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●● レビュー "They waited for a surf; and then came rolling in like a cloud on the top of it."サーファーであり、サーフ雑誌のライターであり、映画制作者でもあるサム・ジョージが、以前にアフリカに訪れた時に出会ったまだ幼い少年サーファーとの再会を目指し、そしてサーフィンの発祥は西アフリカである事を追及する旅のドキュメンタリー。 誰もが自分の好きなモノを追及すると、その発祥を知りたくなるのは当たり前である。結局はそこにたどり着く。サーファーが発祥を求めるのも当然の事。ポリネシアのハワイ辺りが一般ではあるが、サム・ジョージは以前にアフリカで出会った少年の姿を見て、アフリカなのではないかと思い追及していく。ジョージは、西アフリカの沖に浮かぶ島サントメ島にたどり着く。そこで以前に少年サーファーのシュン君に出会ったのだ。彼が住んでいた村に行くが、観光化が進んでいて、村は無くなっていた。言葉も通じないが、別の村に居る事が何とか分かり、そちらで再会。立派な青年になっていた。最初は再会をハニかんでいたが、一緒にサーフィンをするとすぐに打ち解けた。シュン君のお父さんによれば、一家は昔からサーフィンのようなものをやっていたという。立派なサーフィンの板などないので、ジョージは板を自分の物と交換しようとすると、シュンの弟が泣きだす。家のものだと。我々にはボロく見えても、それが伝統なのだ。 サーフィンはどこが発祥かは分からない。しかし1835年に書かれた書物には、西アフリカの海岸でサーフィンを楽しむ少年たちの姿が記録されている。海がある限り、波に乗って楽しむ子供たちが居たのだ。 (Reviewed >> 7/5/16:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 夏だし、熱いし、映画位涼しくなりたい!と、手に取りました。観る前は「今、アフリカのサーフィン事情が熱い!」のでそれを追ったドキュメンタリー映画と勝手に想像して観た訳ですが、全然違った。別にアフリカのサーフィン事情が知れる訳じゃなかった。このドキュメンタリー映画を撮ったのが、サーファーで映画制作にも携わり、つい最近まで歌手・女優のニア・ピープルズと結婚していたサム・ジョージが出演・監督の作品。サーフィン雑誌のライターだった事もあるらしい。そのジョージが以前にアフリカに訪れた時に一緒にサーフィンしたシュン君(アメリカ英語だとションになるだろうけど、みんな彼の事をシュンと呼んでました)という少年に再び会いに行くドキュメンタリーなのだけど、その時にサーフィンの由来はアフリカにあるのかも?という事を検証もしていく旅。女性サーファーのホリー・ベックとサーファーでカメラマンのジョー・カレンも一緒の旅。西アフリカの海岸の沖に浮かぶサントメ島(サオトメ島かと思った。ポルトガル語の日本語化は難しいなー)を目指す。シュン君は今はもう立派な青年の年ごろだなー、まだサーフィンやっているかなーと、最初はドキドキワクワクだったジョージだが、サントメ島の観光化が進んで、シュン君が住んでいた村も壊され観光地となっていた。若干残っていた村人たちに話を聞くと、シュン君はちょうど2日前に別の村に移動したという。急いで追うジョージ。 新しい村ポルトアレグレに到着。他の村では見当たらなかったが、ポルトアレグレではサーフボードを発見。シュン君がいる事を確信する。騒ぎで出てきたシュン君。熱い再会!となる筈が、シュン君どことなく表情が暗い&固い。ならば一緒にサーフィンやろうぜ!と2人で海へ。そこからは打ち解ける。多分、ジョージがシュン君を捜す時に持っていた写真が、チンチ○丸出しのだったから、思春期のシュン君は恥ずかしくて暗い表情だったんでしょうね。察しろ、ジョージ!!ジョージはシュン君とボードを交換してみる。シュン君のボロボロの整備されていないボードでサーフィンをするのは、プロのジョージでも難しかった。如何にシュン君が優れているかを改めて感じる。ジョージは帰りに、じゃあボードをこのまま交換しよう、俺のいいボードを置いていくよと言うと、シュン君のまだ小さい弟が号泣。それは家のボードだ!とボロいボードをキープする事を懇願する。ジョージは、別の比較的に新しいシュン君のボードを貰い、自分のをシュン君に挙げた。弟は誰にもあげないよ!とばかり、小さな体でボロいボードを家に運んでいくのが可愛かった。シュン君のお父さんによれば、彼も物心ついた頃から海でボードを使って遊んでいたという。 サーフィンのプロたちが関わっただけあって、サーフィンの映像を撮るのはやっぱり上手いなと。その角度から来ますか。みたいな。 まあ、サーフィンの発祥はどこかは分かりませんが、海が目の前にある限り、漁師たちはそうやって海と戯れていたのだろう...とは思いました。黒人は泳げないとか言うけど、沿岸沿いの人々は猟師が多いから、黒人だから泳げないって事は無い!と改めて思いました。そしてサム・ジョージが、LAのギャングを追った名作ドキュメンタリー『Made in America / 日本未公開 (2008)』の脚本家の1人と聞いて猛烈に驚いている。私、メモに「デビッド・ハッセルホフに似た老けた男」と書いたんだけど、ジョージ、やるな! (1488本目) |
●● トリビア サーフ雑誌のライターでもあるサム・ジョージ制作のアフリカを舞台にしたサーフィンのドキュメンタリー映画。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1010322/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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