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●● レビュー I PETEY the fool!ピティ・ウィートストロー(ルディ・レイ・ムーア)は、嵐の日に5歳位の成長した姿で生まれた。ある日苛めに遭い、それを見ていた老人が、ピティに空手を教えた。空手の才能を発揮したピティは、老人からも空手の道に進むように言われたが、昔からの夢だったコメディアンの道に進んだ。コメディアンとして成長したピティは、久々にLAに戻るが、LAのクラブ闘争に巻き込まれて死んだ筈のピティが、デビルによって生き残り... わが道を進むというか...何と言うか... しかし、ルディ・レイ・ムーアのように、さらにドンドン突き進んでしまうと、尊敬すら感じる。ここまで「笑い」に徹底した人も少ないだろう。死んだ人の跡とか戦っているピティ置いていくシーンとかは、キーネン・アイボリー・ウェイアンズ並のお約束度を感じる。いや、その辺はムーアの方がオリジナルなのかもしれない。演出もストーリー性も流れも一切無視。面白いとおもったら、とりあえず入れてみる。得意のはずのカンフーだって、一瞬アジア人ピティが登場して物凄いキレを見せてしまいバレバレで、お笑いになってしまっている。ラストも凄いですね。「ブードゥで瞑想中って事で....」みたいな感じで、無理矢理過ぎる。それでいて、今回は少し焦らすものの、ちゃんとお約束エロい映像もあって、観客を絶対に裏切らない。 今、また復活中のミスターTが「I Pity the fool!」と言って、ルディ・レイ・ムーアを改造しようとしても、絶対に「I PETEY the fool!」といい返して、さらにまたわが道を進んでしまうんだろうな...という途轍もない凄さを感じるのが、ルディ・レイ・ムーア。何事にも動じない凄さを感じる。 (Reviewed >> 11/26/06:DVDにて観賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 「ドルマイト」で一躍B級ブラックスプロイテーションの帝王となり、今でも多くのラッパーから尊敬されているルディ・レイ・ムーアの第3作目。ルディ・レイ・ムーアには欠かせない女優であるレディ・リードも少し登場する。主役のピティの子供の頃を演じたのは、監督クリフ・ロックモアの息子。 タイトルは1930年代に活躍したブルースシンガーPeetie Wheatstrawの「Peetie Wheatstraw, The Devil's Son-in-Law」という神話からきている。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック 1. "Petey Wheatstraw" - Mary Love2. "Ghetto St. U.S.A." - Mary Love 3. "Loving You" - Mary Love 4. "Joy" - Mary Love By Nat Dove Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://imdb.com/title/tt0078078/http://en.wikipedia.org/wiki/Petey_Wheatstraw http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=326340 |
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