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●● レビュー "Snitches get stiches"(Reviewed >> 2/25/17:劇場にて鑑賞) |
●● 100本映画 アイス・キューブが居る教室『Fist Fight』人をただただ威圧する10時10分眉で中肉中背アイス・キューブ。学生時代は確実にイジメっ子だった男だ。でも意味もなく己のストレス発散の為のイジメとか、そんなちゃっちい事はしないタイプで、自分よりも強そうな相手に勝つ事を楽しむ昔ながらの番長タイプ。オラオラ人生。と勝手に我々は見た目だけで推測してしまうが、本人は『Straight Outta Compton / ストレイト・アウタ・コンプトン (2015)』でも描かれていたように、ラップのリリックを一生懸命ノートに認めていたタイプ。大学まで入学しているので、結構出来る男。そんなアイス・キューブのイメージと現実をごっちゃにしたようなコメディで、夏休みに入る終業式の日に気の弱い国語教師キャンベル(チャーリー・デイ)のせいで、生徒からも先生からも恐れられている歴史教師ストリックランド(アイス・キューブ)がクビになってしまい、放課後に決闘(Fist Fight)を申し込み、学校中で「キャンベル完全にオワッタ」となってしまうコメディが『Fist Fight / 日本未公開 (2017)』。 この高校の生徒たちが、まああーーーーあああーーー悪い。アメリカのこの手の学校コメディにはありがちなんですが、実際には見た事ないわー。生徒たちのイタズラが結構面白い。凝っている。そこに頭使えるなら...って思ってしまう。アメリカのバカ学園コメディのイタズラが好きな人系には、たまらない映画。あと小ネタがたまらない。国連になっている教室でのイランvsイスラエルとか、歴史教師(キューブ)のケン・バーンズネタとか。そしてアイス・キューブネタも多い!この映画が中々面白いのは、やっぱりアイス・キューブのいじめっ子キャラとチャーリー・デイのいじめられっ子キャラが際立っているから。ポスターだけでキャラがすぐに分かるもん。アイス・キューブが斧とかバット持っているだけでゾクゾクして面白いもん。You better check yo self before you wreck yo self... それにしても、アイス・キューブが歴史教師だったのが最高だった。思えば、アイス・キューブやパブリック・エナミーのラップは私にとっての教科書代わりで、教科書とにらめっこして暗記するのは超苦手だったけれど、アイス・キューブやチャックDの言う事はすぐに頭に入ったもんです。辞書で英単語を調べ、そして彼らが言っている事の内容を勉強する。楽しい高校生時代でしたよ。こんな大人になりましたけど。今でもアイス・キューブとチャックDは私の先生。社会勉強。キューブは裏社会の勉強も出来る。ここでも書いたけど。 アイス・キューブが居る教室、それは確実に楽しくて思い出になる授業。 (1531本目) |
●● トリビア アイス・キューブ主演。『モンスター上司』のチャーリー・デイと共に繰り広げる放課後の一世一代の殴り合い!な、コメディ。TVシリーズ「It's Always Sunny in Philadelphia」のリッチー・キーンが監督。デニス・ヘイスバート、トレイシー・モーガン、キム・ホイットリーが共演。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 * 映画秘宝 2017年6月号にてブラックムービー最前線に本作について寄稿。(4/21/17) |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt3401882/https://en.wikipedia.org/wiki/Fist_Fight http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=364073 |
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