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●● レビュー Women's body of work historiesシシリー(ジェイク=アン・ジョーンズ)の母(パトリシア・ディアーチ)は70年代のブラックスプロイテーション映画の人気女優だった。母は映画「クールママ」でもヌードやラブシーンを演じてきた。年頃になったシシリーも女優となった。出演するのは、元彼氏ジョエル(ロン・C・ジョーンズ)が監督するアート系インディペンデンスで、どうしてもシシリーはヌードにならなくてはならなかった。しかしシシリーはそれを拒んだ。シシリーの祖母も女優で以前はヌードを披露していた。そしてシシリーには大きな秘密もあったのだ。 監督をしたブリジット・M・デイビスは「黒人女性と白人女性の性はアメリカでは全くの別物。両者は完全に違う道を進んできた」と語っている。確かに黒人女性はアメリカの地に連れて来られてからというもの、拒否権等なくすぐに裸にされて品定めをされて売られた。そしてある者はレイプされ、ある者は乳を自分の子供でもない白人の赤子に吸わせたのだ。彼女達の意思など関係なかった。そして映画が栄えると、やはり彼女達は見世物となった。今度は楽しませる道具として脱がされ続けてきた。その被害者となるのが、この映画の主人公で祖母も女優で母も女優の若い女性。運命に導かれ女優となった。彼女は脱ぐ事を頑なに拒む。彼女は黒人女性の、そして彼女自身の家族のイメージを拭う事が出来ない。そして強迫観念で太り、今度は逆に女性へのイメージで痩せなくてはならないというプレッシャーもある。 この映画は女性へのイメージによるプレッシャーや、その歴史を上手く伝えようとしている。そして今でもそのイメージはある。ミュージックビデオ等の誰もが目にするメディアで、露出のある服で腰を振り続けている女性達は、この映画を見たらどう思うだろうか?思いを馳せる。 (Reviewed >> 10/16/09:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 女流監督のアート系インディ作品。彼女は今のところ、この作品のみ。現在は大学にて映画を教えている。 また本物の写真家レネー・コックスが写真家として演技をしている。 20歳になる女性の母がブラックスプロイテーションのヒロインだったという物語。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0119755/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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