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●● レビュー That's what you get from Wayans!!ライアン(ジェイク・ジョンソン)とジャスティン(デーモン・ウェイアンズ・ジュニア)は、大学を卒業し、2人でLAにやってきたが、まっさく冴えない30歳だった。ライアンは、大学のフットボールで活躍したが、怪我で今は定職につかず、性病のCMのお金で生活していて、近所の子供達に勝手にフットボールを教えて煙たがられていた。ジャスティンは、ゲームソフトのクリエーターだったが、引っ込み思案で中々企画が通らずに雑魚扱いされており、いつも行くレストランのウェイトレスにも声が掛けられなかった。そんな2人が大学の同窓会に行くも、仮面パーティと仮装パーティを間違えて、警察官の仮装で出席してしまう。30歳になるも何も成功していない2人は、落ち込みながらパーティを後にするが、その警官の格好に町の人々が反応し、女性にモテる事を知った2人は、その後も警察の格好でモテまくろうとするが、大きな事件に巻き込まれていたのだった... 80年代から黒人コメディ界を引っ張ってきたウェイアンズ家の次世代デーモン・ウェイアンズ・ジュニア主演。名前が示す通り、『モー・マネー』などで知られるデーモン・ウェイアンズの長男。ジュニアもそんな父の映画『ブランクマン』にてデビュー。オープニングでブランクマンとカラテマンの小さい頃を演じていたのが、ジュニアと次男だ。その頃が懐かしく思う私にしたら、彼の名前を主演で見るというのは感傷的である。まるで自分の子供の学芸会を見守るかのようなのだ。しかし、ウェイアンズ家はやはり違う。学芸会レベルではもちろんない!最初から最後まで笑わせてくれた。いや正直、マーティン・ローレンスの『ブルー・ストリーク (1999)』に似ているかな?とは思うけれど、最後には心スッキリさせてくれる痛快なコメディであった。コメディといえば、バディ、そしてポリス、そして下ネタ... この映画では息ピッタリな凸凹コンビながら2人共にボンクラ、そしてダメなポリスにカッコいいポリス、でも最後にはポリス上げ!そして丁度いい加減の最低で最小な下ネタには笑ってしまう。共演者にも恵まれている。 なんだかんだと笑っているうちに、2人がなんだか好きになってくる。この夏『22ジャンプストリート』がやり残したポリス仕事を、ライアンとジャスティンが見事にやってしまったという感じのスッキリ・ポリス・コメディ!!俺様が法律だ!びっ○ーず!! (Reviewed >> 8/13/14:劇場にて鑑賞) |
●● 100本映画 デーモン・ウェイアンズ・ジュニア主演!となると、行くよね、初日初回とーぜんだよね!と、私に興味がない人はなんのことかさっぱりですわよね。そーですわよね。私は『Mo’ Money / モー・マネー (1992)』を新宿(たぶんミラノ座だったと思う)で見て以来、デーモン・ウェイアンズ(シニア)が大好き!なので22年間、彼のファンであります!!その息子の主演作ですよ、そりゃ、とーぜんだよね!となりますでしょ?こちとら、22年の歳月でデーモン・ジュニアの成長を見守ってきたんだい!『Blankman / ブランクマン・フォーエバー (1994)』の冒頭で、パパのブランクマンとカラテマンの小さい頃を演じていたのが、デーモン・ジュニアと弟のマイク君。ジュニアはカラテマンの小さい頃を演じてましたね。超可愛かったあの頃。そしてティーンになってからは、やはりパパのTVシリーズ『My Wife and Kids』にたまーーーに息子の友達役として出てましたっけ。その後にスタンダップコメディアンになってクラブ回り。そしてパパが始めた『The Underground』でレギュラーに!そりゃ見ないと!って訳で、わざわざショータイムに入りましたよ!なのに1シーズンで終わっちゃった(涙)。その後は皆さんもご存知の『Dance Flick / 最強絶叫ダンス計画 (2009)』にて主演!成長見届けましたよ...ジャスティン(デーモン・ウェイアンズ・ジュニア)とライアン(ジェイク・ジョンソン)は、30歳になったけれど何も成功していない男達である。そうボンクラ。ライアンは大学時代にフットボール選手として活躍し有望だったが、怪我でプロの道を断念。今は、性病のCMに出たお金で悠々自適。近所のちびっ子に勝手にフットボールを教えているが、一人を除いてみんなからウザがられている。ジャスティンは同じ大学に通っていたルームメイトで、2人でLAに出てきた。ジャスティンは引っ込み思案で、ゲームソフト会社に務めているが、自分の意見を通す事は出来なかった。