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●● レビュー I am not throwing away my shot♪(Reviewed >> 10/2/20:VODにて鑑賞) |
●● 100本映画 ただ観て感じるだけじゃない、何より楽しい『ハミルトン』こんなに話題になった舞台は聞いたことがないというくらいに、話題になった舞台を撮影し映像化した作品。当初は、劇場公開が予定されていたが、新型コロナウイルスのせいで残念ながらディズニー+にて、配信となった。アメリカ建国の父アレクサンダー・ハミルトンの生涯を通じて、アメリカ建国時代を描いたミュージカル。リン=マニュエル・ミランダが製作。 1776年、アレクサンダー・ハミルトン(リン=マニュエル・ミランダ)がニューヨークに移住。ハミルトンは、アーロン・バー(レスリー・オドム・ジュニア)と出会い、そしてジョン・ローレンス(アンソニー・ラモス)、ラファエット(ダヴィード・ディグス)、ハーキュリーズ・マリガン(オキエリエテ・オナオドワン)と知り合い、革命について語り合うようになる。ジョージ3世(ジョナサン・グロフ)が権力を維持していたが、ハミルトンがジョージ・ワシントンの副官として昇進する。ハミルトンは、スカイラー姉妹の次女イライザ(フィリッパ・スー)と結婚するが、イライザの姉アンジェリカ(レネー・エリース・ゴールズベリー)がハミルトンに密かな恋心を抱いていたが、ロンドンに旅立つ... こんなに楽しく歴史を学べるなんて! というミュージカルです。年号を覚えるだけの歴史はつまらないけれど、これなら歴史が好きになれる。建国時代のアメリカって詳しくないけれど、なんだか詳しくなれた。ディベートをラップバドルとして描いている。そのラップバドルの使い方が秀絶。そしてキャラクターの肉付けが素晴らしい。出てくる度に面白かったのがジョージ3世。憎たらしいんだけど憎めない感じは、『サタデー・ナイト・ライブ』でジョージ・W・ブッシュをやっていたウィル・フェレルを彷彿させている。同じ「ジョージ」だし。あと、何と言っても「歌」も主役。レスリー・オドム・ジュニアは前々から歌わせると泣かせるなーと思っていたけれど、今回も最高。ダヴィード・ディグスも飄々としていて良い。特に、トーマス・ジェファーソンの時のキャラが際立っている。 と、このミュージカルを通じて、歴史上の人物に触れた気がして好きになり、そして大事なこと、学べるということだ。歴史は、確実に現在に何かを伝えてくれている。 (1770本目) |
●● トリビア 2015年にブロードウェイにて上演され、トニー賞のノミネーション数の記録を破り、オバマ大統領も絶賛した、アメリカ建国の父アレクサンダー・ハミルトンの生涯を描いたミュージカル舞台を映像化し、映画化された作品。当初は、10/15からの全米劇場公開が決定していたが、新型コロナウイルスの影響でディズニーが始めたばかりのディズニー・プラスより7/3に配信開始となった。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks from Amazon.co.jp |
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●● インフォサイト https://www.imdb.com/title/tt8503618/https://en.wikipedia.org/wiki/Hamilton_(2020_film) https://www.allcinema.net/cinema/373169 |
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