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Cast >>Victor French (Dr. Andrew Cunningham), Janee Michelle (Lorena Christophe), Jean Durand (Thomas Pettione), Mike Evans (Phillippe Wilette), Xernona Clayton (Harriet Johnson) ...
Director >>Ron Honthaner
Writer >>Mildred Pares
Producer >>Ray Storey
Genre >>Horror
Country >>USA

 総合ポイント 4点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>4

 レビュー
Voodoo Child... I stand up next to a mountain...
アトランタにあるスカルマウンテンの上にそびえ立つ一軒の家。そこにはポーリン・クリストフ(メアリー・J・トッド・マッケンジー)が執事のトーマス(ジャン・デュラン)とメイドのルエット(エラ・ウッズ)と共に住んでいたが、自分の死期を感じたポーリンは、牧師に手紙を出すように頼んだ。出した相手は自分の子孫のロレーナ(ジャニー・ミッチェル)とフィリップ(マイク・エバンス)とハリエット(ザノーラ・クレイトン)アンドリュー(ヴィクター・フレンチ)がスカルマウンテンに集まったが、奇妙な事が起こっていく...

ヴードゥ系のホラー映画である。ブラックスプロイテーションに思い入れの無い人は、この映画を出来た年代と黒人が主役というだけでブラックスプロイテーションに影響を受けたとか言う。どこをとってもブラックスプロイテーションに影響なんか受けていない。どちらかと言うと、オーソドックスなホラー映画である。この映画の面白さは、トーマス役の男性とお婆ちゃんを演じた女性にある。トーマスは独特のしゃべり方がなまめかしく艶がある。男性に使えるか分からないが、一言で言えば妖艶なのである。そしてお婆ちゃん、これは映画で見て欲しい。凄い。迫力が違う。

なぜか黒人のホラー映画には多いヴードゥ系。そのヴードゥ独特の艶のある映画。内容は割りと王道なホラー映画の上で語られる悲しい歴史物語でもある。
(Reviewed >> 4/27/11:DVDにて鑑賞)

 100本映画
ブラックスプロイテーション真っ只中に作られたホラー映画だけど、ブラックスプロイテーションとはちょっと違う不思議な作品。でもオール... いやオールモストオール黒人キャスト。アトランタにある架空のスカルマウンテンで起きるホラー事件。ホラーというか、黒人のホラー映画にありがちなヴードゥ系。でも侮ることなかれ!割りと面白い。ハイチとか奴隷とかそういう長く悲しい歴史が絡んでくるのですよ。先に書いたようにブラックスプロイテーションの要素は殆どゼロ。マイク・エバンスが演じた男だけは、ちょっとだけブラックスプロイテーション臭が漂う。マイク・エバンスは70年代のヒットシットコム「ザ・ジェファーソンズ」の息子役で有名。70年代の「グッド・タイムス」とか「ザ・ジェファーソンズ」とかで知られる凄腕白人TVプロデューサーのノーマン・レアの作品に出演していた事が多い人。でもこの人はあんまり出ないので、ブラックスプロイテーションぽくないです。でも主人公のジャニー・ミッチェルは綺麗!マーヴィン・ゲイの娘ノナ・ゲイとかに雰囲気似てる。って事は私の好きなタイプの女優さんですわね。写真が小さくなったので、こちらでどうぞ御覧くださいませ

物語はスカルマウンテンにひっそりと暮らしているポーリンお婆ちゃんが亡くなったので遺産などの事もあって、お婆ちゃんの遺言で残っている子孫がスカルマウンテンに集まるのです。お婆ちゃんは執事やメイドが居る程の資産家。集まった孫やひ孫達は、自分の祖先も集まった従兄弟たちの事も知らなかった。そこから奇妙な事が起こっていきます。お婆ちゃんは最高でしたねー。このお婆ちゃんがヴードゥを操る事が出来る。そして執事のトーマスもブードゥが出来る。この2人が最高でしたね。トーマスはかなりセクシーな感じで、男性だけど妖艶。ちょっとカリビアン系の訛りがあるのもいい。そして集まってくる孫の1人にザノーラ・クレイトンが居る。彼女は女優としてよりも、公民権活動家としての方が有名。キング牧師の下でSCLC(南部キリスト教指導者会議)でも活動。今はトランペットアワードという賞を開催している人でもある。なんでこの映画に出ていたのかは謎。

ヴードゥだと踊るよねー。ドラムのリズムでみんな踊るよねー。仕方ないよね。まあオーソドックスではあるし最後もバレバレだけど、ブラックスプロイテーションぽくないし、主人公の女性は綺麗だし、見ても損はない。ただスカルマウンテンの絵は確実にアニメでしたね。でもあの当時では中々出来た作りだと思う。でも途中のアトランタデートは要らないねー。爽やか過ぎる。あれがもっとB級なブラックスプロイテーションなら、エロエロしいんでしょうけど...

 トリビア
ヴードゥ系のホラー映画。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0071629/
http://en.wikipedia.org/wiki/The_House_on_Skull_Mountain
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Last Modified: 2011-03-15
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