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Cast >>Charlie Hunnam (Raleigh Becket), Idris Elba (Stacker Pentecost), Rinko Kikuchi (Mako Mori), Diego Klattenhoff (Yancy Becket), Charlie Day (Dr. Newton Geiszler), Burn Gorman (Gottlieb), Max Martini (Herc Hansen), Robert Kazinsky (Chuck Hansen) ...
Director >>Guillermo del Toro
Writer >>Travis Beacham, Guillermo del Toro
Producer >>Thomas Tull, Jon Jashni, Guillermo del Toro, Mary Parent
Genre >>Sci-Fi
Country >>USA
Release (US) >>07 / 12 / 2013
Release (JP) >>08 / 09 / 2013

 総合ポイント 4.25点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>5

 レビュー
"We have chosen to believe in each other!"
太平洋沖のサンフランシスコに突然現れ、町を破壊していく巨大生物「KAIJU」が現れた。人々はそのKAIJUに立ち向かう巨大ロボット「イェーガー」を開発した。イェーガーは2人のパイロットが同時に操作しなければならなかった。ローリー・ベケット(チャーリー・ハナム)は、ペンテコスト司令官(イドリス・エルバ)の元で兄と共にパイロットとして活躍していたが、兄がKAIJUにやられてしまい、それ以来落ちぶれた生活を送っていた。イェーガーのプログラムも政府によって終了させられたが、ベケットはイェーガーこそがKAIJU滅亡の道だと信じ、優秀な人物を集めてレジスタンスを作っていて、ローリーを呼び寄せた。ラリーを案内するのがマコ(菊地凛子)だった。彼女はイェーガーのパイロットになりたがったが、なぜかベケットがそれを拒否していたのだった。地球滅亡の日が刻一刻と近づいていく...

ギレルモ・デル・トロ監督の怪獣SF作品。キャスティングが国際色豊かで、日本からも菊地凛子や芦田愛菜が参加したのも話題。しかも菊地凛子はチャーリー・ハナムに続く主役である。正直、怪獣自体はやっぱり「ゴジラ」が最高で最強だと今でも信じている所があるので、カイジュウのデザインはあんまり好きになれなかった。しかも最初の方は全体像がつかみ難いショットが多過ぎだった。でもイェーガーは最高。デザインもカッコいい。あのロボットがスクリーンであんなに綺麗にそして精密に動くのは、昭和世代の私はワクワクした。
物語は割と在り来たりかな?とも思うが、それに付随する人間ドラマが意外と面白かった。最近ではロマンスも当たり前だけど、白人男性と日本人女性というのは斬新。ただ2人の関係はあくまでもプラトニックだったのは残念。キスシーンすら無いなんて、不自然である。そしてイドリス・エルバが司令官であり、親である。戦いの前のスピーチはとても感動する。映画「インディペンデンス・デイ」でのビル・プルマンが演じた大統領と同じ役割である。時代は変わったのだ。

ギレルモ・デル・トロ監督がマニアの為につくった最強・最大エンターテイメント映画!
(Reviewed >> 7/12/13:劇場にて鑑賞)

 100本映画
小学生の時の図工の時間で、紙粘土を使って何かを作る事があったんだけど、私がその時に作ったのは「ゴジラ」。ゴジラの映画は全部観た訳じゃないけど、その頃に買ってもらったゴジラのぬいぐるみがお気に入りで、それを元に紙粘土で作ったんだと思う。絵は、ダウンタウンの浜ちゃんやしょうこ姉さん並に酷い私だけど、そのゴジラの紙粘土は特別賞みたいなの貰った記憶もある。その思い出もあって、何か好きな怪獣だった。今でもゴジラが最高であり、最強である!そして、何かの縁なのか、ゴジラが大好きなアメリカ人と結婚した。私とは違って、日本のも多分殆ど観ているほどのマニア。類友。そんな人を連れて観た。夫はもう待ちきれないー状態。

