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●● レビュー That man bolt!!!!!オリンピックという大舞台で3種目で3大会連続で金メダルという快挙を成し遂げたウサイン・ボルトを追うドキュメンタリー。 ウサイン・ボルト、今最も世界中で誰よりも速い男。金メダルが当たり前のようになっているという、極度のプレッシャーの中で挑んでも、それでもやっぱり金メダルを取ってしまう男。なのに意外とチャラチャラしているという印象ばかりが先行している。が、このドキュメンタリーを見た後では、「あ、やっぱりちゃんと訓練していたんだな」とも思ってしまう。ボルトは、トレーニングと遊びのメリハリがハッキリしていると書きたい所だが、やはりそうでもない。割りと良く遊び、そして練習もちゃんとする。遊んで怪我しちゃう事もある。でもガトリンの事は、とてもライバル心を持っている。というか、ガトリンがちょっかいを出してくるので、イラついているという方が正解かも。ガトリンの方が何も言ってこなければ、恐らくボルトはライバルとも思っていないと感じた。2002年の15歳当時の走りを見れたのが新鮮。あどけなさが残りまくりで魅力的。下手な歌とかも披露しちゃっている所もボルトらしい。 ドキュメンタリーらしいカメラが被写体を追うという映像ではなく、ボルトが直接自撮りのような形で告白していく映像が多いのが特徴的。でもそれはボルトの告白というよりも、ボルトのボヤキという印象。こういう所全て含めてがボルトの魅力。 (Reviewed >> 12/14/16:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 世界一の俊足ウサイン・ボルトのドキュメンタリー。オリンピック3種目3大会連続金メダルという快挙を成し遂げた男。しかも一番それを達成するのが難しいであろう100m走と200m走と4x100mリレーという3種目。私の世代ですと、オリンピック=カール・ルイスな訳ですが、あのカール・ルイスだって100mで3大会連続金メダルは達成できなかった。短距離走としては、背が高過ぎて身体に恵まれていないと言われているけれど、ウサイン・ボルトはそれを跳ね除けた凄い男。だけど、普段の派手な言動や行動の方がクローズアップされてしまっている感が凄くある。このドキュメンタリーは2015年の8月位から、今年2016年のオリンピック大会までという短いスパンで主に追っている。ボルトは良く遊ぶ。しかも派手に遊ぶ。今回のオリンピック後の派手な遊びもタブロイド誌を賑わせていた。遊び方が派手過ぎで、正直こちらも笑ってしまう程。しかし、ああいう記録を出してしまう。もちろん、ああいう記録を出せる程の練習もしている。優れたアスリートに多い、遊びと練習・試合をキッチリメリハリつけて...というタイプでも全然ない!遊びで怪我してしまう事すらある。プロとして失格と言いたい所だけど、本番では凄いので、やっぱり凄い選手。天性なのか、何なのか?とても掴みどころのない選手なのは確か。天才なのか分からないけれど、とにかく型にハマっていない選手というのは確か。この映画でも、Rケリーの曲を歌ったり(ハッキリ書くと下手)、彼女や友人とリラックスしている風景があったりと、掴みどころが全くない。ライバル視されているジャスティン・ガトリンとの口争も面白い。ボルトはハッキリ言ってガトリンの事は「別に」と位しか思っていなさそうなのが面白かった。 でも、最初の試合の前はド緊張したり、あのマイケル・ジョンソン(ボルトの前の200m世界記録保持者)に相談していた事も明らかになったりと、割りと普通な人間的な所が見られる。そしてコーチのグレン・ミルズの大らかな人柄も、確実にボルトの記録更新へ一役買った事が分かった。このコーチ、見た目も中身も仏さまだよ。単なる鬼コーチだったら、ボルトは続かなかったかも。ボルトの性格を把握していて、結構良い所を突いてくる。 裏切らないボルトぷりが分かるドキュメンタリーです。 (1515本目) |
●● トリビア 金メダリストのウサイン・ボルトのドキュメンタリー。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt4647900/Not available from Wikipedia http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=358771 |
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