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Cast >>Michael Clarke Duncan (Mr. Hollis), Loretta Devine (Mrs. Inez), Vivica A. Fox (Billie), Ali Liebert (Parker Whitmore), Percy Daggs III (Rack Robinson), Roger Guenveur Smith (Paris) ...
Director >>Robert Townsend
Writer >>Cheryl L. West
Producer >>Messiah Jacobs, Robert Townsend (executive producer)
Genre >>Drama
Country >>USA
Release (US) >>09 / 15 / 2011

 総合ポイント 3.75点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>3

 レビュー
To Ma'am with love
エクストラ(ジョナサン・マクダニエル)は、16歳で母(ヴィヴィカ・A・フォックス)は飲んだくれで、父(ロジャー・G・スミス)は牢獄暮らしで、まだ生まれたばかりの息子とその息子の母に妹と弟と共に母のトレイラーで暮らしていた。地元のギャング6-8に属し、喧嘩に明け暮れていたが、弁護士が地元のチャーター高「Hive」に入れる事に決め、他の3人と共に新入生となった。「Hive」は、アイネス(ロレッタ・ディヴァイン)が校長とコックを務め、ホリス先生(マイケル・クラーク・ダンカン)、NYから来たばかりのウィットモア先生が居た。エクストラは頭は良かったが、環境がそうさせなかったのだった...

コメディ映画で知られるロバート・タウンゼントが監督、そしてオスカーにまでノミネートされたマイケル・クラーク・ダンカンの遺作となった作品である。昔ながらの学園作品である。でも面白いのが、アイネスが校長室ではなく、いつもキッチンに居る所。学校で教える所は教室だけじゃないのだ。母のようであり、お婆ちゃんのようでもあり、そして強い一人の女性でもある。その役にロレッタ・ディヴァインは適役だった。そして理想的な強い父親像を子供たちに見せるホリス先生を演じたマイケル・クラーク・ダンカンも適役過ぎる。
ウィットモア先生が、キューという生徒が書いた宿題に号泣するシーンがあるが、あそこはさすがに観客も号泣してしまう。しかし、最後の最後だけは駆け足過ぎる部分もある。もうちょっとだけエクストラの将来が観たかった。

学園モノの古典的作り。日本ではさすがに銃は出てこないけど、でも青春の形は全世界共通!まあ分かってはいるんだけど、泣いちゃうんだよね!
(Reviewed >> 8/29/13:DVDにて鑑賞)

 100本映画
マイケル・クラーク・ダンカンの遺作なり...レスト・イン・ピース... 最後にハマり役演じてます。先生役なんだけど、あの大きな風格を生かした、みんなのお父さん的な先生なのです。

タイトルの「Hive」はハチの巣という意味。でもこの映画では、特別な学校であるチャーター校の名称。問題のある生徒がそこで集う。実際にノースカロライナにある学校のお話で、実話にインスパイアーされて出来た作品。その「Hive」に新たに集う事になるのが、エクストラとキューとコヴォジエーとラックの4人。エクストラは地元のギャング6-8にも属し、母(ヴィヴィカ・A・フォックス)はアル中で父(ロジャー・G・スミス)は刑務所暮らしで、恋人との間に生まれたばかりの息子がいるという最悪な環境。ラックは色々と小さな悪い事をしてお金だけは持っている。コヴォジエーは、なんと言っても名前がキラキラネーム!日本ではクルボアジェと呼ばれているコニャックからついた名前。お父さんとも疎遠。キューは体が大きく、ノースカロライナから出た事すらない。そんな問題のある4人を「Hive」で待ち受けているのが、ミセス・アイネス(ロレッタ・ディヴァイン)とホリス先生(マイケル・クラーク・ダンカン)だった。ホリス先生は厳しい。大きな体なので、大人顔負けな大きな高校生だって、ぜーんぜん怖くない。彼等が脅したり口答えした所で、「はあ?」的に倍返し!!そんな「Hive」の頭は、ミセス・アイネス。校長室に篭るタイプではなくて、なぜかキッチンに篭るタイプ。パイやコーンブレッドを作りながら、そんな問題のある生徒を見守る。そんな4人とほぼ同時にやってきたのが、若い白人女性の先生ホイットモア先生。ニューヨークからやってきて、ちょっぴり尖がっている。問題のある生徒達と接していくうちに、黒人への偏見も芽生えてしまう。ミセス・アイネスはそんなホイットモア先生も見守る。

という青春学園ドラマ。日本の学園ドラマと同じで、超悪い問題児こそがいい感じに巣立っていくのですよー!加藤優ーー!!という事で、この映画での加藤優ポジは、エクストラという少年。ラックが沖田浩之(R.I.P.地元が一緒!)的かなー。いやちょっと違うかな?逆パターン。最初は味方。コヴォジエーもキューも泣かせるよー。私が金八で一番号泣したのが、加藤優の連行シーンと第五シリーズの兼杉の警察でのカツ丼のシーン。それと同じ位、キューの宿題とコヴォジエーの父親抱きしめるシーンで泣いたわ!

中島みゆきの曲に合わせて優を追いかけないけど、エクストラ(加藤優)の母を演じたのがヴィヴィカ・A・フォックス、好きだったんだよねー。「Independence Day / インデペンデンス・デイ (1996)」とか「Soul Food / ソウル・フード (1997)」 の頃とか、滅茶苦茶綺麗だったよね。あのカスレ声も好き。最近は、色々とやりすぎちゃって、ヴィヴィカおばさんなんてゴシップサイトとかでは呼ばれているけど、そんな彼女の最近のイメージがこの映画ではぴったりでしたね。良い感じでダメ母を演じてますわ。最悪な父を演じたロジャー・G・スミスも上手すぎちゃって!!悪役とか上手すぎるんだよね。なんか本当に長く刑務所に居る囚人ぽいんだよね。やる事もないし、身を守る為にも筋肉いっぱいつけた囚人ぽい。ロジャー・G・スミスにああいう大きさ感じた事なかったから、別人だと思ってました!

そしてこの映画の監督は、私のだーーーーーーい好きなロバート・タウンゼント。「Hollywood Shuffle / ハリウッド夢工場/オスカーを狙え!! (1987)」とか「The Five Heartbeats / ファイブ・ハートビーツ (1991)」とかみたいな胸キュンなコメディ映画が有名だけど、近年はこういう映画も作ってるよね。

マイケル・クラーク・ダンカン様、やっぱり貴方が居なくなってさみしいです...(´・ω・`)ショボーン

 トリビア
「ファイブ・ハートビーツ」や「メテオマン」等で知られるロバート・タウンゼント監督の最新作。マイケル・クラーク・ダンカンやヴィヴィカ・A・フォックスが出演。
ノースカロライナの実在する特別学校が舞台。
第15回アメリカン・ブラック映画祭のオープニングナイトにて、プレミア公開。2011/9/15から全米では限定公開される予定。

マイケル・クラーク・ダンカンの遺作となった。

 その他

 受賞歴

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Last Modified: 2011-07-08
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