Honey / ダンス・レボリューション (2003)

●^●　総合ポイント　2.75点／5点満点中

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●^●　レビュー

付け焼刃。

取ってつけたような話だ。元々ミュージックビデオの監督のビリー・ウードラフが、そのミュージックビデオの裏話的な物語を撮るっていうのは、面白いかもしれないけれど、すぐに物語が簡単に読めてしまうのが残念。2代目「フラッシュダンス」的。こちらは、主人公の夢が挫折しても、またすぐに違う夢に向かえるのが面白い。しかしその話しも付け焼刃的。

ブラックでないジェシカ・アルバをわざわざブラックに仕立てなくても良かったのでは？と、隣にいる魅力的なジョイ・ブライアントを見ると思ってしまう。ジェシカ・アルバのダンスの腕も付け焼刃だったし。もっと上手に踊れて魅力的な女優も探せた筈。有名税を利用した点で物語の面白さが半減している気がした。

ダンスのシーンは、さすがにミュージックビデオ監督のビリー・ウードラフの上手さで、最新の音に乗っていていいのだけれど、一度台詞が始まると、一瞬にして物語がスローになる。

「ハニー」なんて名前が可愛いし、主人公達のファッションも可愛かったけれど、結局はミュージックビデオを見ている感覚にしかなれなかったのが残念。同じビリー・ウードラフなら、ネリーの「Hot In Herre」の方が面白かったかも。

(Reviewed >> 3/1/05)

●^●　トリビア

ミュージックビデオ監督のビリー・ウードラフが監督した作品。そのミュージックビデオの裏側のストーリー。プロデューサーも、元音楽レーベルのアップタウンの社長だったアンドレ・ハレル。
主演は、日本でも「ダークエンジェル」で人気のジェシカ・アルバ。共演には、「8マイル」のメーキー・ファイファー、「Antowne Fisher／アントワン・フィッシャー」のジョイ・ブライアント、「マルコムX／Malcolm X」のロネッテ・マッキー、ラッパーのリル・ロメオ等。ミュージシャンのミッシー・エリオットや、トゥイート、ジュニワイン等も出演している。

●^●　サウンドトラック

1. Hurt Sumthin - Missy Elliott
2. I'm Good Listen
3. Gimme the Light - Sean Paul
4. React - Erick Sermon
5. Leave Her Alone - Nate Dogg
6. Ooh Wee - Nate Dogg
7. It's a Party
8. Thugman - Missy Elliott
9. Now Ride - Fabolous
10. J-A-D-A - Jadakiss
11. Think of You - Amerie
12. Closer - Goapele
13. I Believe - Yolanda Adams

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