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Cast >>David A. Wilson
Director >>David A. Wilson, Daniel J. Woolsey
Writer >>David A. Wilson
Producer >>Barion Grant
Genre >>Documentary
Country >>USA

 総合ポイント 4.75点/5点満点中
内容 >>5 演技 >>N/A 演出 >>4 音楽 >>5

 レビュー
If America is to be a great nation, this must become true.
ニュージャージー州のスラムニューアークで生まれ育ったデビット・ウィルソン。彼はそのスラムから抜け出し、ニューヨークで立派にジャーナリストとして成功していた。その彼がある日、自分のルーツを辿り、先祖を捜し求めた。すると彼の先祖はノースカロライナのタバコ畑を営む白人家庭の奴隷だった事が分かった。さらに調べていくと、その白人家庭の末裔は今もノースカロライナに住んでいた。そしてその末裔の名前もまたデビット・ウィルソンだったのだ。もう1人のデビット・ウィルソンに会いに、ノースカロライナを訪れるが...

黒人はルーツを探ろうとしても難しい事が多い。奴隷時代に家族が離れ離れになっている事が非常に多く、そして仕事を求めて北部への大移動などもあり、益々難しくしている。しかし誰もが自分のルーツを捜し求めようとはしているように思う。主人公はニューヨークで成功した。それは白人社会での成功であるが故に、自分のブラックネスの追求する為に、ルーツを辿ろうと決意した。進めていく内に、自分の祖先を所有していた末裔も自分と同じ「デビット・ウィルソン」だと知り運命的な物を感じてしまう。会いに行くか悩んだが、勇気を出して会いに行く。会いに来られた方も最初は戸惑うが、話をしていく内に2人は打ち解けあうようになる。

そうだ、このシーンはあのキング牧師の有名な演説「I Have a Dream」で語られていた夢が実現され、映像として残っているのだ。このシーンに感動せずにはいられない。1963年にキング牧師が語っていたジョージアではなかったけれど、2008年のノースカロライナで我々のその夢は実現したのだ。
(Reviewed >> 2/4/11:DVDにて鑑賞)

 100本映画
実はこれ、TVで放映された時に録画していたのだけど、そのままにしてました。後悔したね。凄く面白かった。

デビット・ウィルソンという1977年生まれのニュージャージーのゲトー出身の黒人男性が主人公。彼は頑張って成功し、今はニューヨークでジャーナリストとして立派に成功している。しかし黒人にとって成功=白人社会で生きるという事でもあり、成功すればするほど「俺は白人にセルアウト(身売り)しているんじゃないか?」なんていう、しなくてもいい心配が彼を襲ってしまう。彼はこのドキュメンタリーの中で、その事についても率直に「俺のブラックネス(黒人らしさ)をリサーチしたくなった」と話している。そして彼のルーツを探っていると、祖先はノースカロライナのタバコ畑で働いていた奴隷だと分かった。そして多くの奴隷がそうだったように、彼の祖先も奴隷主の名前を貰っており、今でもその彼の祖先を所有していた白人のウィルソンが居る事を知る。しかもその末裔で今健在な人の名が、なんと彼と同じデビット・ウィルソンだったのです。数奇な運命を感じた黒人のデビット・ウィルソンは、その白人のデビット・ウィルソンに連絡をして、彼の住むノースカロライナに会いに行く。黒人のデビット・ウィルソンは、会いに行く前にノースカロライナのタバコ畑で1日、昔奴隷が働いていたように畑仕事をする。そこで彼は「こんなに働いてお金がもらえないなんて信じられないよ!」と、畑仕事を手伝った白人農家に話す。農家の人、苦笑い。

そして白人のデビット・ウィルソンは、今はもう住んでいないが現存している元ウィルソン邸を黒人のデビットに案内する。白人のデビットは知らなかったが、探してみたらまだ黒人の奴隷達が住んでいたと思われる小屋まで現存していたのです。そこで黒人のデビットは「君達白人のウィルソンは僕達奴隷だったウィルソンの奉仕によって富を得た訳ですよね?あなた方は我々に賠償の借りがあるとは思いませんか?」と、かなり突っ込んだ質問をしてみる。白人のデビットは戸惑いながらも「もし私がその時代に生きていれば、そう思ったでしょうね」と返している。その後2人は打解け合い、ニュージャージーに帰ったウィルソンは、まだノースカロライナに残っている親戚やニュージャージーの家族と共に、ノースカロライナで大規模なファミリーリユニオンを行う。そこには白人のデビットとその家族も招待され出席している。

これこそ、1963年8月28日にマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が「私には夢がある」のスピーチで語った「I have a dream that one day on the red hills of Georgia, the sons of former slaves and the sons of former slave owners will be able to sit down together at the table of brotherhood.(私には夢がある。いつかジョージア州の赤い丘の上で、以前奴隷だった息子達と以前奴隷主だった息子達が親交というテーブルの元で一緒に座る事が出来る事)」なんですよね。ジョージアとノースカロライナの違いはあれど... このスピーチ思い出しちゃって、号泣っす。

ちなみにこの黒人のデビット・ウィルソンはかなり大きいニュースサイト「The Grio」の創設者でもあります。

 トリビア
MSNBCで放送されたドキュメンタリー。ニュージャージーに住む若い黒人映画監督のデビット・ウィルソンが、自分のルーツを調べていくと、自分の先祖を奴隷として使っていた男の末裔が自分と同じデビット・ウィルソンという名前だった事を知り、会いに行く。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt1018748/
http://en.wikipedia.org/wiki/Meeting_David_Wilson
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Last Modified: 2011-01-15
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