista Grimm 3. Well Alright - Babyface 4. Call Me A Mack - Usher Raymond 5. Waiting For You - Tony! Toni! Tone! 6. One In A Million - Pete Rock & C.L. Smooth 7. Nite & Day - Cultural Revolution 8. Poor Man's Poetry - Naughty By Nature 9. I've Been Waiting - Terri & Monica 10. Niggas Don't Give A Fuck - Dogg Pound 11. Definition Of A Thug Nigga - 2pac 12. I Wanna Be Your Man - Chaka Demus & Pliers 13. Cash In My Hands - Nice & Smooth 14. Never Dreamed You'd Leave In Summer - Stevie Wonder 15. Justice's Groove - Stanley Clarke Soundtracks from Amazon.co.jp |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0107840/http://en.wikipedia.org/wiki/Poetic_Justice http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=21314 |
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