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●● レビュー Not Blowin' in the Windジェーン(レネー・ゼルウィガー)が、バーで1人で飲んでいると男が話しかけてきた。会話も弾み、場所を移そうとすると、男は急に予定があると帰ってしまった。ジェーンの車椅子を見たからだった。ジェーンにはジョーイ(フォレスト・ウィッテカー)という友人が居た。彼は天使の存在を信じる吃音の男だった。ある日、ジョーイはジェーンに貸した本を探すので、ジェーンが居ない間に家をぐちゃぐちゃにしてしまう。警察に連れていかれたジョーイだったが抜け出して、ジェーンが寝ている間に家の片付けをする。そこでジョーイはジェーンの息子からの手紙を発見し... レネー・ゼルウィガーとフォレスト・ウィッテカーが難しい役に挑戦しているドラマ。ゼルウィガーが演じた女性はかなり屈折したシンガーで、ウィッテカー演じたジョーイは逆に純粋過ぎる位の真っ直ぐな人間。その2人が仲がいいのが、理解出来る。正反対の物に惹かれる合う感じ。その正反対の2人が途中ロード映画風ありの、ロック映画ありの... のドラマを繰り広げていく。この映画でやろうとしている事は十分に理解出来て、面白いのではあるのだけど、途中平坦でスローな部分もあり、そして最後は大体理解出来てしまうために集中力を途絶えさせてしまう。 映画としては割りと普通なんじゃないかと思うが、熱烈なレネー・ゼルウィガーのファンにはおススメかもしれない。彼女がボブ・ディランの歌を歌うなんて... (Reviewed >> 2/27/11:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 フォレスト・ウィッテカーとレネー・ゼルウィガーというオスカー獲得&ノミネートという有名どころ2人が出演しているのにも関わらず、全く話題にもならなかった作品です。というのもメジャーではなくて、インディ映画という理由もある。アメリカでは映画祭のみの公開で、まだDVDは発売になっていない。ではなぜ鑑賞出来たか?ですって??それはなぜかDVDレンタルは始まっているからです。米版のDVD発売は後日控えているみたいです。そしてなぜかフランスでは劇場公開されている。でもこの手の感じ、フォレスト・ウィッテカーが出演している作品に最近多い。「The Experiment / エクスペリメント (2010)」もそうでしたね。そちらは無事に日本でも公開されましたが、こちらは無理でしょうかね?でもフォレスト・ウィッテカーはいつもいい演技を見せてくれてるんですよねー。この映画でも、精神病を患い、天使の存在を信じる男ジョーイを演じてます。レネー演じる女性ジェーンとは、精神病院で知り合ったという事が後で会話で明らかになる。レネー演じたジェーンは、元歌手だったが交通事故で下半身不随となり車椅子生活をしている女性。彼らの事は映画が進むにつれて、少しずつ明らかになっていきます。一様ロードムービー。カンザスからニューオリンズを目指す。途中から人が加わったりがありーぃの、車で追いかけたりがありーぃの、ドタバタありぃーの...普通のロードムービーですね。フォレスト・ウィッテカーもレネー・ゼルウィガーも悪くない。むしろ良い。でも普通なんですよねー。最後はだいだい分かってしまいますしね。見所はレネーがボブ・ディランの歌を歌う所かな?あと、ブルースのロバート・ジョンソンのクロスロードの話が出てきて、なぜかフォレスト・ウィッテカーがロバート・ジョンソンを演じている!!!!!!!!最高っしょ。贅沢なのでその部分をスピンオフで長編映画で見たい程ですよ。でも映画全体として何か足りないんですよね。悪くは無いんですけど... 監督も「エディット・ピアフ」のオリヴィエ・ダアンなので、悪くはない筈。アニメとの融合もあって、映像的にも面白い。でも、普通なんだな。レネーがボブ・ディランの歌を歌うのが山場であって、でもボブ・ディランのファンには多分足らないと感じる筈。きっとレネーファン向けの映画なんでしょうね。 (0831本目) |
●● トリビア フォレスト・ウィッテカーがレネー・ゼルウィガーと共演したドラマ作品。アメリカでは映画祭のみの公開で後にDVDレンタル開始、そしてDVD販売は5月から予定されている。フランスでは劇場公開された。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1193507/http://en.wikipedia.org/wiki/My_Own_Love_Song Not available from Allcinema |
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