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●● レビュー Spirit of Flimmakerエルシー(エドナ・メエ・ハリス)は、クラブの若い歌手だった。ベニー・ハッドノット(カーマン・ニューサム)は、そのクラブでマネージャーのような仕事をしていたが、クラブのオーナーからエルシーを客のプライベートパーティーにも出張させるように言い渡されていた。歌手であるエルシーにそういう事はさせないと拒否して、ベニーはクラブを辞めた。そんな姿にエルシーは恋心を抱くようになった。そんな中、エルシーと一緒に住んでいる叔母のジョセフィンが、殺された。証拠不十分でエルシーが捕まってしまうが... この映画に対する監督のオスカー・ミショーが願ったメッセージは明白である。「観客に楽しんでもらいたい」。それだけである。しかし、その単純に思えるメッセージもこの時代の黒人観客にとっては、中々出来なかった事とも思う。この時代の映画では自分たちの姿を欺かれ、道化姿となっていたのだから。なので、この映画の中でのネガティブな黒人像も、他の映画とは違う。南部に居た時代からの深いルーツや歴史が複雑にそうさせているのである。この時代に多くあった「お化け脅し」も、この映画の中ではコミカルではあるが、ややパロディ的に使われているのも興味深い。内容も正義が絶対的に正しいのである。 オスカー・ミショーの力強い生き様と映画への思いを感じずにはいられない。 (Reviewed >> 6/10/08:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア オスカー・ミショーの作品。 ジェームス・アール・ジョーンズの父であるロバート・アール・ジョーンズやプエルトリコ出身の黒人俳優ファノ・フェルナンデスが出演している。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック 1. "You Must Have Been a Beautiful Baby" - Edna Mae HarrisSoundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0031599/http://en.wikipedia.org/wiki/Lying_Lips Not available from Allcinema |
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