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●● レビュー I just don't understand why De Niro and Whitaker were in this garbage.マロ(50セント)は友人2人と共に麻薬取引の罪で逮捕され、刑務所に入った。出所後はその友人と共に警官になった。亡くなったマロの父親(アンドレ・ロヨ)が警官だったのもある。警官1日目に、父の元相棒ジョー・サルコーン(ロバート・デ・ニーロ)がやってきてチームに入って欲しいと言われ快諾する。サルコーンはベテラン警官のラルー(フォレスト・ウィッテカー)をマロの相棒に選ぶ。しかしサルコーンのチームは腐敗した警官達が集まる所で、マロもそのチームに染まっていく中で、父親の死の詳細も明らかになっていく。 なぜか俳優業に真剣になっちゃってる50セントの制作会社が制作したクライムアクション映画。そしてなぜかオスカー俳優の名優ロバート・デ・ニーロとフォレスト・ウィッテカーが出演しちゃっている。なんで出演しているのか全く理解出来ない程の普通のクライム映画。フォレスト・ウィッテカーの腐敗した警官の名演技はかなり無駄。こんな映画でも全力で演技するウィッテカーはいい人なのかもしれない。せめてデ・ニーロみたいに力加減してくれた方が良かったかも、と思うほどに、いつまで経っても演技が上手くならない50セントが主役では見所もない。「トレーニング・デイ」を真似た後味悪い映画。意味のないエロシーンも多すぎる。 ブラックスプロイテーションの末期を思い出す。フレッド・ウィリアムソンが出ていた系の映画を思い出すが、ウィリアムソンには本当にカッコいい愛すべき部分があったけれど、50セントにはそこまでの演技力とか愛すべき部分が欠如してるんだよね。残念ながら。 (Reviewed >> 09/09/12:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 50セントに魅力を感じた事はない。ラッパーとしても俳優としてもイマイチ好きになれない。「Things Fall Apart / 日本未公開 (2011)」はまあまあだったけど、やっぱり彼の演技力の未熟さがあった。今の50セントは80年代後半のフレッド・ウィリアムソンを思わせる...とは感じている。70年代はブラックスプロイテーション映画のヒーローとして飛ぶ鳥を落とす勢いのあったフレッド・ウィリアムソン。そのウィリアムソンは80年代に入ると、イタリアに渡ってチャック・ノリスのパロディのような訳分からない映画を沢山作っていた。50セントもさ、ラッパーとして認められたのに、映画では自分で制作会社まで設立したのに訳分からない映画ばかり作ってる。どうせ面白くないだろうなーって最初から分かってしまうような映画ばかり。他の作品は無視したけど、さすがにこれはフォレスト・ウィッテカーとしかもロバート・デ・ニーロが出ていると聞いて、気になってしまった。嗚呼、気にならなければ良かったのに...輪廻ですかね。自分が小さい時に亡くなった父親と同じく50演じるマロも警官になる。そして自分も父親と同じく腐敗へと染まっていくのだけど、父親が亡くなった本当の理由を知り...と、まあ映画では普通な設定。ロバート・デ・ニーロがマロの父の元相棒役で、フォレスト・ウィッテカーがマロを指導するベテラン警官。どちらも悪役っす。フォレスト・ウィッテカー演じた警官がこれまた悪いんですわー。多分「Training Day / トレーニング デイ (2001)」のデンゼル・ワシントンが演じた役よりも悪い警官!!多分フォレスト・ウィッテカーの役が主役の映画だったら、アカデミー賞ものですよ。最後とか滅茶苦茶カッコいい。でもさ、主役は50セント。父親への愛とか全く感じないのですよ。彼の演技からは。しかも無駄に50のトレーニングシーンとか、エロいシーンが挟んであるので、散乱した映画ですわ。こんな映画で名演技を披露しているフォレスト・ウィッテカーの人の良さだけが際立ってますわ。 (1028本目) |
●● トリビア 「ソウルプレイン」のジェシー・テレロが監督したロバート・デ・ニーロ、フォレスト・ウィッテカー、50セントが共演のアクション映画。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1815708/http://en.wikipedia.org/wiki/Freelancers_(film) http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344093 |
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