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●● レビュー "Real hero, looks like us"初の黒人メジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの人生を4時間追うドキュメンタリー。PBSにて放送。ドキュメンタリー映画の一人者ケン・バーンズ監督。 ケン・バーンズといえばいつも重厚感のある骨太なドキュメンタリーを作り続けている。2012年の『The Central Park Five』ではその後の主人公たちの運命を変えてしまった程に影響力もある。そのバーンズが追うロビンソンの人生。2夜に分かれて放送。1夜目は生まれからメジャーリーグに入った1年目まで。2夜目はその後。4時間もあるのでさすがに丁寧に描かれている。ロビンソンがジョー・ルイスと軍人時代に仲良くなった話とかは、さすがに有名になる人はお互いを引き寄せるものだなと運命の面白さを感じる。2夜目の後半1時間はロビンソンと公民権運動についてたっぷり語られている。公民権運動系の文献や映像では中々ロビンソンの姿を見つける事が出来ないので、とても参考になった。引退してから新聞のコラムに公民権運動の事や野球の事などを書いていたのが興味をそそられた。 背負っているものが大きすぎた。それをプレーで返した。やはり偉大だ。そしてオバマ大統領やハリー・ベラフォンテという大物が語ると重みが出てくる。このレベルの人々が出てきて語ってくれるのが、ロビンソンという人を一番物語っている。 (Reviewed >> 4/27/16:TV放映にて鑑賞) |
●● 100本映画 PBSで放送されたあのジャッキー・ロビンソンのドキュメンタリー映画。2夜連続で2時間ずつ!=計4時間のど迫力ドキュメンタリー。しかも監督はケン・バーンズ!!アメリカのドキュメンタリー監督の第一線の人。放送中に50の文字があったので、PBSの50周年企画なのかな?と思って調べたけど、PBSは今年で46年。あと4年間「50周年」で煽り続けるのかな?ま、そんな事はどうでもいい!とにかくスペシャルな放送でした。1夜目は、ジャッキー生誕からメジャー1年目まで。2夜目がそれ以降。なのですが、2夜目の最後の1時間は公民権運動家としてのジャッキーでした!公民権運動の文献や映像では、ほぼジャッキーが出てこなくて語られる事がないのでとても興味深い内容でしたよ。文献や映像で出てくる公民権運動家って、ほぼ90%がHarry Belafonte (ハリー・べラフォンテ)。たまにDick Gregory (ディック・グレゴリー)。ジャッキーもかなり献身的に公民権運動に参加していた事が明らかになっておりました。そして奥様レイチェルとの出会いから結婚まで奥様本人が語ってます。1度別れていた事まで。とは言え、やはり大半を占めるのが、ジャッキーとブルックリン・ドジャース、そして野球での人種融合の事。4時間たっぷりでした!となると、もちろんどんな映画よりも内容が濃厚で細かく知る事が出来ます。息子が可哀想だなーと。で、オバマ大統領夫妻が揃って出演して、ジャッキーの事を語っている。それはもうスペシャル感凄い!ナレーションKeith David (キース・デイビット)!滅茶苦茶渋い声で深みが増す。そしてジャッキー自身の言葉は、なんとジェイミー・フォックスが読んでいた!嬉しい!でもそこはチャドウィック・ボーズマンだろ!とも思いました... 『ブラック・パンサー』で忙しいのかな。残念。(1471本目) |
●● トリビア ドキュメンタリー映画作家の一人者ケン・バーンズがPBSにて2夜連続で発表するメジャーリーグの人種の壁を打ち破ったジャッキー・ロビンソンのドキュメンタリー。全部で4時間! |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt5618356/https://en.wikipedia.org/wiki/Jackie_Robinson_(film) Not available from Allcinema |
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