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●● レビュー "You throw away, you go get it"バンクス監督(ロバート・タウンゼント)は、高校バスケットボールで6回も州優勝している名将として知られている。今年は州にて活躍しているジャスティスという選手を別の高校から引き抜く事が出来た。夢であった大学での監督の仕事もオファーされていたが、条件としてジャスティスを連れてくる事だった。ジャスティスの母親タリサ(サリ・リチャードソン=ホイットフィールド)のサインが必要であった。タリサはバンクスの試合運びにも色々といちゃもんつけてくる面倒な保護者であった。サインを貰うために仕方なくタリサに近づくバンクスだったが... 80・90年代を牽引したロバート・タウンゼントの新作。マイアミの高校生と共に制作。映画制作を実際に見てもらい、そして参加する事で青少年の育成へと繋げるのが目的。実験的な作品である。とは言え、ロバート・タウンゼント色の強いハートウォーミングな作品。それ故にタウンゼントのいい人キャラが全面に出ているので、どうも厳しい野心的な監督には見えなかったかな? 相変わらず心温まるタウンゼント映画!ほっかほかになる。 (Reviewed >> 7/26/15:TVにて鑑賞) |
●● 100本映画 『Hollywood Shuffle / ハリウッド夢工場/オスカーを狙え!! (1987)』や『The Five Heartbeats / ファイブ・ハートビーツ (1991)』などで知られるロバート・タウンゼントが主演・監督の作品。この作品、フロリダ州マイアミ近郊の荒れた地域に住んでいる高校生を集め、彼等に本格的なハリウッド映画制作に参加してもらい、それを通して更生...というか希望を与えるという実験的な作品でもある。その舞台裏が『Believe』というドキュメンタリー映画になっている。まあ珍しい形の作品ですよね。脚本にロバート・タウンゼントも参加しているので、彼らしい優しいハートウォーミングな作品。誰も傷つけないタイプ。でも今回はそれがちょっとだけ裏目に出ちゃったかも。本来なら彼が演じた役は野心家のバスケットボールコーチ。自分のキャリアアップの為、優秀な選手の大学進学を勝手に決めようとしている。でもタウンゼントにはそんな意地の悪さを全く感じさせないんだよね。彼の場合、使われた生徒役の方が合っていたかもだけど、まさかさすがに高校生役はね。必死で頑張っても報われないけれど、明るく元気に負けませんよ!っていうのが、タウンゼントの真骨頂だよね。上に挙げた『ハリウッド夢工場』も『ファイブ・ハートビーツ』も『The Meteor Man / スーパーヒーロー・メテオマン (1993)』もそうだった!まあでもこの映画でのキャラクターは結局はいい人なので、最後は良いんだけど、そこまでがやっぱり無理している感がある。 ロバート・タウンゼント作品でお馴染みのボビー・マッギーが出ていた!変なカーボーイ役。懐かしいなー。そして相変わらず!この人がいると「嗚呼、ロバート・タウンゼントとキーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ作品だわ!」って思える俳優。ちなみにこの映画ではプロデュースまでしているらしい。プロデュースと言えば、元NBAチャンピオンのアイゼイア・トーマスも参加!本人役で映画にも登場しているよ! とは言えですよ、この映画で好きなのがロバート・タウンゼントとローレンス・ヒルトン・ジェイコブスがバスケットのコーチをしている所!そうだね!!『Cooley High / 日本未公開 (1975)』では体育館でバスケットやっていた2人(実際にはコーチーズが割って入ってシュート決めるだけのシーンだけど)ですね!!『Cooley High』の内容から、ローレンス・ヒルトン・ジェイコブスが演じたコーチーズがぁああああああ!!と分かる人には号泣シーンだね。 (1395本目) |
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●● その他 |
●● 受賞歴 |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt2481500/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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