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●● レビュー Life can be replaceレジーナ(ロロンダ・ワッツ)は雑誌編集の大事なポジションにつき、良い家に自分の母親(アメンサ・ダイマリー)と共に住んでいた。しかしレジーナはマーカス(ジュリアン・スタークス)と結婚しているが、今は別居中でレジーナは何かとマーカスを避け、会えば喧嘩だった。そのレジーナとマーカスには娘モニカ(サリーナ・デュプレシス)が居たが、そんな両親の間で苦しみ、いつしか麻薬中毒者となっていたのだった... インディペンデンス監督ティム・アレクサンダーの作品。前作はタイラー・ペリーの作品のタイトルを小粋にひねくった「Diary of a Tired Black Man (2008)」。荒削りではあったが、中々チャレンジ精神のある面白い作品だった。でも今回はタイラー・ペリーまんま。聖書を毎日のように読んでいるお婆ちゃんが家族をひとつにまとめるというもの。レジーナもあっさりと変わってしまったので、あんまり説得力が無い。演出や物語もやはりまだ荒削り。この前みたいなチャレンジ精神は見当たらなかった。 今のインディペンデンスドラマが、全てタイラー・ペリー寄りになっているのが実に悲しい。オリジナルあってのインディペンデンス。その人にしか出来ないような個性が見たい。70年代のメルヴィン・ヴァン・ピープルスやチャールズ・バーネットがそうだったように!! (Reviewed >> 5/14/12:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 母の日の次の日に見ました。私自身が、母の日に母って凄いな!大きいな!!と思った出来事がありまして...「ままーーーん!」と思いっきり脳内でお母さんに甘えているベストタイミングの時に見ました。監督はインディペンデンスで映画を作っているティム・アレクサンダー。「Diary of a Tired Black Man / 日本未公開 (2008)」は、タイラー・ペリーの作品を文字っていたけれど、作品自体はタイラー・ペリーとは一線を画す作品だった。逆にタイラー・ペリーへのアンサー映画的でもあったと思う。逆にそんな個性的な所がインディペンデンスらしいし、作品の出来はどうあれ面白い作品になっていた。でも今回は、まんまタイラー・ペリーなんですよね。この作品は元々ゴスペル舞台だったらしいという事で、そこまでタイラー・ペリーに似させている。失敗はあっても、人生はやり直せるぜ、ど根性!的な映画。物語は3世代の女性がメイン。お婆ちゃんはいつも聖書を読んでいるタイプで、何か問題にぶち当たると聖書に答えを求める。お母さんのレジーナはキャリアウーマンで、失敗を受け入れないタイプ。仕事を優先させるため、仕事はあるけど自分よりは稼ぎの悪い夫とは別居中。娘モニカはまだティーンだけど、両親の別居で完全に落ち込み、ドラッグ中毒。お婆ちゃんは孫のモニカには甘い。でもお母さんはモニカに厳しく、家にも入れさせてあげない程。 まあ一言で書いてしまえば、お婆ちゃんにとっては麻薬問題も就職問題や金銭問題、更には夫婦や家族の問題だって、聖書を読んで神を信じればすべて解決出来ちゃうわよ!って事です。この映画の核心はタイトルの「母の愛」じゃなかったの??って感じですわ。でも多くの(つまり全てのじゃないけどという事)黒人家庭にとっては、やっぱり聖書に基づいての「愛」や「許し」が当たり前であり、それらが彼等の性格を形成しているのだから、しょうがないのもあるけれど... でも肝心の「母の愛」は感じられなかったかな。レジーナの考えが変わってしまったのも唐突で、それは前々から口うるさく話していたレジーナの母であるお婆ちゃんの愛ではなかったもんね。 うちの母の方がこの映画の母親達よりも愛はあるぜって思ってしまいました。もちろん、私の母だからという贔屓はありますが、本当の母の愛ってこの映画で描かれていたよりも、もっともっと大きいし深いですわよ。それに、もうタイラー・ペリーの真似はいいです。勘弁してください! (1001本目) |
●● トリビア 「Diary of a Tired Black Man / 日本未公開 (2008)」のティム・アレクサンダーの最新作。義理の従兄弟が書いた戯曲を元に制作。「New Jack City / ニュー・ジャック・シティ (1991) 」等で知られるヴァネッサ・ウィリアムスが出演。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1823058/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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