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Cast >>Samuel L. Jackson (Chaney), Josh Brolin (Joe Doucett), Elizabeth Olsen (Marie), Sharlto Copley (Adrian Pryce), Lance Reddick (Daniel Newcombe) ...
Director >>Spike Lee
Writer >>Garon Tsuchiya & Nobuaki Minegishi (Comic), Mark Protosevich
Producer >>Spike Lee, Roy Lee, Doug Davison
Genre >>Action
Country >>USA
Release (US) >>11 / 27 / 2013
Release (JP) >>06 / 28 / 2014

 総合ポイント 4.5点/5点満点中
内容 >>5 演技 >>4 演出 >>5 音楽 >>4

 レビュー
"Guns Don't Kill, People Do"
1993年10月8日、ジョー(ジョシュ・ブローリン)はアル中気味だが、いつも通り出勤していた。妻からの電話で娘の3歳の誕生日を忘れたジョーに妻はカンカンだった。しかも夜は大事な取引先との食事。しかもその食事の席で取引先の大事な顧客(ランス・レディック)の恋人をナンパしてしまい、顧客はカンカン。失敗をしでかしたジョーは泥酔。小さい頃からの友達チャッキー(マイケル・インペリオリ)は、そのジョーの姿を見て呆れる程だった。しかし、ジョーはその瞬間に消えてしまう。ホテルの一室のような所で目が覚める。そして自分が妻殺しの犯人となっていた。その一室でジョーは20年過ごす事になったのだった...

日本の漫画が韓国映画となり、そしてハリウッド映画となった。しかも監督は、ブラックムービー界の革新者スパイク・リー。まさかスパイクが娯楽映画のリメイクをやるとは、90年代には考えられなかった事だ。いつも何か新しい事、そして自分の意見を映画に詰め込むスパイクが、人が先に作ったものを改変していくなんて、誰が思いつくだろう?しかしこの新しい試みは、私にとって新たなスパイクを知るためにとても有意義な事となった。そして例えリメイクであっても、スパイクはやはり自分の意見をガンガンに映画に反映する男であった。冒頭からいきなり「銃は人を殺さない、人が殺すのだ」という不可解な店の看板。その後に続くハンマーそして銃での残虐なシーンの数々。そしてお約束のドリーショット。
しかし韓国の映画からは設定が変えられており、その分ジョーとエイドリアンのラストが弱い。台詞も韓国版に比べると、刺さるような台詞が無い。

それにしてもだ、TV洗脳を上手く皮肉っていて、リメイクながらもスパイクの真髄が感じられる作品だ。
(Reviewed >> 3/14/14:DVDにて鑑賞)

 100本映画
スパイク・リーの最新作。やっとDVDになったので観ましたよ。これもわが町の劇場にはやってこなかった系。劇場公開された時の評価が散々だった。しかも興行成績も最悪。どうしたんだ?スパイク・リー!という訳で、半信半疑で観ましたよ。あれれ?面白いじゃーないですか!なんで?どうして??そういえば、韓国版の方は「アジア映画の最高傑作!」とか言われている程に評判が良い。なんでこんな評判が分かれるの??と、急いで韓国版を取り寄せ観ましたよ。なるほど...

ジョー(ジョシュ・ブローリン)はアル中だが、いつも通りに出勤(酒を飲みつつ)。しかも会社には怒り狂った妻からの電話。「娘の誕生日なのに!!」と、かなりカンカン。ジョーはうるせーよ!とやり返す。しかも夜には大事な顧客との食事。顧客は魅力的な女性を連れてきた。その女性を誘うジョー。それを見て怒る顧客。ジョーは最低ーーな男である。しかも大事な顧客を逃したので自棄酒。最後に子供からの親友であるチャッキーのバーに寄るも、「酒を飲んだお前は入れないよ!」と門前払い。しかし、その次の瞬間、ジョーは連れ去られてしまう。気がついた時にはホテルのような一室に居た。そしてそこから出られない事を知るジョー。しばらくして、ジョーはその一室にあるテレビから、自分が妻殺しの容疑者となっている事を知る。月日は流れ、あれから20年経っていた。気がつくとジョーは大きなカバンの中に居た。そこから出て女性を追いかけると、トラックで回る移動病院に勤める若い女性メアリー(エリザベス・オルセン)に出会ったのだった...

オリジナルのコミックでは主人公が10年間監禁されていて、その後に制作された韓国版映画では15年、こちらは20年と監禁時間が5年ずつ延びている。それゆえに、設定も若干違う。韓国版では割りと幼さが残る可愛い女優が主人公と出会う女性役。こちらは割りと成人女性(フルハウスの面影ゼロ)。さすがにアメリカ版では18歳の女性と...という訳にはいかなかったのでしょう。韓国版ではオリジナルから5年延びているので、それを受け継いで5年。上手くやったものです。でもオリジナルでは、とにかく暗さが際立ち、それが絶望感を生んでいたけれど、こちらはそれほど暗くない。ホテルの部屋の仕掛けがこれまたアニメチック。韓国版では皺だらけの絵画が、スパイク版ではスパイクらしい絵画になっている。でも韓国版へのオマージュも忘れておらず、食事が出てくる隙間から顔を出したりするシーンや主人公が記憶をたどる時に若い自分と今の自分が同じ空間にいたりするシーンは同じだ。そして韓国版ではムキムキの男のフィットネスを見ていた主人公だが、こちらではそれが女性に変えられていて物語に上手く絡んでいる。でも箸の使い方が違うよね。アメリカの中華ファーストフードは割り箸だからね。韓国版では割り箸じゃないので違う使い方。そして監禁されている時間が流れていくシーンでも、韓国版が韓国ニュースと大統領で描写するなら、こちらはアメリカのニュースと大統領で追っていく。そこでハリケーン・カトリーナが出てくるのがスパイク流!そしてちょいちょい出てくるのがTV番組「Unresolved Mysteries of Crime」。これにそっくりなアメリカTV番組があったりする。という事で、韓国版との違いが割りと面白かったりする。上手くアメリカ映画に仕立てた感がある。でもラストは全然違う。さすがにアメリカでは23歳女性とは言え...ね?(お察しください)無理だよね。でも、韓国版ではそこが肝心要であり、あの千原ジュニアに劇似のイ・ウジンの最後の大事な台詞が無かったんだよね。こちらは復讐への復讐に徹してしまった。そして結局は家族愛が強まるのではなく、マテリアルな物を分散するのみになっちゃった。でもこちらのラストである「戻る」っていうのも嫌いじゃないかな。ただいい台詞がこの映画にはあんまり無いんだよね。

でもね、色んなスパイク節が残っているこの作品、嫌いじゃなーい!スパイクが作るべき作品じゃないのかもしれないけれど、スパイクが作るとやっぱり違う!と思わせる。トンカチ・アクションシーンとサミュエル・L・ジャクソンおじきの首シーンはいいね!

 トリビア
日本のコミック「オールドボーイ」を韓国が映画化、それをさらにハリウッドがなんとスパイク・リー監督でリメイク!サミュエル・L・ジャクソンが久々にスパイクと組んだ。
全米公開は、10/11/13から11/27/13に変更。監督版は140分あるが、ソニーがそれを35分カット。監督、及び主演のジョシュ・ブローリンはそれに対して不服を唱えている。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 リンク
US Official SiteJP Official Site

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt1321511/
http://en.wikipedia.org/wiki/Oldboy_(2013_film)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=348371

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Last Modified: 2013-02-08
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