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●● レビュー I Saw Thee Weepエイドリアン(ダイアン・レイン)は夫と別れ、思春期の娘とまだ小さい息子を抱えていた。小さな島の町ローダンテで民宿をしている友人(ヴァイオラ・デイビス)が居ない間の5日間だけ手伝いをする事になったが、シーズンオフの今はお客が一人だけだと聞かされる。やってきたのは、ポール・フラナー(リチャード・ギア)だった。 恋愛をすると涙もろくなるのか?お互い幸せを求めて恋をするのに、なぜか女は涙もろくなる。愛して結婚した筈の男に対しては強気で居られるのに、まだ結婚も約束していない本気で愛した男に対しては涙が出る。もちろん泣くだけの理由がそこにはある。しかしその涙を見ながら、私は本当にそれで良かったのか分からなくなる。恋愛映画を見ると大抵は「恋愛っていいな」と思える。けれど、今回はそうは心から思えなかった。でも一つだけ言えるのが、涙の後のダイアン・レインのラストの笑顔が最高に綺麗だった。年齢を重ねた皺のあるあの笑顔は、この映画での牧歌的でロマンチックなロケーションよりも美しかった。 泣いたって人は成長出来る。幾つになったって何だって出来る。あの笑顔はそれを教えてくれたように思えた。 (Reviewed >> 2/14/09:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 「Lackawanna Blues/ブルース・イン・ニューヨーク」の監督であり、舞台監督として知られているジョージ・C・ウルフが監督を担当。「コットンクラブ」や「運命の女」に続いて、ダイアン・レインとリチャード・ギアが共演の映画。「スパイダーマン」シリーズのジェームス・フランコが共演。 原作はニコラス・スパークスの同名の小説。ニコラス・スパークスの小説は「The Notebook/きみに読む物語」や「メッセージ イン ア ボトル」等映画化されている。 全米公開日が9/12/08→9/26/08に変更。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック 1. Way Down In North Carolina (Lauren Pritchard & Emmylou Harris)2. Jive & Five (Count Basie) 3. Mama He Treats Your Daughter Mean (Ruth Brown) 4. Swingin In The Key Of C (Slim & Slam) 5. Moten Swing (Count Basie) 6. Backwater Blues (Dinah Washington) 7. Bach Variation 26 (Glen Gould) 8. Like A Hurricane (The Dillards) 9. A Rockin Good Way (Dinah Washington & Brook Benton) 10. Come On Over To My House (Storm Party Band) 11. Before I Met You (Storm Party Band) 12. In Rodanthe (Emmylou Harris) 13. Rodanthe Theme (Jeanine Tesori) Soundtracks from Amazon.co.jp |
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●● インフォサイト http://imdb.com/title/tt0956038/http://en.wikipedia.org/wiki/Nights_in_Rodanthe http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330885 |
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