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●● レビュー Loving each other's charactors小さい頃から知り合いのリチャード・ラビング(ティモシー・ハットン)とミルドレッド(レイラ・ラション)は、いつの日から愛し合う仲になっていた。ミルドレッドは18歳の時に妊娠した。リチャードは友人のレナード(ビル・ナン)に、結婚する事を相談するが反対されてしまう。なぜならリチャードが白人で、ミルドレッドが黒人だったからである。更に2人が住むバージニア州では、2人の結婚が法で禁止されていたのだった。2人は結婚する為に、ワシントンDCに向かうが... 実在したリチャード&ミルドレッド・ラビング夫婦の物語。映画が出来た時には、すでにリチャードは他界していたが、映画を見たミルドレッドは事実と違うと落胆したらしい。確かに、60年代という時代を伝えようとするあまりに、ワシントンDCに着いてからの部分やカーチェイス等はドラマチックに描かれた感じはする。でも今も変わらない異人種カップルの現状は上手く描かれていると思う。対白人からだけでなく、対黒人からの居心地の悪さを感じるリチャードの状況。そしてその逆の人も存在していて、黒人からの暖かさも感じている。 史実通りではないかもしれないが、実に心温まる、そして感動的であり、ロマンチックに作られている。確かに彼らは皮膚の色によって翻弄されたのだが、彼ら自身は自分たちの個性を大事して愛を育んだ事が容易に分かるようになっている。 (Reviewed >> 5/29/08:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 実話の映画化。 しかし後に映画を見た実際のミルドレッドによると「映画が事実を伝えているのは、私とリチャードが3人の子供に恵まれたって事だけ」と語っている。 実際のリチャードは1975年に交通事故で亡くなり、ミルドレッドは2008年に肺炎で亡くなった。6月12日は、「ラビング・デイ」と非公式だがされていて、インターレイシャルカップルのお祭りが開催されている。 サウンドトラックはブランフォード・マルサリス。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック 1. "Milton's Boogie" - Roy Milton2. "I Can't Lose With the Stuff I Use" - Lester Williams 3. "People Get Ready" - The Impressions 4. "Turn Turn Turn" - The Byrds 5. "Lonely Guy" - The Gallahads 6. "To Be Loved" - The Pentagons 7. "The Blues That Was Waiting For Me" - Tony Zamagni By Branford Marsalis Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0117098/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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