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●● レビュー Heart Conditionシドニー・ザッカリー(ウッド・ハリス)はマイアミの病院で働きながら、夜はスタンダップコメディアンとして活動し、マイケル・クライトンのような作家を目指していた。魅力的な彼女であるドナ(ゾーイ・サルダーニャ)も同じ病院でアシスタントをしながら、画家を目指していた。そこにインターンでやってきたのが、ハーバード大卒のハワード(ブライアン・ホワイト)だった。シドニーはハワードに病院で生き抜くコツを先輩として教えていくのだった。シドニーはとある理由があって、スタンダップコメディアンをしていたのだったが、その秘密を知るのはドナだけだったが... 2006年に制作され、なぜか2011年に劇場公開された。「なぜか」は、やはり「アバター」で有名になったゾーイ・サルダーニャの影響である。監督・脚本・制作を担当したデニス・クーパーは、元々医者で「シカゴ・ホープ」等のTVの医療ドラマにアドバイザーとして参加していた人である。なので中々面白い病院の裏側が伺える。やろうとしている事は本当に理解出来る。内容は面白い。ただもうちょっと上手くやれば、もっと面白かったと思う。最後に畳み掛けるように明かされる様々な事が、面白い。でもそこに行くまでが長かった。様々なカメオ出演も面白い。名女優のマーラ・ギブスは見ものである。 脚本や演出がもっと磨かれたものだったら... もっと刺激的な映画になったに違いない。 (Reviewed >> 1/14/12:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 2006年に制作されていたインディペンデント映画。それがなぜか去年突如劇場公開。まあ、ゾーイ・サルダーニャが出演していたから、彼女の名前を使って劇場公開した訳なんです。やりたい事は伝わっていて、それが見事に出来ていたら、凄く成功していたと思う。という事は、出来てないって事なんですね。なんともチープな感じ。でも最後に種明かしがどんどんされていく所から面白くなりますね。でも最後の10分位だけど。ゾーイ以外にも色んな人がカメオ出演していたりします。「The Meteor Man / スーパーヒーロー・メテオマン (1993)」等のベテラン女優のマーラ・ギブスは、やる気満々のエロいお婆ちゃんを演じてます。そのマーラに迫られる医師が「The Five Heartbeats / ファイブ・ハートビーツ (1991)」とか「Cool Runnings / クール・ランニング (1993)」とかのレオン。BETの音楽番組「106 & Park」の司会者テレンスJとか、ジェイダ・ピンケット=スミスの弟だか兄も出てたし、「Harlem Nights / ハーレム・ナイト (1989)」のジャスミン・ガイ、ウータン・クランのメソッド・マン、「The Brothers / 日本未公開 (2001)」のジェニファー・ルイスとか、まあ沢山。監督は、白人らしいが元々医者。なのでこの映画も病院の医者とインターンが主人公。なんでもTVシリーズの「シカゴホープ」とかの医療アドバイザーをやっていたらしい。なんでまた黒人向けの映画を作ったのかが知りたいですね。面白い。主役はウッド・ハリスとブライアン・ホワイト。ウッド・ハリスが先輩医師。ブライアン・ホワイトはハーバード大学を卒業したインターン。ウッド・ハリスが色々と教えていくのです。その病院でどのように生き残るかを。少し生き抜きするのも必要なので、ウッド・ハリス演じるドクターZと呼ばれているザッカリーは、隠し部屋を持っている。隠し部屋というか、誰も使っていない部屋を自分の個室として使っている。そしてブライアン・ホワイト演じるハワードはモテモテのインターンですな。ゾーイはウッド・ハリスのプラトニックな彼女。まあプラトニックなのには訳があるんです。ウッド・ハリス、今回は前回に比べて良かったですが、やっぱり医者には見えないよね。 (0954本目) |
●● トリビア 2006年に製作されたインディペンデント映画だが、2011年に突如劇場公開が決まった作品。「アバター」で人気になったゾーイ・サルダーニャや、ウッド・ハリス、ブライアン・J・ホワイトが主演。名女優マーラ・ギブスやシンガーのマイア、ラッパーのメソホッド・マン、司会のテレンスJ等が出演。 オリジナルタイトルは「Ways of the Flesh」。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0455841/http://en.wikipedia.org/wiki/The_Heart_Specialist Not available from Allcinema |
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