女性にも話しかけられず、気になるウェイトレスにも無理ゲーだった。そんな2人は大学の同窓会に行くが、ライアンが仮装パーティと仮面パーティを間違えて、二人は警察官の格好で行ってしまう。そこで自分達は何も成し遂げていない事に落ち込み、帰路についていたら、町の女性たちがやたらと視線を送り、アタックしてくる!なんでだ?あ、この警察のユニフォームか!と、そのまま警察の真似で女子にモテようとした。気になっていたウェイトレスも、今は警察官ジャスティンに夢中。ならば...と警察の真似を続けてしまう2人だったが、とんでもない事件に巻き込まれていたのだった! と、ありそうで無かった、無さそうで...あった!そうだね『Blue Streak / ブルー・ストリーク (1999)』に似てるよね。こっちは2人で2倍!2倍!(高見山の声で...って誰がわかるんだ?)マーティン・ローレンスは頭の切れる悪党だったけれど、こちらは本当にボンクラの2人。大きなダイアモンドとかかんけーない!ただ女子にモテたいだけ。アホでしょ?もう特にライアンはアホ!アホの極み!!最高だよ。でもこれが意外と話が上手く練られていて面白いんだなー。いや練られているというか、上手く繋げられていて面白いの。で、本物の警察官役にロブ・リグル!最近、私の中でキテいる1人。関係ないんだけどね、元軍人のサクセスストーリーみたいな雑誌の中に彼が紹介されていてびっくり。元海兵隊だったらしいよ。彼は『22 Jump Street / 日本未公開 (2014)』の中ではかなりぶっ飛んでいたね。だから何かやらかすんじゃないか?という期待値が高くてねー。ドキドキしながら見ていたわ。そしてあの「タイム」誌の表紙を飾るなど期待されているコメディ・デュオの「キー&ピール」のKeegan-Michael Key (キーガン・マイケル・キー)も出演!引っ掻き回す役で登場。と、キテいる人ばかりが出演! で、細かいんだけどさ、前はジェイク・ジョンソンが一番主役みたいな感じで扱われていた筈なんだけど、今日オフィシャルサイト見たら、デーモン・ウェイアンズ・ジュニアが一番手になっているね。新しいポスターとかもそう。 いやー、批評家には全く受けてないみたいですけど、面白かったよー!もちろん贔屓は入ってるけど、ウェイアンズ映画でもつまらない時はちゃんと書くでしょ、私。でも贔屓し過ぎた?『ブランクマン』が4.5点なのに、この映画が4.75点になっちゃったよ。『モー・マネー』や『ブランクマン』ほど繰り返し見ないかもだけど、もう早速DVD発売が楽しみな作品なのは間違いない!またすぐもう一回見たいわー!!後はカットされた所も多そうだから、ボーナス映像楽しみ。『ブルー・ストリーク』が好きな人にはぜっーーーたいにおススメ。スッキリ爽快です!ラストが好きです。6月の『22 Jump st』で開幕した夏休みが、この『Let's Be Cops』で終わる。そんな感じでしたかね、今年の夏!今年の夏も笑ったぜよ! >> ブログに書こうと思って忘れた!『Let's Be Cops (2014) http://t.co/lXGZw3zt7Z』では、2人組みで警官(じゃないけど)、それだけで『バッド・ボーイズ (1995) http://t.co/zq7q9sr4ko』を一瞬オマージュっていて笑った。— Lerato An$ (@LeratoAnzjp) August 14, 2014 << 実はもっとネタあるんですが、書き忘れてました...何か次回の機会があると信じて溜めておきますね。 (1266本目) |
●● トリビア 「モー・マネー」等でお馴染みのデーモン・ウェイアンズの長男デーモン・ウェイアンズ・ジュニアが主演のコメディ。ジュニアは父の「ブランクマン」でデビューしている。他にもTVコメディ番組「キー&ピール」のキーガン=マイケル・キーが共演! |
●● その他 |
●● 受賞歴 * The BEST OF SOUL2014 映画秘宝 私が選んだベスト10 2014年度7位 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 * 映画秘宝 2015年 5月号 この映画を観せろ!BEST70!! |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1924435/http://en.wikipedia.org/wiki/Let%27s_Be_Cops Not available from Allcinema |
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