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●● レビュー "We have chosen to believe in each other!"太平洋沖のサンフランシスコに突然現れ、町を破壊していく巨大生物「KAIJU」が現れた。人々はそのKAIJUに立ち向かう巨大ロボット「イェーガー」を開発した。イェーガーは2人のパイロットが同時に操作しなければならなかった。ローリー・ベケット(チャーリー・ハナム)は、ペンテコスト司令官(イドリス・エルバ)の元で兄と共にパイロットとして活躍していたが、兄がKAIJUにやられてしまい、それ以来落ちぶれた生活を送っていた。イェーガーのプログラムも政府によって終了させられたが、ベケットはイェーガーこそがKAIJU滅亡の道だと信じ、優秀な人物を集めてレジスタンスを作っていて、ローリーを呼び寄せた。ラリーを案内するのがマコ(菊地凛子)だった。彼女はイェーガーのパイロットになりたがったが、なぜかベケットがそれを拒否していたのだった。地球滅亡の日が刻一刻と近づいていく... ギレルモ・デル・トロ監督の怪獣SF作品。キャスティングが国際色豊かで、日本からも菊地凛子や芦田愛菜が参加したのも話題。しかも菊地凛子はチャーリー・ハナムに続く主役である。正直、怪獣自体はやっぱり「ゴジラ」が最高で最強だと今でも信じている所があるので、カイジュウのデザインはあんまり好きになれなかった。しかも最初の方は全体像がつかみ難いショットが多過ぎだった。でもイェーガーは最高。デザインもカッコいい。あのロボットがスクリーンであんなに綺麗にそして精密に動くのは、昭和世代の私はワクワクした。 物語は割と在り来たりかな?とも思うが、それに付随する人間ドラマが意外と面白かった。最近ではロマンスも当たり前だけど、白人男性と日本人女性というのは斬新。ただ2人の関係はあくまでもプラトニックだったのは残念。キスシーンすら無いなんて、不自然である。そしてイドリス・エルバが司令官であり、親である。戦いの前のスピーチはとても感動する。映画「インディペンデンス・デイ」でのビル・プルマンが演じた大統領と同じ役割である。時代は変わったのだ。 ギレルモ・デル・トロ監督がマニアの為につくった最強・最大エンターテイメント映画! (Reviewed >> 7/12/13:劇場にて鑑賞) |
●● 100本映画 小学生の時の図工の時間で、紙粘土を使って何かを作る事があったんだけど、私がその時に作ったのは「ゴジラ」。ゴジラの映画は全部観た訳じゃないけど、その頃に買ってもらったゴジラのぬいぐるみがお気に入りで、それを元に紙粘土で作ったんだと思う。絵は、ダウンタウンの浜ちゃんやしょうこ姉さん並に酷い私だけど、そのゴジラの紙粘土は特別賞みたいなの貰った記憶もある。その思い出もあって、何か好きな怪獣だった。今でもゴジラが最高であり、最強である!そして、何かの縁なのか、ゴジラが大好きなアメリカ人と結婚した。私とは違って、日本のも多分殆ど観ているほどのマニア。類友。そんな人を連れて観た。夫はもう待ちきれないー状態。所が、最初は中々その「Kaiju」の全貌がよく分からない。デカ過ぎるの!焦らされるの。ギレルモ・デル・トロ監督も罪な男やで!でも、イェーガーの方は全貌が分からなくても、最初からいきなりカッコいい!昭和世代の私には、兄が超合金のロボットで遊んでいた世代。それよりも当然にカッコいいロボットが、スクリーンの中でパイロットにより魂を受けて、実際に動いているのだ。兄がカタカタと動かす感じじゃなくて、綺麗で美しく動いている。胸が熱くなった。兄に早く見せたい... 今は多分ロボットなんて興味ないだろうけど。兄も超合金は持ってはいたけど、ロボットよりもプロレス派だったからね。 物語は突如、太平洋沖サンフランシスコ(もちろん最初に壊すのはあのゴールデン・ゲート・ブリッジなのはお約束!)に現れた「Kaiju」が、町や人々を破壊していく。人々はそれに立ち向かう巨大ロボット「イェーガー」を開発。イェーガーは2人のパイロットによって「ドリフト」と呼ばれている2人の脳を同調される事で、イェーガーは動くのであった。そのイェーガー開発の司令官がイドリス・エルバ演じたペンテコスト司令官。その下でパイロットとなったのがローリー(チャーリー・ハナム)とヤンシーのベケット兄弟で、2人は活躍していた。イェーガーのパイロットはヒーローとして、人々の人気となっていた時代となっていた。しかし、兄のヤンシーがイェーガーを操作中にKaijuにやられて亡くなり、ローリーもその後に落ちぶれていた。人々はイェーガーを信じられなくなり、開発も中止させられた。それでもペンテコステ司令官は、香港の地下にイェーガー開発所を作って、世界から優秀な人物を集めていた。落ちぶれたローリーの元にやってくるペンテコステ司令官。ローリーはもちろん引き受けて香港にやってくる。そこでペンテコステ司令官が、紹介係として紹介したのが、マコ・モリ(菊地凛子)だった。Kaijuが世界制服し、世界滅亡の日まで刻一刻と近づいていたのだった... Kaijuや巨大ロボットの描写ばかりに目が行きがちだけど、人間模様も中々。さすがにベケット兄弟の物語はありきたりだけど、もう一つのドラマがあって、そっちは面白かった。そして最近はこういうSF作品にも、ちゃっかりロマンスを絡ませて女性客を狙うけれど、こちらもありきたりだけど、でも白人男性と日本人女性がブロックバスター映画でその対象となるのは、中々無いよね。昔の第2次世界大戦が舞台の戦争映画か、007での浜美枝か若林映子か(何年前だよ!)... 私、何か忘れてる?でも、メジャーな作品じゃまず無いよね。「ヒマラヤ杉に降る雪」はメジャーなユニバーサルだけど、メジャー作品じゃないよね。でもさ、もう2013年なのにキスシーンすらないのは悲しいねー。もうさ、最後は普通ならあそこでキスだよね。何か不思議だったわー、あのシーン。良い大人よ。 あと最近の映画で特徴的なのが、面白オタク白人の活躍。「White House Down / ホワイトハウス・ダウン (2013)」のホワイトハウス館内の案内人もそうだったけど、やたらと活躍する。ってか、この人たちが一番最強だったりするw。この映画では、面白オタク白人が2人出てきて、活躍してたよ。 それにしても菊地凛子、凄い!こういう映画で堂々としたものです!!あのイドリス・エルバに私も「抑えなさい!」って怒られたいー!怒られたら抑えられませーん、司令官!!色々と羨ましい!! そしてなぜか知らないが、観客はやたらと黒人が多かった!老若男女の黒人。彼等は怪獣映画好きなのか?それともイドリス・エルバ??エルバは女性ファンだろうし、うーん。怪獣好きなのかも!! (1136本目) |
●● トリビア ギレルモ・デル・トロ監督の怪獣SF作品。監督の日本に敬意を払った演出も話題に。イドリス・エルバが出演。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1663662/http://en.wikipedia.org/wiki/Pacific_Rim_(film) http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344562 |
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