所が、最初は中々その「Kaiju」の全貌がよく分からない。デカ過ぎるの!焦らされるの。ギレルモ・デル・トロ監督も罪な男やで!でも、イェーガーの方は全貌が分からなくても、最初からいきなりカッコいい!昭和世代の私には、兄が超合金のロボットで遊んでいた世代。それよりも当然にカッコいいロボットが、スクリーンの中でパイロットにより魂を受けて、実際に動いているのだ。兄がカタカタと動かす感じじゃなくて、綺麗で美しく動いている。胸が熱くなった。兄に早く見せたい... 今は多分ロボットなんて興味ないだろうけど。兄も超合金は持ってはいたけど、ロボットよりもプロレス派だったからね。

物語は突如、太平洋沖サンフランシスコ(もちろん最初に壊すのはあのゴールデン・ゲート・ブリッジなのはお約束!)に現れた「Kaiju」が、町や人々を破壊していく。人々はそれに立ち向かう巨大ロボット「イェーガー」を開発。イェーガーは2人のパイロットによって「ドリフト」と呼ばれている2人の脳を同調される事で、イェーガーは動くのであった。そのイェーガー開発の司令官がイドリス・エルバ演じたペンテコスト司令官。その下でパイロットとなったのがローリー(チャーリー・ハナム)とヤンシーのベケット兄弟で、2人は活躍していた。イェーガーのパイロットはヒーローとして、人々の人気となっていた時代となっていた。しかし、兄のヤンシーがイェーガーを操作中にKaijuにやられて亡くなり、ローリーもその後に落ちぶれていた。人々はイェーガーを信じられなくなり、開発も中止させられた。それでもペンテコステ司令官は、香港の地下にイェーガー開発所を作って、世界から優秀な人物を集めていた。落ちぶれたローリーの元にやってくるペンテコステ司令官。ローリーはもちろん引き受けて香港にやってくる。そこでペンテコステ司令官が、紹介係として紹介したのが、マコ・モリ(菊地凛子)だった。Kaijuが世界制服し、世界滅亡の日まで刻一刻と近づいていたのだった...

Kaijuや巨大ロボットの描写ばかりに目が行きがちだけど、人間模様も中々。さすがにベケット兄弟の物語はありきたりだけど、もう一つのドラマがあって、そっちは面白かった。そして最近はこういうSF作品にも、ちゃっかりロマンスを絡ませて女性客を狙うけれど、こちらもありきたりだけど、でも白人男性と日本人女性がブロックバスター映画でその対象となるのは、中々無いよね。昔の第2次世界大戦が舞台の戦争映画か、007での浜美枝か若林映子か(何年前だよ!)... 私、何か忘れてる?でも、メジャーな作品じゃまず無いよね。「ヒマラヤ杉に降る雪」はメジャーなユニバーサルだけど、メジャー作品じゃないよね。でもさ、もう2013年なのにキスシーンすらないのは悲しいねー。もうさ、最後は普通ならあそこでキスだよね。何か不思議だったわー、あのシーン。良い大人よ。

あと最近の映画で特徴的なのが、面白オタク白人の活躍。「White House Down / ホワイトハウス・ダウン (2013)」のホワイトハウス館内の案内人もそうだったけど、やたらと活躍する。ってか、この人たちが一番最強だったりするw。この映画では、面白オタク白人が2人出てきて、活躍してたよ。

それにしても菊地凛子、凄い!こういう映画で堂々としたものです!!あのイドリス・エルバに私も「抑えなさい!」って怒られたいー!怒られたら抑えられませーん、司令官!!色々と羨ましい!!

そしてなぜか知らないが、観客はやたらと黒人が多かった!老若男女の黒人。彼等は怪獣映画好きなのか?それともイドリス・エルバ??エルバは女性ファンだろうし、うーん。怪獣好きなのかも!!

 トリビア
ギレルモ・デル・トロ監督の怪獣SF作品。監督の日本に敬意を払った演出も話題に。イドリス・エルバが出演。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 リンク
US Official SiteJP Official Site

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt1663662/
http://en.wikipedia.org/wiki/Pacific_Rim_(film)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344562

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Last Modified: 2013-07-13
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