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●● レビュー Reality Bites?1994年に数々の賞に輝いた伝説的なドキュメンタリー映画「フープ・ドリームス」。あれから13年経った2007年、あの時に夢を追いかけていたアーサー・エイジーが今度は現実を追いかける... 「フープ・ドリームス」は衝撃的だった。スティーブ・ジェームスが何年も掛けて夢を追う少年達を追い続けたあの映像... 彼等は見事にカメラの前で成長を見せていた。見た事がある人にとっては忘れられない少年達の姿。未だに彼等は何をしているんだろう?とふとバスケットの試合を見ていると思う事もある。その少年の1人だったアーサー・エイジーがカメラの前に戻ってきた。「夢」を挫折した青年の顔である。少し傷ついた表情を浮かべながらも、今度は夢を追いかける少年の手助けをしている。自分が卒業した高校の後輩がやはり、あの時のアーサーのような夢を抱き、そして一歩近づこうとしているのがパトリック・ビバリーだ。あの頃のアーサーよりも頼りなさを感じる。しかし才能はある。チームのリーダーとして得点王として頑張っている。しかしあの時のコーチはもう居ない。新しいコーチの元で彼等はまたアーサーが居た時のように州のチャンピオンシップに挑戦しようとしていた。アーサーは後輩の彼等に訴える。「運命は自分で決めるものだ」と。 パトリックはアーサーやコーチや母親等の支援により、アーサーよりも夢を一歩近づける。しかしコーチやアシスタントコーチ等の話を聞かなかったパトリックは、やはり夢を叶えながらも挫折する。アーサーもパトリックも前とは違う別の希望を持って前とは違う顔をして生活している。 現実は厳しい。誰もが知っている事だ。才能がありながらも成功した人と失敗した人の差は何なのか?そこがこの映画からは分からないのも現実なのかも知れない。夢を叶えられなかった男達の表情こそが現実的だ。 (Reviewed >> 11/15/09:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 1994年に公開され話題となったバスケットボールのドキュメンタリー映画「フープ・ドリームス」の大まかな続編。監督はスパイク・リーの下で修行していたリー・デイビス。 「フープ・ドリームス」はアーサー・エイジーとウィリアム・ゲイツの2人を追っていたが、今回はアーサー・エイジーとその後輩のパトリック・ビバリー。ウィリアム・ゲイツは出ていない。2007年には完成し映画祭でも公開しているが、実際に公開されるようになったのは2009年から。DVDも2009年から発売された。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0803005/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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