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●● レビュー "Ooh, it's going to be a long semester"(Reviewed >> 10/16/18:劇場にて鑑賞) |
●● 100本映画 ザ・ケヴィン・ハートのコメディ映画!もう人気安定期に入ったケヴィン・ハート、そして『Girls Trip / 日本未公開 (2017)』で注目を集めている人気上昇中のティファニー・ハディッシュが共演という話題コメディ作。しかも、ティファニー・ハディッシュが注目を集めることになった『Girls Trip』の監督のマルコム・D・リーという、今の黒人コメディ界を背負う3人の共演。意外にもケヴィンとマルコムは初めての共演。そして、ケヴィンと言えば、ウィル・パッカー。『Girls Trip』や『ストレイト・アウタ・コンプトン』のプロデュースで知られる、今、最も勢いとパワーを持つプロデューサーのウィル・パッカーが制作。ケヴィンとウィルの2人の関係性は本「ブラックムービー ガイド」にてたっぷり書いておりますので、P254から読んでください。そんな訳で、全米公開時に『スモールフット』から逃げ切り、興行成績で初登場1位!を獲得。 テディ・ウォーカー(ケヴィン・ハート)は、高校時代人気はあったが、勉強は苦手だった。逆に勉強が出来たが、人気の無かったスチュアート(タラン・キラム)に何かとやっかまれた。テディは、どうもテストで集中が出来なかった。嫌になって、テストをほっぽり出して、高校は中退してしまった。大人になり、現在はBBQグリルの専門店のセールスマンとして活躍し、オーナーにも将来には継いで欲しいと言われる程だったが、とある事故を起こし、今は無職に。親友にGED(高校卒業資格)を取れば、職を紹介できると言われ、一念発起して、夜間学校(ナイト・スクール)に入るが、母校の校長にスチュアートが就任しており、夜間学校を担当するキャリー(ティファニー・ハディッシュ)は何かとスパルタだった。そして通ってくるクラスメイトもまた個性的で... テディの波乱の夜の学校生活が始まる! ケヴィンらしい物語。というか、ケヴィン・ハートの自伝を読んで、この映画を観ると、少しケヴィンの自伝的な部分もあるんじゃないか?と思った。ケヴィンはちゃんと学校卒業しているが、口が上手いケヴィンは実際にスポーツ用品店のセールスでいい成績を収める店員だった。そんな所が本人と映画がダブる。 ティファニー・ハディッシュは、『Girls Trip』で出てきた時に少し下品な感じだったので、その路線で行くのかと思ったら、意外とそういう使われ方はしてない。『The Last O.G.』というテレビシリーズでもそうだったし、今回も学のある常識人を演じている。業界で大切にされているなーという印象。 アトランタが舞台になっているので、やたらとアウトキャストの曲が多かったのは私得。あとT.I,も使われている。 クラスメイトのキャラクターが濃い。こういう映画でありがちな設定。私はルイスが好き。歌のシーン、最高だった。 でもラストはありがちではないので、「違うんかい!」と予想を裏切られて、割と面白い。 ザ・ケヴィン・ハートのコメディ映画!ケヴィンらしい魅力が詰まっている。 (1656本目) |
●● トリビア ケヴィン・ハートと人気上昇中のコメディアンヌのティファニー・ハディッシュが組んだコメディ。ウィル・パッカーがプロデュース。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト https://www.imdb.com/title/tt6781982/https://en.wikipedia.org/wiki/Night_School_(2018_film) Not available from Allcinema |
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