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●● レビュー "Let's move! The world ain't saving itself!"G.I.ジョーの基地が奇襲攻撃を受けてほぼ全滅した。ロードブロック(ドゥエイン・ジョンソン)とフリント、そしてジェーンの3名だけが、何とか生き残ったのである。3人は大統領が以前と違う事を突き止めた。そして彼等にとって、どこかに居るであろうスネークアイズ(レイ・パーク)だけが頼りだった。そして引退していたジョー・コルトン将軍(ブルース・ウィリス)に助けを求めたのだった。 前作とは全く趣が違う「G.I.ジョー」映画。監督もキャストもほぼ一新。前作からチャニング・テイタムが出演しているが、今回の主役はドゥエイン・ジョンソンと言っていいだろう。彼の出演によって、前作よりも筋肉ぽいゴツゴツしたアクションが増えたのが良い。しかもジョンソンの独特のユーモアとクールネスも増えた。そしてレイ・パークの目を見張るような崖のロープでのシーンは圧巻だ。あれの為にこの映画があると言ってもいい程。イ・ビョンホンも相変わらず脱いでいる。どうせ脱ぐならつけなきゃ良いのに!とは言え、相変わらずのつまらぬプロットだった。 このような絶対にフランチャイズされるような映画で主役を張ったからと言って、レギュラーになれる訳じゃない!という、ハリウッドのキャスティング事情の方が、G.I.ジョーが挑んだ戦場よりも過酷!痛々しい。 (Reviewed >> 3/29/13:劇場にて鑑賞) |
●● 100本映画 いやー、キビシイ!何がって、キャスティングですよ。前作は失敗作とレッテルを貼られていて、そのせいでマーロン・ウェイアンズが最初から出ない事は知っていたけれど、チャニング・テイタムは堂々主役で残ると思ってましたよー。いやー、キビシイ!今回の主役は完全にザ・ロック様でしたね。あんな風になるとは思わなかったー。ザ・ロック様は、今じゃ「続編成功請負人」みたいに言われている。ちょっと下降気味だった「Fast Five / ワイルド・スピード MEGA MAX (2011)」をヒットさせ成功させたからね。なのでこの映画も請け負ったんだと思う。確かにザ・ロック様が加わった事で、前回全くなかったアクションの基本でもあるマッチョイズムが増えたのは確か!迫力あるアクションがザ・ロック様のお陰で倍増していた。というか、ザ・ロック様のルックスが理想的な特殊部隊の軍人。あんな人が居たら、確実にアメリカ軍は安泰だと思われ、国民も安心する。ビンラディンだろうが、北朝鮮の2ブロックの若造(ってか、あいつまさかのEmoなの?)だろうが、Just Bring it!!ジャブローニである。まあ今回の見所は、スネークアイズ役レイ・パークの崖でのロープのアクションシーン。あれは圧巻ですわ。ハラハラドキドキ感とか高揚感とか最高。もうスネークアイズ5割、ザ・ロック様のジャブローニアクション5割でいいんじゃね?と思ったんだけど、さすがにそうはいかないらしい。新しいキャラクターのジェーンの女スパイ作戦みたいなのもあったり、後はなぜか前作から引き続き出ているイ・ビョンホンの上半身見せたがりアクションとかもある。忍者のくせに、正体ばらすのが好きらしい。絶対に外さないマスクマンのスネークアイズとは大違い。いちよう白いマスクみたいのを被るシーンがあるんだけど、すぐ外しちゃうからね。そしてフリント役の人も印象薄い!女性には奥手キャラとか意味不明で面白くない!ジェーンは綺麗だったけど、おでこのぷっちを押したくなる。 まー、笑ったのがRZAね。完全に「The Man with the Iron Fist / アイアン・フィスト (2012)」モードのまま!「シャペル・ショー」で、アジア人にトレードされたウータン・クランだけど、完全にトレードされたまま!今回の役は日本人でしょ!笑った。でもRZAの役は割りとこの映画のプロットに絡んできますわよ。出番はあんまり無いのが残念ですけど!! とはいえ、あの「続編成功請負人」のザ・ロック様でも、この作品までは救えなかったかなー。いやでもアクションシーンとかは前回と比べて良い。それなりに楽しめる映画ではある。でもまたお金払って見るか?と聞かれたら、答えは...Shut your mouth!!はい、もう完全に「レッスルマニア29」モードです!!あーでもPPVかぁーーー!!この日だけは、某所に戻りたい!!2ブロックに狙われている某所は、WWEの好意で特別に無料なのよ。WWEはアメリカ軍にフレンドリーなのよ。 (1102本目) |
●● トリビア 「G.I.ジョー」の2作目。前作に出演していたマーロン・ウェイアンズとアドウェール・アキノエ=アグバエは出演しないが、その代わりにドゥエイン・ジョンソンとRZAが出演する。 全米公開日が3Dに対応するために6/29/2012の公開から、3/29/2013に変更になった。 日本での公開日が8/10/2012から6/8/2013に変更。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1583421/http://en.wikipedia.org/wiki/G.I._Joe:_Retaliation http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341958 |
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